ご挨拶
Alimラーメン事業化のご説明
2018年、我々が一番大事にしていきたいことが出来ました。「食」です。『ブレフロ2』がリリースを迎え、一段落してふと我に返った時、私は長年夢に描いていた、ある事業に取り掛かる決意をしました。それは、ラーメン事業です。じつは、私は30年前から毎晩ラーメンの開発に着手していたのです。雨の日も風の日も、会食で満腹の日も、吐きそうになりながら試食を繰り返してきました。そう、これこそがトライ&エラー。ものづくりの原点なのです!4年前、試食のしすぎでついに舌がバカになりかけていたとき、行き詰まった私は開発部長の杉山に「『ブレフロ』と一緒にスープも開発しようよ」と話しました。最初は「えっ?」と聞こえないフリを繰り返すだけだった杉山でしたが、緻密な調整能力とバランス感覚が必要なプログラマーは「繊細な味」の開発に向いていたのでしょう。そして『ブレフロ1』の配信日、私と杉山はついにスープを完成させたのです。その日、私は裏でスープの完成に生涯で一度きりのガッツポーズをしました。スープの完成後、後回しになっていた麺の開発に着手。私は、グラフィックチームのリーダーである小林光に白羽の矢を立てました。仕事を頼むようにさりげなく「ドットと並行して麺を打ってよ」と指示しましたが……そのときの小林の顔は忘れられません。その後、類まれな麺打ちの才に恵まれていた小林の努力により、3年という短期間で麺が完成しました。一点だけ気がかりなのは、具材が全く決まっていないことです。チャーシューや海苔、味玉にはこだわりたいので、具材の決定にはさらなる検証が必要です。その前に湯切りの技名を決めなければいけないので、とりあえずスープと麺だけでラーメン界の凰刃那原(大海原)へ乗り出します!真の完成まではあと30年ほどお待ちくださいm(_ _)mそんなこんなでラーメン事業も多分うまくいくと思うので(ラーメンだけに!)本日4月1日からエイリムは『ラーメン英士郎』として、新たな門出を迎える運びとなりました。合言葉は「ラーメンも愛だ」。従業員たちにも秘密にしてきたので、この場をもって正式な社内通達となりますが、みんな、いっしょにラーメン頑張っていこうや!