異議に答える:『コレクト、ただしポリコレにあらず――なぜ同姓婚は万人を害するのか』(フランク・チュレック)からの抜粋
Extract from Frank Turek, Correct, but not Politically Correct: Why Same-Sex Marriage Hurts Everyone, http://archive.is/6wJsG
「同姓婚を妨害する差別は偏狭だ」
「いいや、それは同姓婚が有害である一方で自然婚は健全かつ有益であるという証拠に基づいた健全な判断である」
「でも同性愛者カップルは異性愛者カップルと同じだけ養育できるぞ」
「研究は平均的には同性愛者カップルがはるかに拙い安全を子供たちに提供すると示す。 児童発達にとって家構造は最も重要な要素であり、父と母は最善の構造を構成すると証明されている」
一.平等権はどうなる?
1 同性愛者はすでに「結婚」できる。私的な結婚式で忠誠を誓い合える、いつでもできる。しかしその関係性を国家に承認される権利をもたない。
2 万人が同じ規則に従っている。我々はみな異性と結婚する同じ権利をもち、政府にそれを認識させる権利をもつが、同性愛者はその選択を好まないから特別な権利を要求する。
3 もしも我々が同性愛者に特権を授けるならば、複婚や近親婚のような社会的に不健全で破壊的な願望を互いに合意する成人に対し、いかなる根拠でそれを否定できるのか。
二.憲法に差別を入れるな
1 遅すぎる――すでにそうなっている。事実、すべての法律が差別するが、人格(person)にではなく行動に対しての差別であり、正当な理由があってのことである。たとえば、
1.1 第一修正条項は彼らの宗教を我々に押し付けようとするイスラム教徒(行動)を差別するが、人格としてのイスラム教徒に対しては差別しない。
1.2 第十三修正条項は奴隷を取る事業家(行動)を差別するが、人格としての事業家に対しては差別しない。
2 同様に、現行の婚姻法は我々の間の同性愛者と複婚者、重婚者、姦通者、近親婚者の行動を差別するが、人格としての彼らを差別してはいない。
3 法律は市民を有害な行動から、その動機にかかわらず、保護しなければならない(すなわち、性感は有害な性行動を弁明しない)。
三.でも同性愛者は黒人と同じ少数派階級だ
1 同性愛者は人々の階級ではないし、異性愛者も違う。我々は男性か女性かであり、同性愛者か異性愛者かではない。
2 あなたは元同性愛者を幾らでも見つけらる。元アフリカ系アメリカ人を発見することはない。
3 同性愛行為を犯すことは肌の色やジェンダーと同じではない。同性愛行為は有害である。肌の色やジェンダーは違う。(願望は選択されないにせよ)性行動はつねに選択される。
4 この論点は人々に対する差別ではなく人々の潜在的に有害な行動に対しての差別である。すべての法律が行動を差別する(第三を見よ。)
四.同性愛者はそう生まれたんだよ
1 それは設計に訴える議論で、逆火を起こす。同性愛者は男性か女性かにも設計されている(「生まれる」)からだ。ではなぜ、彼らは身体の設計ではなく願望に従うべきなのやら。願望に従い損ねるのは不快かもしれないが、身体の設計に従うのを怠るのは致命的でありうる。
2 同性愛願望の源泉は決着していない。しかし、たとえ遺伝的要素があったとしても、(とはいえ同性愛者は生殖しないのにその遺伝的要素がどう受け継がれるのか訝しいが、)願望は行動を弁明しない。
3 同性愛志向は行動を道徳的に正しくするわけではない、ちょうど子供志向が小児性愛を道徳的に正しくしないのと同じである。暴力志向はゲイバッシングをOKとするのかね?
4 我々はみな悪性行動志向に生まれた。願望は、その源泉が何であれ、その行動を弁明しない。人間はその抱きうる全願望に従って行為すべきなのか? もちろん、否。事実、破壊的行動の原理的制約こそが文明と呼ばれるのである!
五.お前だって異性愛者に生まれたんだぞ
1 いいや。わたしは男性に生まれた。
2 わたしの性行動は選択された。ちょうどあなたのと同じように。
六.でも同性愛者は変わらない
1 人々自身の告白によれば、数千人がその志向を変えたし、ゲイ活動家のチャンピョン、ロバート・スピッツァー博士に行われた研究はそれを確証する。たとえ彼らがその志向を変えないとしても、他の全員と同じように、彼らは性行動を支配できる。
2 なぜ我々は、小児性愛者と姦通者、ゲイバッシャーには支配を期待するが、同性愛者には期待しないのかね。
七.でも動物だって同性愛行動を行う
1 ああ、或る動物はときに同性愛行動を行うし、或る動物は若い個体を食う。我々もそうするか?
2 同性愛活動家はその道徳性の例として動物を持ち上げるとき、自分たちの行動について何を言っているんだ?
八.同性婚に反対するのは人種間婚姻に反対するのと同じだ[i]
1 いいや、民族性(ethnicity)はカップリングには関係ない。ジェンダーが本質である。(たった一つの種族しかない――人間種族だ――しかし、ジェンダーは二つある。)
2 人種間(民族間)婚姻への反対はメリットがない。男女は相互に設計されているので、民族間カップリングも有益である。しかし同性愛カップリングは自然の設計に逆らっており、ゆえに有害である。
九.同姓婚を妨害する差別は不公平だ
1 誰も不公平に扱われてはいない。みな同じ規則に従っている。我々はみな異性と結婚する同じ権利をもつ。
2 配偶者としての資格をもつ者ともたぬ者を定義することは不公平ではない。国家は父と娘の結婚や兄と妹の結婚の認知を拒絶するとき不公平に差別しはいない。それは不健全で社会的に破壊的な関係の不認可を選択することで、社会を賢明に保護している――同性愛関係を認知すべきでない理由も同じである。
3 婚姻とは、設計ゆえ、親類以外の男女間である。国家は端的に自然な婚姻設計を認知すべきであり、婚姻を再定義すべきではない。
一〇.同姓婚を妨害する差別は偏狭だ
1 いいや、それは同姓婚が有害である一方で自然婚は健全かつ有益であるという証拠に基づいた健全な判断である。
2 その議論は他の議論と同じく、道徳的標準を予め前提している。(同性愛活動家は偏狭が道徳法を破ると認めている――なぜ同性愛行動については同じことを認めないのか。)
一一.だが同姓婚は愛の問題だ
1 かりにそうだったとして、それがどうした。結婚はその社会的利益ゆえに国家認可なのであり、「愛」の認知ゆえではない。
2 医学的に危険な行動について愛するとは何のことやら。愛とは愛される者の究極の善を求める。同性愛行動は逆を成す。それは人々を害する。
3 我々の愛の関係性はほとんどすべて非性愛的であるけれども、それらを結婚で認知しはしない。
一二.健全で長期的な同性愛カップルがいる
1 データはそれらが規則ではなく例外であることを示す。例外を言い放つことは規則が存在することを反証しない。逆だ。例外は規則を証明する。
2 法律は規則に基づき、例外には基づかない。もしも法律を例外に基づけるならば、以下のとおりになるだろう。
2.1 喫煙の承認。なぜならば非喫煙者より長生きな喫煙者がいるから。
2.2 飲酒運転の承認。なぜならば誰も害さない飲酒運転者がいるから。
一三.お前は結婚が出産に関わるべきだと言うが、子供のない自然婚もあるぞ
1 再び、それらは規則ではなく例外である。しかし規則では、同性愛ユニオンは出産しない(例外なし)。
2 子供なき自然婚は夫婦に養子を与えることができるし、以前の関係からの子供もある。
3 子供なき自然婚はそれでもなお一般的には生殖力ある関係であることを肯定する。
一四.なんでお前は離婚で婚姻を貶めながら同姓婚に反対してるんだ?
1 確かに、我々は自由化の離婚法で婚姻を貶めているが、それは同姓婚に反対する議論ではない。実際には、それは反対派側の議論だ!
2 自由化離婚法での婚姻の弱体化からの膨大な社会問題は、法律にとって家の保護がいかに重要であるかを示す。なぜ同姓婚の承認でさらに婚姻を弱めなければならないのか。
3 同姓婚と離婚には大きな違いが一つある。離婚は容認可能になってしまったが、それを良いと信じたりそれを子供たちに結婚と同じだけ良いと教えることを求めたりする者はわずかである。かたわら、同姓婚を提唱する者たちは、それを我々の子供たちに承認させ、称賛させて、教育したがるのである。
一五.なんで国家は同姓婚ではなく自然婚を承認すべきなんだよ
1 なぜならば、国家は自然婚を承認すべき切実な理由をもつからである――自然婚は我々の国民的免疫系なのだ。それは我々を病気と社会的費用から保護する。我々の結婚が強いほど、我々の社会は強い。我々の結婚が弱いほど、我々の社会は弱い。
2 自然婚は:
2.1 男女の健康と寿命を改善する。
2.2 女性を未婚の男性から保護する。
2.3 社会に対する福祉費用を軽減する。
2.4 犯罪率を軽減する(結婚は男性を洗練させ、生産的追及に集中させる)。
2.5 出産させ、十分補充出産率を奨励する。
3 自然婚家庭の子供たちは:
3.1 貧困の内に生活する見込みが七倍低い。
3.2 自殺する見込みが六倍低い。
3.3 罪を犯す見込みが半分以下である。
3.4 未婚で妊娠する見込みが半分以下である。
3.5 成人するとき身体的かつ情緒的にもっと健康である。
3.6 学歴的かつ社会的に優れている。
4 父なき家の子供たちは次のとおり計上される。
4.1 アメリカの強姦者の60%。
4.2 アメリカの青年自殺者の63%。
4.3 アメリカの受刑者の70%。
4.4 アメリカの感化院出席者の70%。
4.5 アメリカの十代妊娠者の71%。
4.6 アメリカの高校中退者の70%。
4.7 アメリカの若年殺害者の72%。
4.8 アメリカの青年囚人の85%。
4.9 アメリカの青年行動障害者の85%。
4.10 アメリカの家出者の90%。
5 同姓婚は更なる父なき家を生むだろう。
一六.でも同性愛者カップルは異性愛者カップルと同じだけ養育できるぞ
1 研究は平均的には同性愛者カップルがはるかに拙い安全を子供たちに提供すると示す。
2 児童発達にとって家構造は最も重要な要素であり、父と母は最善の構造を構成すると証明されている。
3 同性愛関係はつねに子供たちに対し父と母を否定する。
4 児童にとって父と母は同性愛者が主張するような交換可能な存在ではない。父と母はそれぞれ子供たちの厚生に対して独特の貢献を行う。
5 同性愛活動家がその性欲を満たそうとするとき、彼らは男性と女性の明らかな違いに気づいている。彼らが男女を交換可能と言うのは養育に関わるときだけでしかない。同性愛者は性愛上の欲望を満たすが、子供たちは同性愛的「親」が与えるものに我慢するしかない。これが示すとおり、同性愛者は子供たちにとって最善であることよりも自分たちの性欲を気にする傾向があり、これも彼らの関係を結婚と同一視するわけにはいかない理由の一つである。
一七.どうして同姓婚の許可が結婚と子供、社会を害するかもなどと
道徳的論点に中立性は存在しない。同姓婚を合法化することで、国家はそれらを承認し、ゆえにそれらを推進するだろう。法律は態度を変化させ、良い(か悪い)行動を奨励する助けになる。言い換えれば、法律は偉大な教師なのである。多くの人々は何であれ合法的であることを道徳的であると信じ、非合法であることを不道徳であると信じる。同姓婚は次のとおり働くだろう。
1 非嫡子と社会的費用を増加させながら、結婚の重要性を矮小化する。
1.1 同性ユニオンを自然婚と同じ水準に称揚することで、我々の文化での婚姻の知覚上の重要性を貶める。結婚は出産よりはむしろ単なるカップリングであると看做されるだろう。
1.2 それは人々がもはや結婚を子作りと結びつけなくなったせいで非嫡子が爆発的に増加したスカンジナビア諸国の実態である。
1.3 国際調査が示すとおり、同性関係を認可する国々ではしないところよりはるか多くの人々がそれらを容認可能であると考える。
1.4 非嫡子は犯罪率と社会福祉費用を増大することで万人を害する。
2 医療費と健康保険費っを増加させる。
2.1 我々は、ロー対ウェイド事件〔堕胎禁止の無効化〕に続く劇的な堕胎増加を見るのと同じ目で、同姓婚の是認に続く同性愛行動の増加を見るだろう。
2.2 同性愛行動は、単婚的であれ否であれ、極度に不健全であると知られており、そのようなものの台頭は高い医療健康保険費を介して共同体を害するだろう(同性愛行動の健康効果について次の第十八条を見よ)。
一八.でも同姓婚は同性愛者に献身的な関係に入るよう奨励することで彼らの健康を改善するんじゃないか?
1 同性愛行動は単婚的であれ否であれ本質的に有害である。直腸は一方通行だ。表現を許されたいが、直腸は下水道なのである。それはそうデザインされている。その乱用を「愛」の行為とラベリングしても事実は変わらない。
2 単婚制は健康改善に役立つにせよ、そのような効果は同性愛者には見込めない。なぜならば「献身的」関係の同性愛者の約60%以上がとにかく今では単婚的ではないからである。そして献身的関係の同性愛者は「熱々」〔滑稽なほどのめり込んでいるの意〕で、そのような実践を侮辱と感じるから、相手とのセーフ・セックスを諦める傾向がある。
3 互いを釣り合わせる男女以上に、むしろ同一者のペアリングこそが強制的性愛行動を促進する。同性愛男性の21–43%もが数百の性交相手をもっていた。
4 レズビアンは同性愛女性より健康上の問題を多く抱えている。
5 たとえ健康が改善されるとしても、見込みのない可能性では同姓婚を自然婚と法的同等とすることを正当化できない。子供たちを出産し養育する固有の諸能力が、我々の社会で唯一法律的かつ社会的に奨励される性的関係として自然婚をつねに保つべきである。
一九.政府後援の同姓婚がどうしてお前を害するんだよ
1 高い医療保険費。
2 同性愛者に対して結婚の財政的利益を支払うための高い税率と、増加する非嫡子(犯罪と福祉含む)から生じる高い社会的費用。
3 それら同性愛カップルに対して支払うための、従業員利益の削減。
4 職場での思想洗脳。
5 児童に対しての学校での同性愛「正常性」の思想洗脳(親の健康関心と道徳的異論にもかかかわらず)。
6 異性愛者夫婦の犠牲における同性愛者への優先的養子縁組(子供たちは賞品として扱われる!)。
7 礼拝所は同性愛者を雇うよう強制される。
8 自由な言論/宗教の権利の喪失(スウェーデンとカナダではこれが実情である。)
9 あなたとあなたの子供たち、あなたの教会に対して新しいポリコレ道徳を押し付けるための、もっと浸透性で制限的な政府規制。
二〇.同姓婚がどうして同性愛者を害するんだよ
1 同性愛行動は:
1.1 エイズなどの性感染症と大腸癌、肝炎の増加を含め、それを実践する人々の膨大な健康問題に帰結する。アメリカ疾病予防管理センター(Cetner for Disease Control)によれば、既知の性感染エイズの全事例のうち82%がMtM〔男性対男性〕接触の結果である。
1.2 同性愛者の寿命を最大二十年短縮する。(CDCいわく、喫煙は平均でたった七年しか寿命を減らさない。喫煙を抑止すべきであるならば、なぜ同性愛を是認することを考えているんだ?)
2 もしも同姓婚が合法化されるならば、政府はそれを推進する同性愛を許可しに取り掛かるだろう。なので、政府は単に人々に自滅を許可するだけではなく、またそれを促進しもするだろう。政府が存在するのは害を妨げるためであり、それを推進するためではない。
二一.証拠はあるのか?
1 わたしが言ったことの大部分はすでに同姓婚諸国で起こっていることである。ノルウェーでは非嫡子は国民規模で50%へ、最もリベラル〔ラディカル〕な県では70%まで達している。スウェーデンとカナダのような国々では、同性愛に反対する人々の自由言論と宗教的表現が規制されている。牧師たちは投獄された。
2 国際調査が示すとおり、どこであれ同性婚が合法であるところでは自然婚が最も弱く、非嫡子が最も強い。
3 事実、わたしが言ったことの大部分はすでに我々の国でも起こっている。それは政府後援同性婚で加速してゆく一方であろう。こういうわけで、同姓婚主唱者アンドリュー・サリヴァンはこう記した。「ゲイの婚姻が合法化されれば、他に何一つ行わなくてもゲイ・レズビアン平等を達するために必要な政治的仕事は90%達成されているだろう。これこそが問題となる究極的に唯一の改革である」。サリヴァンは法律が態度と行動を変えることを確実に理解している。
二二.お前は法律を偉大な教師と言う。同姓婚を肯定する法も何かを教えるんだろう?
さて、政府後援の同姓婚を作る法律が教える偽りの考えはこうだ。
1 同性愛行動はちょうど異性愛行動と同じだけ道徳的で健全である。
2 同性婚はちょうど自然婚と同じだけ道徳的で健全である。
3 父と母は児童のケアと発達に対して彼ら固有の有益なものごとを何も提供しない(同性愛カップルはつねにその子供たちに対して父と母の概念を否定する)。
4 婚姻は子作りではなく、単なるカップリングにすぎない。したがって、子供が欲しいからって結婚する理由はない。
二三.寛容になれよ
1 同性愛者はすでに寛容に扱われている。今では、彼らが要求しているのは承認である。
2 我々は愛すべき寛容を超えようとしている。邪悪の寛容は愛すべきではない。なぜならばそれは人々が害されることを許すからである。
3 同性愛者は寛容ではない。彼らは人々に対して法廷を通して合意なく同姓婚とその結果を押し付けようとしている。
二四.お前が判断するな!
1 では、わたしが判断を下すことについて、あなたが判断を下しているのはなぜか。
2 イエスは決して人々に対し、判断するなとは命じなかった。彼はどう判断すべきかを示した。
3 判断を避けることは不可能である。同性愛活動家は同姓婚が承認されるべきであるという破滅的判断を下している。
二五.教会と国家の分離は?
1 宗教ではなく道徳が立法されているのであり、すべての法律は道徳を立法する。政府後援同姓婚を合法化する法律でさえ、道徳の立法である。
2 自然婚を肯定する道徳は正当な理由と根拠に基づいて立法されている。
3 ちょうど多くの教会が同姓婚に反対しているからといって、我々はそれに反対する法律をもてないわけではない。ほとんどの教会は殺人と強姦、窃盗にも反対するが、それでもなお我々はそれらの行動に反対する法律をもつ。
4 もしもそれが妥当な異議であったとしたら、幾つかの教会は同姓婚を承認しているのだから、我々は政府後援同姓婚を合法化することができまい。
二六.シビル・ユニオンはどうなる?
1 関係性の名前の変更は問題を解決しない。国家はなお破壊的行動の承認にハンコを捺しているだろう。
2 社会が許可すべき破壊的行動が一つある。それはそのような行動を実際に推進する法律を通すこととはまったく異なっている。政府後援のシビル・ユニオンや同姓婚は破壊的行動を承認し推進するだろう。
[i] 訳注:人種否認主義(八.1)とハパの有益性(八.2)に対しては強い反証がある。