3月30日
22時03分
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スパコン助成金詐欺、無利子融資の52億円の返還求める
スーパーコンピューターの開発をめぐる助成金詐欺事件を受けて、文部科学省所管の法人が、事件の中心となった会社の関連会社に対して、無利子で融資した52億円を返還するよう請求しました。
スパコン開発企業・PEZY Computing(ペジー コンピューティング)社長の斉藤元章被告(50)らは、経済産業省所管の法人から助成金をだまし取ったとして、逮捕・起訴されています。文科省所管のJST=科学技術振興機構は、斉藤被告が経営に携わっていた関連会社ExaScaler(エクサスケーラー)に対し、スパコン開発のために52億円を無利子で融資していましたが、30日会社側に返還を求めました。
JSTは、「当初の計画どおりに開発を続けることは難しくなり、事業を打ち切ることを決めた」としています。