東京新聞主催 全国舞踊コンクール決選
皆んなで、会場に向かっています。
この胸が苦しくなる悔しさを、スクール皆さん一生忘れない…でしょうが、本来、こういう行為で強くなる必要は無く、芸術…心が清らかでバレエを強く愛し、限りなく大切にする…中で、自身が悩み葛藤し、自身を育んでいくものです。
昨日、中村恩恵先生の事務所の方とマリ先生は打ち合わせがあり、恩恵先生の保希さんへの将来性、温かいお言葉に、今後も彼女の飛躍は限りないでしょうし、今まで以上に、舞台で舞うことの貴重さを大切し、何より舞う喜びを感じ、魅力溢れる踊りを舞うでしょう。
宥さん、麗さん、そして今日、福岡で踊る、天梨さん、希里さん、スクール仲間達、皆さん天性として理性があり、舞台を大切にし、舞い、清らかな子達です。
本日午後、東京新聞事務局の方、審査員先生と、マリ先生、お話しされ、振付は全く問題ないです。ただ、回った後に顔が前(客席)を向いて矢の方向を向いたのが、話題になった…。お話しを頂く度にかえって不思議さが残り…。
(今朝、8時過ぎ決選会場入りをされた際、開場を待ち、宥さん、麗さん、保希さん、先生が、地下ロビーに並ばれていましたら、先生は第二部の決選出場者の姿に、「何故、保希が出れない…」と懸命に我慢されていましたが涙が流れ始められ、しばらく列を離れられました。保希さんは、お姉さん達の決選が終わるまでと、１回も涙を見せられていません。)
「お早う御座います。
麗ちゃん、宥さん、応援しております！
保希ちゃんの件、とてもショックでした。素晴らしいダイアナ、日本のコンクールではまず見ることの出来ない、豊かで上品な上半身の使い方、力強くも柔らかな腕、弓の運び。驚きの安定感と、完璧なアンディオール！私が保希ちゃんの努力を全て知っている気でいるわけでは御座いませんが、保希ちゃんの努力が滲み出ていて、ですが余裕が感じられる踊りで、とても好きです。
コンクールは結果ではない、と改めて感じさせられました。
私如きが恐縮では御座いますが、今回の分は、後に必ず良い形で返ってくると確信しております。
保希ちゃんに宜しくお伝え下さい。
よろしく無い気持ちを持たず、まっすぐな心でバレエと接していきたいと思います。
お疲れの出られませんよう、御自愛下さいませ。
返信のお心遣いは不要で御座います。
お忙しい中、長文失礼致しました。」みう
宥さんの出場後、マリ先生を気にかけられ、審査員先生が、お話しにいらっしゃり、1位をとれるテクニック、条件の子でも「えっ、何故？」落選したりしたことは過去にもあります。が、審査員が変われば次の年は、入賞していたり、ローザンヌなどで入賞しヨーロッパで活躍している子もいます。将来はその子次第です。
「先生、有難う御座います。
落ち着いて踊る事はできましたが、引き上げ、テンションなど、振り返ると反省すべき点がまだまだあったと思います。今回、決選の舞台で踊ることができないことが、何よりも悔しいです。もっと舞台の上で踊れたのではないかと思ってしまう自分がいるので、次こそは、自分の魅力を精一杯伝える踊りがしたいです。」保希
マリ先生が幼き頃より出場され育ったコンクール、先生が大切にされている東京新聞というコンクールに出場させて頂けること、現在までに出場させて頂いて来た生徒さん達は、1人ひとり深く考え、真面目に練習に取り組み、真摯に東京新聞の舞台に臨んできています。その、気持ち…を大切に考えて頂けることを心より願うばかりです。
