2018年03月30日
YOSHIKI、ディナーショーに応募殺到 寝起きで行う特別公演追加
そんな無闇な金儲けしてる暇があったら早く本体動かせよ、という声には半分同意しつつ、半分は抗弁したい気持ち。
YOSHIKIさんはただお金儲けをしているわけではありません。本体X JAPANを100%納得ずくで動かそうとした場合、そのインターバル期間も含めてそれなりに大きなお金が必要です。その100%の活動を行うにあたっての当面の運転資金を自らこういうディナーショーやらタイアップやらで稼ぎ出しているのだと考えると、何だかYOSHIKIさんがけなげに見えて少し優しい気持ちになれます。そういう心の持ちようが我々には必要だと思います。
少なくとも、てめえが納得するためにダラダラとレーベルの金を持ち出してレコーディングを続けた結果、Creationレーベルを潰しそうになったMy Bloody ValentineのKevin Shieldsよりは真っ当な大人です。
ロックバンドの人間がディナーショーとは、みたいな意見もあるかもしれませんが、たとえば矢沢永ちゃん、ソニーからソロでデビューした際の音源は所謂ロックンロールとは程遠いAOR的な音で、その大ヒットが今に至る起点になったわけですが、その後の巧みなイメージ戦略等もあってきちんと「キング・オブ・ロックンロール」として君臨し続けているという事実、正味「結果オーライ」でよいのではないかと。
ただし、新譜出す出す詐欺犯としては、今に至ってはKevin ShieldsよりもYOSHIKIさんの方が重罪だと思います。