ダブルマーチンゲール法

マーチンゲール法というものをご存知でしょうか。

マーチンゲール法とは、ギャンブルにおける賭け方の一種です。

ギャンブル必勝法!?とも言われています。

しかし、現実には必勝とは言い難い賭け方になっています。

そこで、今回はマーチンゲール法を改良した方法。

私が考え出した、ダブルマーチンゲール法についてご紹介します。


そもそもマーチンゲール法って?

ダブルマーチンゲール法の説明をする前に、マーチンゲール法の説明から始めましょう。

マーチンゲール法とは、とても単純かつ男気あふれる賭け方です。

簡単のため、確率2分の1で倍額になるギャンブルがあるとしましょう。

ギャンブルの中身はカードでもサイコロでも構いません。

マーチンゲール法では、賭けで負けるたびに掛金を2倍にしていきます。

、、たったそれだけです。(笑)


検証してみよう

実際にマーチンゲール法でギャンブルをしたらどうなるか。

さっそく見ていきましょう。

まず1ドル賭けて、いきなり勝負に勝ったとします。

その場合、2ドル戻ってきて掛金の1ドルを引いた儲けは1ドルになります。

1回目で負けた場合は、2回目の掛け金を倍の2ドルにします。

2回目で勝つと4ドル戻ってきて、累計掛金3ドルを引いた儲けは1ドルになります。

3回目で勝つと8ドル戻ってきて、累計掛金7ドルを引いた儲けは1ドルになります。

マーチンゲール法では、どこで勝っても最初の掛金と同額の儲けを得ることができます。

勝った場合は状態をリセットして、また最初から始めます。

なんでギャンブル必勝法!?って呼ばれてるの?

こんな方法がなぜギャンブル必勝法!?と呼ばれているのでしょうか?

それは確率を計算してみればわかります。

確率2分の1だと、1回目に負ける確率が50%。

2回連続で負ける確率が25%。

3回連続で負ける確率が12.5%。

11回連続で負ける確率が約0.05%になります。


マーチンゲール法のメリットとデメリット

今回のギャンブルでは、負け続ける確率は限りなく0に近づいていきます。

マーチンゲール法では、どこかで1度勝つだけでいいのです。

それだけで累計の掛金を回収し、かつ儲けを出すことができます。

デメリットとしては、負けるたびに掛金が倍々に膨らんでしまうこと。

またどこで勝っても、最初の掛金と同額しか儲かりません。

かといって最初の掛金を大きくすると、掛金が膨らむ速さも速くなります。

なのであまり時間効率がよくないです。


そこでダブルマーチンゲール法

そこでマーチンゲール法を改良した、ダブルマーチンゲール法を紹介します。

私が考えた、ダブルマーチンゲール法も極めて単純な方法です。

ずばり、マーチンゲール法で両方に賭ければいいのです。

実際に検証してみましょう。

先ほどと同じギャンブルで考えます。

まず1回目に、確率2分の1の両方に1ドルづつ賭けます。

その場合、必ず勝つ方と負ける方に分かれます。

勝つ方の戻りが2ドルで、負ける方の戻りが0ドル。

合計の掛金は2ドルなので、±0になります。

次に負けた方の掛金を2ドルにして、勝った方の掛金はまた1ドルにします。

説明のため最初に負けた方を掛金A、最初に勝った方を掛金Bとします。

掛金Aが2回目で勝った場合、戻りは4ドルになります。

そこからAの累計掛金3ドルとBの掛金1ドルを引くと、儲けは1ドル。

2回目も負けた場合は、3回目の掛金Aが4ドルで掛金Bが1ドル。

3回目で勝った場合は、8-6-1+1で儲けは2ドルになります。

なお、最初の一回は±0になるだけなのでやらなくていいです。(笑)

どちらかが負けた前提で始めてください。

ダブルマーチンゲール法のメリット

ダブルマーチンゲール法のメリットは時間効率の良さです。

マーチンゲール法では何回負けようと、勝った際に最初の掛金分しか儲かりませんでした。

ダブルマーチンゲール法で勝った場合はというと。

負けた数×最初の掛金分づつ儲かることになります。


ダブルマーチンゲール法のデメリット

残念ながら、ダブルマーチンゲール法にもデメリットはあります。

厳密に計算してみましょう。

ダブルマーチンゲール法で11回連続で負ける確率は2048回に1回。

それまでの儲けも、2048回×1ドル=2048ドル。

その際に失う累計掛金も2048ドルになります。

そう、、トータル±0なんです。


じゃあどうすればいいの?

じゃあどうすればいいのか?

答えはいたって単純です。

そう、、勝率を上げればいいのです。

勝率を1%上げることができた場合で考えてみましょう。

その場合11回連続で負ける確率は約2507回に1回。

儲け2507ドル-累計掛金2048ドル=459ドル。

たった1%勝率を上げるだけで利益を出すことができるのです!!


現実世界ではどうなの?

ここまで確率2分の1で倍額になるギャンブルで考えてきました。

しかし、現実世界ではここまで理想的なギャンブルはないでしょう。

なぜなら胴元の取分があるからです。

ただ、現実世界のカジノやバイナリーオプションなど考えた場合。

その場合でも、勝率を数%上げるだけで十分な利益を出すことができます。

勝率をたった数%でも上げられるなら、それはとてもすごい能力です。

もし何らかの勝負で勝率を数%でも上げることができる自信があるなら。

ダブルマーチンゲール法も検討してみてください。


さらなる派生系

また、今回のダブルマーチンゲール法はというと。

マーチンゲール法+マーチンゲール法というものでした。

しかし、マーチンゲール法には様々な派生系が存在します。

グランマーチンゲール法や逆マーチンゲール法などなど。

マーチンゲール法+マーチンゲール法だけでなく。

マーチンゲール法+逆マーチンゲール法。

マーチンゲール法+グランマーチンゲール法など。

様々な方法でも検討してみてください。