こんにちは、りとです。
今日はぼくもみんなも大好きな漫画『キングダム』についてのお話をしたいと思います。
キングダム、面白いですね。
戦災孤児で下僕の身分のでありながら、武功で大将軍になることを夢見る主人公「信」が、親友の死と引き換えに出会ったのは、のちに秦の始皇帝になる少年「政」だった!という中華大河ドラマで、毎回強敵たちとギリギリの死闘にハラハラさせられたり、大規模な戦略戦に度肝を抜かれたり、大切な仲間や師との死に別れに泣かされそうになったりしながら信と政の成長に胸踊らさせる展開の漫画なわけですが、信がいつ大将軍になるかより気になることがあるのです。
ここから未読の方にとって重大なネタバレがありますのでお気をつけください!
メインヒロインは誰か!?問題
「飛信隊」という隊を率いるようになった信を支える副将と軍師の2人ですが、どちらも初登場時は男キャラ(というか性別不明キャラ?)として描かれるのに「実は女だった!」という展開になりますよね。
血生くさい殺し合いの場面が続く戦場で、主人公の信を2人の女の子が両脇から知と武で支える格好となるわけです。
1人は暗殺集団の後継者候補として育てられ、村の掟に囚われて悩み苦しんでいた心を信に救ってもらい、飛信隊を「自分の帰る場所」と決め「信の子を産む」宣言までうっかりしてしまった副将の羌瘣(きょう かい)。
もう1人は利害の一致からなんとなく信と行動を共にしていくうちに仲間になって、信と寝食を共にするようになりながらも「家で待つのではなく信と同じ場所にいたい。けど戦いでは力になれない!」と猛勉強の末軍師になった河了貂(かりょう てん)。
どちらもヒロイン要素満点じゃないですか…!
信は主人公ですし、ほっといても大将軍になるでしょう。
しかし、最終的にどちらとくっつくというのでしょうか!?
ちなみに皆さんはどっち派ですか?
ぼくは…選べない…!!
羌瘣はミステリアスな雰囲気と戦場での残虐さに対しての普段の無防備さのギャップがとてもいい感じです。暗殺マシーンから次第に人間っぽさと獲得していってる感じも応援したくなります。
河了貂は「家で待つ女」から「肩を並べる女」になりたくて必死に努力する姿が健気です。もともと家で待ってたキャラなので家庭的でありながらもツンツンしてるところもツボを抑えてる感じです。
ああ、どっちにするんだよ信くん!!
史実に基づいて描かれている作品ですから、調べたらどこかに載ってるのかもしれませんが「知ってるよ」って方がいらっしゃってもお口チャックでお願いします!
とまあ、おふざけ半分でここまで書きましたが、ムサい男たちの顔と血と肉片が飛び交うこの作品に、ふっと画面に登場する2人っていっときの清涼剤的な役割を果たしていますよね!
改めて、魅力的な登場人物がたくさん登場する作品だなー、なんて思った次第です。