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筒美京平イズムを感じる楽曲

 

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  1. Every Beat Of My Heart
    CROWN HEIGHTS AFFAIR

    クール&ザ・ギャングがいたレーベル、ディライトから出していたディスコ・グループで、この曲はグループのいちばんのヒット曲だと思うんですけど、これがもう、筒美京平(笑)。ひと言で言えば、キャッチーすぎる。キャッチーすぎるっていうのは、京平先生を語るうえで欠かせない、ひとつのテーマですよね。

  2. Who Do You Think You Are
    JIGSAW

    これもまた京平先生が書いたような曲ですね(笑)。ジグソーは、日本で言うところのC-C-Bみたいなグループですかね、存在的には。洋楽を聴いてて「これって筒美京平が書いたんじゃない?」って思うような曲って、いまだにありますよね。

  3. Hooked On A Feeling
    B.J. THOMAS

    BJトーマスはすごく好きなアーティストのひとりなんですけど、聴くたびに京平先生のことを思い出すんですよ。この曲は見事に尾崎紀世彦さんが歌いそうな曲だし、京平先生自身、ナッシュヴィルのポップ・カントリーとか大好きだっておっしゃってたから、近いフィーリングがあるんでしょうね。

  4. What Have I Done to Deserve This?
    PET SHOP BOYS

    京平先生ってペット・ショップ・ボーイズ大好きなんですよね。「日本のペット・ショップ・ボーイズ」みたいなものをやりたいっていう野望もあったようですし。

  5. Goin' Back To China
    DIESEL

    去年、ブルース・リーのトリビュート・アルバムに参加した時、欧陽菲菲さんにこの曲を歌ってもらったんですよ。当時、鹿取洋子さんが日本語でカヴァーしてた曲ですけど、これって外国の曲だってことをずっと知らなかったんですよね。それこそ筒美京平さんだと思ってました。

  6. Rydieen
    森丘祥子

    アルバムは僕がプロデュースしたもので、邦楽のカヴァー・アルバムだったんですよ。この曲はもちろんYMOのカヴァーで、僕が詞をつけたものなんですね。これはかなり筒美京平っぽい作品です(笑)。

  7. 東京は夜の七時
    pizzicato five

    「モナムール東京」とかも強烈に意識したけど、あれはなんか違うなって。京平先生のスタイルをマニアックな視点で捉えたって時点で大きな間違いだったんだよね(笑)。そういうことを踏まえると、ピチカート・ファイヴの曲の中で京平先生っぽいと思われるのは、やっぱりこの曲。

  8. キミノヒトミニコイシテル
    深田恭子

    この曲をレコーディングする朝、スタジオ行くときに京平先生の曲を聴いて、しっかり注入してから行きましたから(笑)。この曲は、ピチカート・ファイヴを解散して最初にやった仕事だったという想い出もあるんですよね。

  9. オンナのコ オトコのコ
    小倉優子

    実は、この曲は当初、ゆうこりんの曲というよりも、アニメの主題歌ということでお話が来たんですよ。だから、この曲は僕にとって、京平先生でいう「サザエさん」みたいなものなんですよね。そう、「サザエさん」を歌ってるのは宇野ゆう子さんって方なんですよね。一応、「ゆうこ」繋がりということで(笑)。

  10. 瞳の中にミラーボール
    野本かりあ

    これ作ってるときに、思いっきり京平先生のことを意識した。タイトルからして京平先生の曲っぽいでしょ(笑)。石野卓球さんがやっているようなテクノを京平先生が聴いて、曲を作ったらこんなふうになるんじゃないか?って感じの曲。