今月5日に再任された公正取引委員会の杉本和行委員長は日本経済新聞のインタビューで、プラットフォーマーと呼ばれる巨大IT(情報技術)企業によるデータ独占を防ぐため、独占禁止法の運用を強化する考えを示した。情報寡占が進むとIT市場での支配的地位が確立されて他の事業者の排除につながる恐れがあるためだ。欧州などの当局とも連携し、デジタル時代の競争政策を定義し直す考えを示した。(聞き手は八十島綾平)
「技…
今月5日に再任された公正取引委員会の杉本和行委員長は日本経済新聞のインタビューで、プラットフォーマーと呼ばれる巨大IT(情報技術)企業によるデータ独占を防ぐため、独占禁止法の運用を強化する考えを示した。情報寡占が進むとIT市場での支配的地位が確立されて他の事業者の排除につながる恐れがあるためだ。欧州などの当局とも連携し、デジタル時代の競争政策を定義し直す考えを示した。(聞き手は八十島綾平)
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