2018年03月20日
【2018】「新社会人向けオススメ本」15冊
【はじめに】
◆今日は、毎年この時期の恒例となっている、「新社会人向けオススメ本」の企画をお送りします。……いえ、ちょうど現在開催中の「Kindle春の大セール」の対象作品もちらほらありましたので、このタイミングを逃したくなく。
参考までに、過去の記事をご紹介しておきます(かなり多いですがw)。
【2017】「新社会人向けオススメ本」15冊(2017年03月16日)
【2016】「新社会人向けオススメ本」15冊(2016年03月29日)
【2015】「新社会人向けオススメ本12冊」(2015年3月27日)
【2014】「新社会人向けオススメ本12冊」(2014年03月14日)
【2013】「新社会人向けオススメ本15冊」(2013年03月29日)
【2012】「新社会人向けオススメ本12冊」(2012年03月27日)
【2011】「新社会人向けオススメ本11冊」(2011年03月28日)
【2010】「新社会人向けオススメ本10冊」(2010年03月12日)
【2009】「新社会人向けオススメ本7冊」(2009年03月19日)
【春休み企画】新社会人向けオススメ本7冊(2008年03月23日)
ただし、毎年申し上げていますように、「過去1年間に当ブログでご紹介した書籍」の中で、「新社会人向け」と言えそうなものを、投稿順に列挙しておりますので、基本的に「定番」「名著」の類は登場しません。
また、厳密な意味での「新社会人向け」の作品に加えて、「入社1~3年目のビジネスパーソンに読んで頂きたい」作品も含まれておりますので、ご留意を。
それでは、今年も全15冊、ご覧下さい!
【オススメ本15冊】
★今回の対象期間は、2017年3月16日から2018年3月19日までの約1年間。また、売上高の関係から、Kindle版がある限りはそちらのリンクを用いております。
誰からも好かれる NHKの話し方
「紅白歌合戦」などでの司会、トーク番組……「老若男女」にわかりやすい話し方が求められるNHKアナウンサー。彼らが研修で徹底的に教えられる話し方の「コツ」をまとめた1冊。雑談から飲み会、聞き方まで使える。
◆内容紹介にもあるように、単なる話し方だけでなく「雑談から飲み会、聞き方まで使える」という守備範囲の広いコミュニケーション本。
ビジネススキルもさることながら、新人さんに求められるのは、こういったコミュニケーションスキルではないか、と。
参考記事:【コミュニケーション】『誰からも好かれる NHKの話し方』一般財団法人NHK放送研修センター・日本語センター(2017年03月19日)
ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略マップ
あなたにとって「成功」とは何ですか?それをどうやって手に入れますか?ゴールドマン・サックスで副会長まで務めたハーバード・ビジネススクール教授。学生や社会人がひっきりなしに訪れる彼の部屋は、さながら“キャリア相談室”だ。個人の成長、人間の可能性、リーダーシップについて研究してきたロバート・スティーヴン・カプランは、『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌にこれらのテーマで寄稿もしている。誰にだって「どうしていいかわからない」ときがある。“ハーバード流”の人生戦略の立て方、お教えします。
◆著者のカプラン教授のもとには、キャリアに悩める学生や新社会人が相談に訪れていますから、新社会人の方にとっては、まさに自分ごととして読めるかも。
本気でキャリアデザインを考える方なら、各章の最後にある「ワーク」もやってみてください。
参考記事:【キャリアデザイン】『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略マップ』ロバート・スティーヴン・ カプラン(2017年04月10日)
自分とチームの生産性を最大化する 最新「仕組み」仕事術
仕事に「仕組み」を取り入れることで仕事量と労働時間を減らし、さらに安定した成果を上げることを提唱した前作の『「仕組み」仕事術』が刊行されたのは2008年。
このたび、最新のIT・クラウド事情に合わせて、9年ぶりに「最新版」として帰ってきました!
◆さすがに新社会人の方は、2008年の旧版の方はご存じないと思いますので、改めてこの新装版をご覧いただきたく。
セールで「60%OFF」となった結果、送料を加算した中古よりも、Kindle版の方がお得な計算です。
参考記事:【仕組み化】『自分とチームの生産性を最大化する 最新「仕組み」仕事術』泉 正人(2017年04月21日)
堂々と逃げる技術
35歳まで10年間のひきこもりを自ら克服し、予約がとれないカリスマ人気カウンセラーとなった著者が、その壮絶な体験と1万人を超えるカウンセリング実績を踏まえて築き上げた「追い込まれた自分を助ける心の使い方」を一挙公開!
◆働き始めたばかりの方に「逃げる技術」を薦めるのもどうかと思うのですが、「どういう時に逃げるべき」かを知っていれば、その分頑張れるかと。
なおたまたまですが、版元である学研さんのKindle本のセール対象となっていますから、お求めは3月22日までに!
参考記事:【メンタル】『堂々と逃げる技術』中島 輝(2017年05月07日)
会話の達人の話し方を真似したら人見知りの僕でも楽しく雑談できました
「雑談にはルールがある!」23歳のコミュ障なサラリーマンを変えたのは突如現れた謎の人物の一言だった―会話がとぎれない!テクニック満載。
◆各章の導入部に登場する主人公が「23歳」ということで、これはもう新社会人向けの1冊。
こちらもKindle版は「50%OFF」ということで、中古自体とほぼ同じお値段であり、送料分弱、Kindle版がお買い得です。
参考記事:【雑談スキル?】『会話の達人の話し方を真似したら人見知りの僕でも楽しく雑談できました』松橋良紀(2017年05月17日)
世界の一流36人「仕事の基本」
一流人の仕事の原則を知れば、いま自分が実践するべき具体的な努力の道筋が見えてくる! 【ゴールドマン・サックス×マッキンゼー×ハーバード】ベストセラー『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』後、待望の新刊! 気持ちを奮い立たせ、鬼上司を納得させ、お客様に感動してもらうために、どれか一つでも口グセにしたい「基本」がこれだ!
◆「基本」を学ぶなら、やはり早いうちから、ということで、この本もセレクト!
版元が講談社さんなので、「Kindle春の大セール」の対象ではないのですが、なぜか「43%OFF」とお求めやすくなっています。
参考記事:【仕事術】『世界の一流36人「仕事の基本」』戸塚隆将(2017年06月26日)
1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣
7人の億万長者、13人のオリンピック選手、29人のオールAの学生、そして239人の起業家。計288人への取材から導き出された、時間管理と生産性向上にまつわる15の秘訣を、本書ではより実践しやすい方式とともに紹介する。
◆とにかく社会人になって、学生時代と一番違うのは、時間に対する考え方ではないか、と。
本書はとにかく時間の使い方についてTIPSも多く、発売当初からKindle版が常時お買い得(「540円」!?)なので、未読の方は、ぜひご一読を!
参考記事:【オススメ】『1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣』ケビン・クルーズ(2017年08月10日)
時短術大全
営業、資料作成、事務連絡からパソコン関係まで。職場を取り巻くあらゆる事柄をもっと効率よく済ませる方法を網羅した一冊。これさえあれば仕事のスピードが大幅アップすること間違いなし!
◆もう1冊の時間術本は、時短TIPSのテンコ盛り本!
こちらも「Kindle春の大セール」の対象作品ではないのに、なぜかKindle版が「50%OFF」になっていて、Kindle版が700円以上お得な計算です。
参考記事:【時短】『時短術大全』生産性改善会議(2017年09月08日)
仕事が速い人はどんなメールを書いているのか
仕事が速い人とそうではない人、その違いは一体どこにあるのか――? これまでに1万通を超えるビジネスメールを添削してきた著者が、仕事が速い人が書くメールの共通点を徹底分析。「目的」「ビジュアル」「返信しやすさ」「言葉」「処理時間の削減」の5つの観点から、仕事をスピーディーに進めるためのメール術をわかりやすく解説。本書のテクニックを応用すれば、定時退社も夢じゃない?
◆新社会人にとって、もっとも早い時期に身に着けたいビジネススキルの1つが「メール作成」。
本書は「Kindle春の大セール」の対象ということで、「50%OFF」となった結果、送料を加えた中古よりは、600円以上お求めやすくなっています。
参考記事:【メール術】『仕事が速い人はどんなメールを書いているのか』平野友朗(2017年09月22日)
隠れ疲労 休んでも取れないグッタリ感の正体 (朝日新書)
休んでも取れない疲労感は、自律神経が疲れている証拠。気が張ると一瞬忘れるが、放置していては健康があぶない。食事、睡眠、仕事の段取り、オフの過ごし方―ちょっとしたことがグッタリとスッキリの大差を生む。疲労医学の専門家が正しい回復法を伝授。
◆「学生」から「社会人」になって、お疲れ気味の方がいらっしゃったら、本書をチェック!
本書によると、実は栄養ドリンクには「疲労回復効果が証明されているものは、ひとつもない」のだそうです!?
10歳でもわかる問題解決の授業
小学生でもわかるようにコンサルタントが使う“思考のフレームワーク”を解説。「脚の1本折れたイスの新しい使い道とは?」「どう交渉すれば、テレビゲームを買ってもらえるの?」「そら豆の発芽のために必要なものは?」…などの問題から、“論理力・仮説力・実行力”が身につく。だから、仕事のスピードと成果が変わる!
◆タイトルにもあるように「10歳でもわかる」内容なのですから、新社会人に分からないわけがありませぬ!!
中古に送料を足すと定価を超えるのに、「Kindle春の大セール」で「61%OFF」になった結果、Kindle版が900円弱、お得な計算です。
参考記事:【論理】『10歳でもわかる問題解決の授業』苅野 進(2017年12月29日)
これからの世界をつくる仲間たちへ
人呼んで「現代の魔法使い」。世界が注目する異能の研究者が語る「すべてが変わる近未来」―「ほんとうの21世紀」がやってきた今こそ、知っておくべきことがある。
◆この本も、これからの「キャリア」を考えるお話が多いですから、やはり早めに読んでおくのが良いと思われ。
実際、著者の落合さんは筑波大の助教であり、日頃から学生さんに囲まれているようです。
参考記事:【オススメ!】『これからの世界をつくる仲間たちへ』落合陽一(2017年12月31日)
ポスト平成のキャリア戦略 (NewsPicks Book)
日本という天国に危機が迫っている。もはや「昭和モデル」や「平成モデル」は通用しない。これからの日本人には「ポスト平成」のキャリア戦略が必要だ。ハングリー&ノーブルな仕事人生を送るためのヒントを、20代、30代、40代以降の年代別に提案する。
◆続く本書もやはり「キャリア」を考える上では、チェックすべき作品。
特に、下記レビューでも触れた「出世する人の共通点」辺りは、心しておきたいところです。
参考記事:【オススメ!】『ポスト平成のキャリア戦略』塩野誠,佐々木紀彦(2018年02月14日)
仕事のスピードと質が同時に上がる33の習慣
仕事のスピードと質は、同時に上げることができます。1万人のビジネスパーソンの行動データを分析した結果、短時間で、かつ質の高い仕事をするビジネスパーソンの思考のメカニズムが明らかになったのです。本書では、行動データを分析した結果、1万人中6%の人だけが持っていた「仕事が速くて、デキる人の思考」のメカニズムに基づく33の仕事の習慣をご紹介します。
◆一般的に仕事の「スピード」と「質」は、トレードオフの関係にあると思われがちですが、「両者を高める」ことを意図したのが本書。
新社会人だからこそ、どちらも手を抜かない姿勢は、きっと評価されると思います。
参考記事:【仕事術】『仕事のスピードと質が同時に上がる33の習慣』鳥原隆志(2018年03月08日)
20代に伝えたい50のこと
夢や決意は、必要ない。小さな行動を変えるだけでいい…仕事にも人生にも悩む20代に贈る50のこと。
◆下記レビューでも予告したように、ある意味今回の記事のためにチェックした作品。
本書は、著者の秋元さんが「38歳になった僕が、20代の自分自身に伝えたいことをまとめたもの」だそうですから、若い人ほど得るところは大きそうです。
参考記事:【自己啓発】『20代に伝えたい50のこと』秋元祥治(2018年03月09日)
【関連記事】
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【2012】「新社会人向けオススメ本12冊」(2012年03月27日)
【2011】「新社会人向けオススメ本11冊」(2011年03月28日)
【2010】「新社会人向けオススメ本10冊」(2010年03月12日)
【2009】「新社会人向けオススメ本7冊」(2009年03月19日)
【春休み企画】新社会人向けオススメ本7冊(2008年03月23日)
【編集後記】
◆その「Kindle春の大セール」ですが、昨日の記事の中では、この辺りが人気でした。申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。
スタンフォードのストレスを力に変える教科書 スタンフォード シリーズ
参考記事:【オススメ!】『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』ケリー・マクゴニガル(2015年10月26日)
1分のスピーチでも、30分のプレゼンでも、人前であがらずに話せる方法
仕事の英語 いますぐ話すためのアクション123
齋藤孝の 知の整理力
よろしければ、ご参考まで……。
ご声援ありがとうございました!
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