1429/1429
番外663 海の守護者と送別会
そうして――ヴィアムス送別会の日がやってくる。
予定通り深みの魚人族が訪問してくるので、劇場や温泉を貸し切りにしてみんなでヴィアムスの門出を祝う。その際、まだ劇場や温泉に足を運んでいない隠れ里の面々にも楽しんで貰う、というわけだ。
丁度良い頃合いを見計らって転移港に足を運んで待っていると、深みの魚人族の集落と繋がっている転移門が輝き、レンフォス達が姿を見せた。女性陣や子供もヴィアムスを歓迎する為にやって来ている。男衆は集落が完全な留守にならないように交代制で留守番をするとの事である。
「おお、皆様。目出度い日に相応しい、良く晴れた日になりましたな」
「こんにちは、レンフォスさん」
「これはレンフォス殿。西方も良い天気だったのかな?」
「ふっふ。あちらの海も穏やかで、良い日和でしたぞ」
俺やヴィアムスの言葉にレンフォスがにこやかに頷く。ヴィアムスも、感情を示すパーツが嬉しそうに明滅していた。
今回送別会という事で本体での参加だ。まあ、肩にスレイブユニットも乗せていて、そちらの表情もにこにこしているので内心は一目瞭然であったりするのだが。
更にエルドレーネ女王、デメトリオ王とバルフォア侯爵、コンスタンザ女王にネレイド族といった面々も姿を見せた。魔法生物組の先輩後輩にあたるということでライブラもお祝いに来てくれている。
「おお、テオドール」
「元気そうで何よりだ」
「これは陛下。皆様もお元気そうで安心しました」
エルドレーネ女王達は通信機でタイミングを合わせての転移らしい。西方にヴィアムスが着任するという事で、海の民や西方海洋諸国との友好と平和を願ってヴィアムスに歓迎の意を示しに来たいとの事で連絡を貰っている。
「ヴィアムスの本体は――やはりというか、見るからに頼りになるな」
「しかもやる気に満ち溢れているご様子」
と、デメトリオ王とコンスタンザ女王。
「海の民の友として、これからよろしく頼むぞ」
「ふふ、少し里は離れていますが、ネレイド族ともよろしくお願いしますね」
「私からもよろしくお願いします。同じ魔法生物。それに任地がフォレスタニアからは離れているという事で、個人的にも応援したいと思っています」
「こちらこそ。こんなにも沢山の人達に歓迎してもらえるというのは――嬉しいな」
エルドレーネ女王やモルガン、ライブラもヴィアムスと握手を交わす。ヴィアムスのそんな言葉に、王様達も微笑ましそうな様子だ。
バルフォア侯爵もそんなやり取りにうんうんと頷き、ヴィアムスに歓迎の挨拶をするとローズマリーやヘルフリート王子、カティアにも言葉をかけていた。
「そしてその者達がオズグリーヴ殿や隠れ里の者達か。テオドール公から話は聞いている」
「お初にお目にかかります。隠れ里の長をしておりましたオズグリーヴという者です。これからはテオドール公の家臣として仲間達共々、よろしくお願い致します」
と、オズグリーヴは丁寧に一礼する。というわけで初対面の顔触れを紹介してから王城セオレムに移動だ。西方海洋諸国の王や海の民の女王や族長が来るという事で、まずは王城で送別会の開会、それからあちこち移動してみんなで過ごす、というわけだ。
馬車に乗ってセオレムに向かう。練兵場前までやってきて馬車から降りたところで、メルヴィン王やジョサイア王子も姿を見せて出迎えてくれた。
「よくぞ来られた。これだけの顔触れを揃え、海の平穏を守護する者――ヴィアムスの門出を祝える事を、余も嬉しく思う。任務に向かう守護者を見送り、そして互いの親睦と信頼を深める――そんな有意義な時間を過ごそうではないか」
メルヴィン王がそう挨拶をして、みんなも拍手で応じる。そうして女官達が迎賓館へと案内してくれた。迎賓館のダンスホールにはテーブルと椅子が並べられ、料理の良い香りも漂っていてと、準備も万端なようだ。
俺達が席に着いたところでダンスホールに次々料理が運ばれてきた。
「さて。では、送別会を始めるとしよう。だが食事の前に――するべき事がある、という話であったな」
穏やかな表情のメルヴィン王に視線を向けられ俺も頷く。
「そうですね。それじゃあ――ヴィアムス。こっちに来て貰えるかな?」
「何だろうか?」
ダンスホールの前に出て名前を呼ぶと素直に応じてくれるヴィアムスである。レドゲニオスとイグレット、レンフォスとヴェダルも顔を見合わせ、前に出てきてくれた。
「みんなからヴィアムスに、話したい事があるんだ」
そう言うとヴィアムスは核をゆっくりと明滅させ、レドゲニオス達に向き直る。
「実は、我らの里で思い出の品も守りたいと言って下さったヴィアムスさんに、お礼をしたいという話が持ち上がりまして……」
「テオドール公にお話を通し、送別会に間に合うようにと用意を進めていたのです」
「お話を聞いて我らも協力しました。海水に強い素材が必要でしたからな」
レドゲニオスとイグレットが真剣な表情で言うと、レンフォスも穏やかな表情を浮かべた。
「思い出の品を守りたいと……そう言って戦ってくれた貴方に――私達からのお礼です」
イグレットがそう言って――リボンでラッピングされた箱を差し出す。ヴィアムスはまだ少し状況を掴みかねている様子であったが、核を明滅させ、スレイブユニットの目を瞬かせながら箱を受け取る。
「お礼……開けても良いのだろうか?」
「勿論です」
と、そんなイグレットの言葉にヴィアムスはリボンを解いて箱を開ける。中から現れたのは首飾りだ。
青い魔石を中心に、紋様魔術の刻まれた魔物の牙と爪を配置。首飾りの紐はミスリル銀線と水蜘蛛の糸をよりあわせ、水魔法で強化した物だ。首飾りなので海の中では一時装甲の内側に付けてもらう、ということになるだろう。
「おお……。これは……」
ヴィアムスがそれを大切そうに持ち上げるとみんなから大きな拍手が起こる。
「おめでとうございます、ヴィアムスさん」
と、グレイス達も微笑みを浮かべて祝福の言葉を口にする。
「一応我らは知っていたが、当日まで知らせない方が喜びも大きくなると思ってな」
「そうですね。ヴィアムスが頑張った結果の絆。先達として誇らしいものです」
マクスウェルやアルクスからもそんな言葉を受け、ヴィアムスは激しく核を明滅させておずおずと首飾りを装着する。そうやって身に付けると改めて会場にいるみんなから大きな拍手が巻き起こった。
コルリスやアンバー。ティールやヴィンクルといった面々も楽しそうに手やフリッパーを打ち鳴らし、アステールも雲でサムズアップをしていた。
「せっかくだし実用性のある魔道具にしたいって思ってね。何が良いか色々考えたんだ」
「境界公に術式を書き付けて貰い、私が術式を魔石に刻んだ。里の為に戦ってくれた、その礼だ」
「刻まれてる術は――自分と自分の周囲に迷彩フィールドを展開するものだね。これならヴィアムス自身の身を守る事ができるし、守りたい人が近くにいる時も助ける事ができる。勿論、任務の役にも立つと思う。まあ……海の中では装甲内部に入れておく必要があるかな」
同時に、魔力を消耗した際、魔道具が未使用なら予備の動力として回す事もできる、という仕掛けも用意している。ちょっとした魔力でも動く事さえできれば魔力変換装甲を利用してリカバリーができる、というわけだ。
「ああ、これは……嬉しいな。とても、とても嬉しい。マスターや……みんなの気持ち、確かに受け取った」
そう説明するとヴィアムスは何かを感じるように核を明滅させ、首飾りに手を重ねるようにして目を閉じていた。
「私達としては……里の為に戦って下さった方々には同様に何か贈り物を作ってお渡ししたいと考えています、ですがまずは、任務に向かうヴィアムス殿からですね」
レドゲニオスが言う。何というか、義理堅い事だ。さて、ヴィアムスにも喜んで貰えたようだし、みんなで親睦を深めるという事で、楽しく過ごすとしよう。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全410部分)
- 30454 user
-
最終掲載日:2018/03/27 00:58
Knight's & Magic
メカヲタ社会人が異世界に転生。
その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。
*お知らせ*
ヒーロー文庫よ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全139部分)
- 22713 user
-
最終掲載日:2018/03/21 20:03
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 28996 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部分)
- 25152 user
-
最終掲載日:2018/01/07 20:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~
※作者多忙につき、完結まで毎月第四土曜日の更新とさせていただきます。
※2016年2月27日、本編完結しました。
ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全230部分)
- 24933 user
-
最終掲載日:2018/03/24 07:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~
とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。
彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。
そうして導き出された//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全188部分)
- 22763 user
-
最終掲載日:2018/03/27 07:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 27133 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた
◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全195部分)
- 24182 user
-
最終掲載日:2018/03/29 21:00
異世界はスマートフォンとともに。
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全465部分)
- 22911 user
-
最終掲載日:2018/03/23 19:39
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全447部分)
- 22168 user
-
最終掲載日:2018/03/25 01:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全310部分)
- 34851 user
-
最終掲載日:2018/03/31 18:00
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1687部分)
- 31113 user
-
最終掲載日:2018/03/31 18:00
甘く優しい世界で生きるには
勇者や聖女、魔王や魔獣、スキルや魔法が存在する王道ファンタジーな世界に、【炎槍の勇者の孫】、【雷槍の勇者の息子】、【聖女の息子】、【公爵家継嗣】、【王太子の幼//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全255部分)
- 22970 user
-
最終掲載日:2017/12/22 12:00
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全128部分)
- 28527 user
-
最終掲載日:2018/03/14 16:38
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 29409 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 32660 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
マギクラフト・マイスター
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1838部分)
- 26119 user
-
最終掲載日:2018/03/31 12:00
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全537部分)
- 24961 user
-
最終掲載日:2018/02/03 23:34
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望では//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全223部分)
- 22217 user
-
最終掲載日:2018/03/30 19:25
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全118部分)
- 23472 user
-
最終掲載日:2018/03/05 08:32
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全142部分)
- 22504 user
-
最終掲載日:2018/03/28 07:59
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )
◆カドカワBOOKSより、書籍版13巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! 現在アニメ版が放送中です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします!】】】
//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全572部分)
- 36365 user
-
最終掲載日:2018/03/25 18:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全824部分)
- 28069 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全180部分)
- 26678 user
-
最終掲載日:2018/03/17 16:22
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~
記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全520部分)
- 25171 user
-
最終掲載日:2018/03/29 18:00
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全398部分)
- 29458 user
-
最終掲載日:2018/03/26 12:00
盾の勇者の成り上がり
盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全872部分)
- 23076 user
-
最終掲載日:2018/03/27 10:00