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中国、ドローン実名制導入 18万機が登録、航空機の飛行妨害も大幅減
2018年3月31日 17:34 発信地:中国
【3月31日 CNS】中国民用航空局が主催した民間ドローン発展国際フォーラムが22日、北京市(Beijing)で開催された。ドローン運航のルール整備が進む中、全国の主要空港でドローンが航空機の運航を妨げる事案は減少に向かっている。
近年、中国のドローン市場は急速に成長しているが、それに伴い安全上の問題も浮上した。2017には年、ドローンの操縦に必要な資格を取得していない違法ドローンが、全国各地の空港で航空機の正常な運航を妨げるトラブルを起こし、フライト遅延などが相次いだ。
その後、中国民用航空局などの関連部門が対策に着手。ドローンの操縦者の実名登録制度を制定し、ドローン操縦者に対する管理体制を整えた。また、173か所の民用空港の空域保護データや飛行禁止区域などの業界基準を制定した。
これらの措置により、ドローン操縦資格保有者は2014年の214人から17年には1万4152人まで増加した。また18年3月22日現在、実名登録隅のローンの数は18万機以上、操縦資格保有者も2万4000人を超えた。
また中国民用航空局によると、ドローンによる航空機の妨害は大幅に減少し、空港の安全が確保されたという。
2017年~21年にかけ、中国ドローン市場規模は毎年30%以上の成長率を維持すると予測される。(c)CNS/JCM/AFPBB News
※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。