PR記事のタイトルにPR表記をつけるか否かで盛り上がっているけど、それ以前の問題としてみんなそんなにWeb記事を楽しめているの?っていう。
Webの記事ってあれでしょ、どこどこ行ってきた、とかなになにやってみた、っていうのを写真で羅列して美味しかったです、とか、最高の街です、みたいなの。あるいは「●●をやる5つの方法」みたいな。
いや、昔は俺も読んでいたよ。好きなブログもあったしね。でも、今から思えばそれはほかに選択肢がなかったからなんだよな。
ちょっとお金出せば映画も雑誌も読める状態で、みんなそんなにWebメディアの記事を求めているの?
こっちはAmazonで映画見るのに忙しいし、Dマガジンで雑誌も読まなくちゃいけないし、Web記事にまで手が回らないよ。というか、映画や雑誌に比べるとやっぱWeb記事ってしょぼいよね。タランティーノの映画が流れている横で「ライターの俺がパン食べましたよ〜」とか言われても「どうでもいいわw」っていう。「お前なんでそんなんでトラボルタと同じ土俵に立とうと思ったんだよw」っていう。
PR表記どうこう以前で揉めているのを見ても、なんというか「子どもの世界」だよね。少ない予算でしょぼい企画をこねくり回して、それをフォロワー数多いライターに告知してもらってなんとかお金にしているという。なんというか、貧乏くさいよね。
Webメディアに「これから良いコンテンツって何かを考えて作ります!」とか言われても、「いやいや、もうあるからさ?」って感じなんだよね。「ハリウッドでめちゃくちゃ作られてるからさ?」「邪魔だからさ、同じ土俵に並べないで?」っていう。
傍らじゃ100倍、1000倍の予算をかけて作られたプロフェッショナルのコンテンツが数百円でいくらでも見れるのにさ。
そんなしょうもないものを苦労して「なんで作っているの?」、読者には「なんで見ているの?」というのが正直な印象。