「シンプルにまとめつつ、自分をアピールする内容を書けば、英語レジュメは大丈夫!」
スポンサー リンク
こんにちは。オーストラリアに続いて2か国目のワーホリ、カナダのトロント滞在1か月の、たかむね(@takaholi29)です。
先日お伝えした通り、3週間の仕事探しの末、「Timothy’s World Coffee(ティモシーズ)」というカナダ発祥のローカルカフェで働き始めました。
【関連記事】
海外で仕事探しをする場合は、「履歴書」を直接お店に持って行って応募するのが一般的です。
「履歴書」のことを「resume(レジュメ)」や「CV(シーヴィー)」と言ったりしますが、レジュメは日本の履歴書とは、書き方が全く違います。日本語の履歴書を英文に直訳してもレジュメにはなりません。
しかし、自分のレジュメを作るってなかなか難しいですよね。そこで今回は、カフェでの仕事探しで実際に僕が使ったレジュメをお見せし、基本的な書き方を紹介します。
ワーホリや留学中に仕事をしたい人は多いと思いますので、そんな方々の参考になればと思います。ではいってみましょう。
スポンサー リンク
CONTENTS/目次
まず僕の経歴について
レジュメをお見せするにあたって、まずは僕の経歴を簡単に紹介します。
●ある大学の経済学部を卒業
●その学生時代(&卒業後のフリーター数か月間)のアルバイトは、①あるスタジアムでの飲食の売店に勤務(約4年半)、②都内のダイニングバーに勤務(数か月)など
●職歴は、テレビ番組制作会社に勤務(約4年半)
●オーストラリアワーホリ中に、バナナファームで働く(約8か月)
●帰国後、名古屋のカフェでアルバイト(数か月)
と、こんな感じです。
高校卒業して1年浪人し、大学はちゃんと4年で卒業したものの、就職活動に失敗し就職浪人もしました。なので、社会人は中途採用枠(のようなもの)で、1月からスタートしています。そして小規模なテレビ番組制作会社だったこともあり、「同期」というものはいませんでした。
改めてこう振り返ってみると、「変わった人生歩んできたな〜」という感じです。本当、一般的な日本社会のコースから逸れてるって自分でも思いますからね。笑
そして、この かなり ちょっと変わった経歴をレジュメにすると次のようになりました。
実際に使ったレジュメがこれ
▼クリックで拡大可能▼
1ページ目(表)
2ページ目(裏)
カフェでの仕事探しのためのレジュメですので、前提として飲食店での経験を厚く書いています。そして、このレジュメは2ページ(両面に印刷して1枚にしていました)になっていますが、ここまで情報を書いても、正直店の担当者は見ないので、簡潔に1枚にまとめるのが良いと思います。
では、解説していきます。
❶ 自分の名前と連絡先
一番頭に、自分の名前を書きます。
そしてコンタクトフォーム。面接の連絡は電話でかかってくるので番号は必須。住所は通勤時間などを判断基準にする店もあります。
❷ SUMMARY
そして内容ですが、まず始めに簡単な要約「Summury(サマリー)」を書きます。
ポイントは3つ。「(1)どんな仕事経験をしてきたか」「(2)それをどれぐらいの期間やってきたか」「(3)自分にどんな能力があるか」を簡潔に述べます。
僕のレジュメでは、(1)飲食関連の仕事(Service Sectorと表現しています)を、(2)約5年経験しており、(3)お客さんのニーズを汲み取るのが得意で、また接客が好きである、と書いています。
また、週7日でフルタイム、かついつからでも仕事が始められることもアピールポイントと思い、「Availabilities from Monday to Sunday, Full-Time, and able to begin work anytime.」とも載せています。
さらに、1年間勤務できるのもアドバンテージになるので、「ビザの期限が来年の2月」と、12か月後の期限も書きました。ビザが6か月を切っていると、雇ってくれる店は極端に減るので注意してください。
❸ QUALIFICATION
次に、技能・能力などの「Qualification(クオリフィケーション)」を箇条書きで書きます。
カフェで働く用にこのレジュメを作っているので、飲食関係に受けそうな技能を載せています。技術的な能力が不要です。僕が書いているように、「お客さんの立場でものを考えられる」「辛くても目標のためなら頑張れる」という精神論的な能力で全く問題ありません。
ちなみに、一番上の「Barista and Latte art certified」ですが、これはオーストラリアワーホリのときに、1日コースのコーヒースクールを受講したときのものです。そんな超短期間なものでも書いてしまって構いません。ウソではないですから、アピールできるところは、大袈裟にしてでも強調しちゃいましょう。
❹ WORK EXPERIENCE
ここが一番重要です。海外での職探しは、「資格」は重視されることはほぼ無く、「実際の経験」が採用の判断基準に大きく関係してきます。ですので、この項目で自分をアピールすることが大事です。
僕の場合は、カフェでの仕事をするためのレジュメだったため、それに直結する日本でのカフェのバイトを最初に書き、次に4年半と長期間勤務した飲食店の経験を載せています。そしておまけ的にダイニングバーの職歴も。
これらは全てアルバイトです。「経験」が重視される海外において、「アルバイト歴」そして実際の「職歴」は関係ありませんので、関係する仕事経験であれば、アルバイトであれ、しっかりアピールして大丈夫です。
そして、僕の実際の職歴であったテレビ番組制作会社の経歴とオーストラリアのバナナファームについては、今回のカフェ仕事と関係がないため、最後に少し書くに留めています。むしろ、関係の無い職歴は省いた方が良いと思います。
❺ EDUCATION
最後に学歴を書きます。ここは最終学歴と、その基本情報のみで大丈夫です。
学歴を重視されることは、まず無いです。採用担当者も参考程度に目を通すだけなので、「レジュメのルール」一応の情報を記載しているだけです。
まとめ:シンプルかつ自分のアピールをしっかり
今思うと、僕のレジュメは情報量がちょっと多いです。自分が採用担当者側で考えたとき、この量の内容をしっかり目を通さないですからね、きっと。ですので、シンプルに要点を絞って書きましょう。
そして、レジュメでは自分をアピールすることがとても大事です。ですので、かなり大袈裟に書いて全く問題ありません。というか、かなり盛って書くのが普通です。笑
日本人は謙虚ですから、「期待されすぎたら困る」と思うかもしれませんが、まずは雇ってもらうことが大事。雇ってもらい、働き始めてから困ることなんて多々でてくるので、レジュメの段階では気にせずに、しっかり自分をアピールしましょう。
ということで、レジュメについてでした。次回は、面接について書きたいと思います。ではまた!
WH②【カナダワーホリ記】〜1年間のローカルカフェ勤務の記録〜
スポンサー リンク
[…] […]