ゾンビになっていく父親が娘を運ぶ…異色のマーティン・フリーマン主演作予告編
人気ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズや『ブラックパンサー』などのマーティン・フリーマンが、自身がゾンビになっていくなか、まだ幼い娘を安全な場所まで連れていこうと旅をする父親を演じた異色のホラー『カーゴ(原題) / Cargo』の予告編が同作のYouTubeチャンネルで公開された。
親子の運命は?『カーゴ(原題) / Cargo』予告編(英語)
2013年に発表された、オーストラリア発の約7分にわたるショートフィルムを、マーティン主演で長編映画化した本作。感染からおよそ48時間でゾンビとなってしまうウィルスによって崩壊した世界で、感染した妻にかまれてしまった父親が、まだ幼児である娘の安住の地を求めて、次第にゾンビとなっていきながら旅をする姿を描く。
公開された予告編では、ホラーらしい恐ろしい描写がありながらも、マーティン演じる父親が、さまざまな人と出会いながら娘のために決死の旅を続ける映し出されている。これまでのゾンビ映画とはまた違った、感動的な人間ドラマを予感させる仕上がりだ。
監督はショートフィルムも手掛けたオーストラリアの新鋭ベン・ホーリングとヨランダ・ラムケ。5月に本国オーストラリアで劇場公開されるほか、Screen Rant によるとNetflixでの配信が予定されているという。(編集部・入倉功一)