2010年にパリに誕生したショコラトリー「HUGO & VICTOR ユーゴ・エ・ヴィクトール」。
ラデュレ、ブリストル、星つきレストランでシェフパティシエを務めたユーグ・プジェ氏と、文学好きのシルヴァン・ブラン氏、幼なじみの二人が創設した、あの文豪の名をとったグラン・メゾン。
2016年には表参道に初のコンセプトショップを出店、ドバイ、ソウルにも展開しています。
このメゾンの特徴のひとつは、彼らが足を運び、世界で見つけた新鮮な食材、季節のフルーツだけを使ったスイーツ作り。
実際に生産者に会い、納得のいく素材で作ります。全商品、保存料は使用しません。 タルトシトロンで実感!
パリのブティックは、高級百貨店のある7区のセーヴル・バビロンほど近く、黒を基調としたシックな店内。ジュエリーショップを彷彿とさせ、訪れただけでもセレブ気分。
いえいえ、見た目だけではなくて、販売方法も宝石店スタイル。
二つ目の特徴として、そのユニークなディスプレイ方法があります。
ショーケースは縦に並び、上からベースとなる食材の「季節の果物」、
それを使用したモダンなケーキシリーズ「ユーゴ」、
さらに、フランスの伝統的なミルフィーユなどのケーキシリーズ「ヴィクトール」、
(それぞれ8種類の素材ーーショコラ・キャラメル・バニラ・プラリネ+フルーツ4種)で展開)
その果物を使用した半球形の「スフェールチョコレート」、
一番下には上記の商品に合う「ワイン」という順序で並びます。
ショコラにワイン、この素敵なマリアージュをお店でディスプレイし、提案しているのは、星の数ほどあるショコラティエさんの中でも珍しい!
購入したいときは、店員さんにそれを伝えると、奥のアトリエでとっても綺麗に包装してくれるんです。
「ユーゴ」は、パティスリーを食べ歩きして「他では絶対に見当たらない、オリジナルのケーキに出会いたい!」と思っているスイーツ上級者に、オススメです。
チョコでは「プラリネ」はもちろんですが、イチオシは「スフェール」。
風味豊かな、やわらかいキャラメル状のペースト入り、半球型のチョコです。
定番キャラメル味をはじめ、季節フレーバーも見逃せません。
パッケージは手帳型の箱で、男性に送ってもあなたのセンスに感激されそう。
HUGO & VICTOR:40 Boulevard Raspail 75007 Paris
TEL:+ 33 (0)1 44 39 97 73
月~水 9:00~19:00 木~土 9:00~20:00 日 10:00~18:00 無休
【kotorioからのひとこと】
フランスの公式サイトに、なんと日本語字幕付きの2分の動画発見!ナチュラルなマカロンを生み出すまでのショートストーリーです。
このあと、ブログ4周年特別企画「ユーゴ・エ・ヴィクトール徹底解剖!」
全4回シリーズで、kotorio調査員がこのメゾンを丸裸にしちゃいます!乞うご期待。