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楽天スーパーポイント、Tポイント、dポイント…

自分に合った使いやすい共通ポイントはどれ?

いろいろなお店で同じポイントを貯められる共通ポイント。4大共通ポイントと呼ばれている「Tポイント」「Pontaポイント」「楽天スーパーポイント」「dポイント」のうち、どれか1つは貯めている、という人も多いのではないでしょうか。とはいえ、自分のライフスタイルに合わないポイントをつい貯めてしまい「意外と貯まるペースが遅いな」と感じる人も多いのでは? そこで、自分に合った共通ポイントの選び方と、お得な貯め方をお伝えします。

共通ポイント

・インターネットでもリアルでも貯めやすいTポイント
・ローソン派にはPontaポイントがマスト!
・楽天スーパーポイントはキャンペーンが豊富!
・dポイントはドコモユーザーがやはり有利!

インターネットでもリアルでも貯めやすいTポイント

Tポイントは2017年12月末時点で提携店舗数が77万超と共通ポイントの中で最も多く、多様なお店で使えるのが特徴です。「ファミリーマート」、「サークルK・サンクス」、「スリーエフ」といったコンビニのほか、ファミリーレストラン、コーヒーショップなど生活に密着した店舗が多く、普段の生活でコツコツとポイントを貯められます。

ヤフーと提携しているため、インターネット上での貯めやすさもピカイチ。「Yahoo! JAPAN」のIDにTカード番号を登録しておくと、「Yahoo! ショッピング」と「LOHACO(ロハコ)」で通常は1%、「5のつく日キャンペーン」と題して毎月5・15・25日にはPC・スマートフォン・タブレットで3%、スマホアプリでは5%のポイントが貯まり、ネットショッピング好きなら見逃せません。

「Yahoo! トラベル」や「ヤフオク!」、「Yahoo! 公金払い」など、ショッピング以外のサービスでもポイントが貯まるので、積極的に利用しましょう。

貯めたポイントは1P=1円として加盟店での支払いに利用できるほか、各種ポイントや商品にも交換可能。中でもANAマイルへの交換(500ポイント→250マイル)は、マイラーに人気です。
(関連記事:JALとANA、マイルはどっちで貯めるのがお得?

国内で貯めたポイントを海外で使うこともできる!

また、Tポイントは海外の提携店舗でポイントを貯めたり、使ったりできるのも特徴です(海外のお店一覧 - Tサイト[Tポイント/Tカード])。国内では1P=1円が一般的ですが、たとえばハワイでは、100P=1ドルで利用できるお店もあります。外国為替レートが1ドル=110円であれば、円換算で1P=1.1円の価値になり、お得です。逆に、1ドル=90円など円高・ドル安が進んでいれば、価値は目減りします。

こんな人におすすめ!
・Yahoo! ショッピングやロハコなどヤフーのサービスをよく利用する
・最寄りのコンビニはファミリーマート
・ファミレスによく行く
・ANAマイルを貯めたい
・海外店舗で使ってみたい

ローソン派にはPontaポイントがマスト!

ローソンで貯まる共通ポイントといえば、Pontaポイント。提携店舗数は17万店(2017年5月1日時点)で、会員数は8539万人(18年1月末時点)です。「大戸屋」や「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」など全国チェーンの飲食店をはじめ、百貨店の「高島屋」、スーパーの「ライフ」(一部店舗)などでもポイントが貯まります。

「じゃらんnet」「ホットペッパービューティー」「ポンパレモール」といったリクルート系のサービスをよく使う人にも、Pontaポイントはおすすめです。これらのサイトはポイント付与率が1~3%と高めに設定されている上、ポイントアップキャンペーンも多く実施されているためです。

ローソンのお試し引換券との交換がお得!

ポイントのお得な使い道は、何といってもローソンの「お試し引換券」との交換です。毎週火曜と金曜に公式サイト(お試し引換券・今月の全商品)が更新され、お菓子やお酒、日用品など、さまざまな商品と交換できます。

たとえば40Pで129円相当のヨーグルト、80Pで160円相当のアイスクリームなどがあり、1P=1円として使うよりずっとお得です。利用は先着順なので、サイトをこまめにチェックしておきましょう。

もう1つはJALとの提携。2ポイント→1マイルに交換できるほか、JAL便に乗るとマイルのかわりにPontaポイントが貯まるサービスもあります。

こんな人におすすめ!
・最寄りのコンビニはローソン
・KFCや大戸屋によく行く
・リクルートのサービスを利用している
・JALマイルを貯めたい

楽天スーパーポイントはキャンペーンが豊富!

楽天のユーザーなら、必ず貯めたいのが楽天スーパーポイント。楽天市場をはじめ、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天デリバリー、楽天ネットスーパーなど、ほとんどのサービスでポイントが貯まります。会員数は2017年12月末時点で9520万人(楽天会員ID数、登録完了後1回以上ログイン)、提携店舗数は52万店です。

長所は、何といっても貯まりやすさ。たとえば楽天市場のポイント付与率は通常1%ですが、アプリや楽天ゴールドカードなどの併用で、最大11%(期間限定ポイントを含む)になります。随時開催されているキャンペーンを狙えば、さらに多くのポイントを獲得することも可能です。

期間限定ポイントはリアル店舗で使い切ろう!

「マクドナルド」や「くら寿司」、「ミスタードーナツ」など、リアルの提携店舗も増えています。おすすめは、楽天市場でのキャンペーン時にもらえる「期間限定ポイント」を、こうしたリアル店舗で使うこと。「もうすぐポイントの有効期限が切れるけど楽天市場にほしいものがない」というときでも、1ポイントから有効に使えます。また2ポイント→1マイルでANAマイルにも交換できます(期間限定ポイントや提携先から交換したポイントを除く)。ネットショッピング好きも、ANAマイラーも、とりあえず貯めておくのが正解でしょう。

こんな人におすすめ!
・楽天のサービスをよく利用する
・マクドナルドやミスタードーナツによく行く
・ANAマイルを貯めたい

dポイントはドコモユーザーがやはり有利!

2015年から共通ポイントに仲間入りしたdポイント。新規参入ながら、ローソンやマクドナルド、タワーレコードとの提携など、ドコモユーザー以外でも貯まる&使える店舗が増えています。提携店舗数は32,200、会員数は1974万人(2017年12月末時点)です。

やはり最も貯めやすいのは、ドコモユーザーでしょう。スマートフォンなどドコモのケータイの利用代金はもちろん、ネットショッピングの「dショッピング」、ホテルなどを手配する「dトラベル」、雑誌読み放題の「dマガジン」、映画・ドラマ配信の「dTV」などでも、高レートでポイントが貯まります。

Pontaポイントへの交換で使えるお店が一気に拡大!

おすすめの使い道は、Pontaポイントへの交換。5000dポイント→5000Pontaポイントと等価交換でき、Ponta加盟店で幅広く利用できます。また、JALマイルへの交換も可能(5000ポイント→2500マイル)なので、JALマイラーならこちらもお得です。

こんな人におすすめ!
・ドコモユーザーである
・ローソンやマクドナルドによく行く
・JALマイルを貯めたい

まとめ

各共通ポイントの特徴をおさらいすると、以下とおりです。

各共通ポイントの特徴

いずれのポイントカードも、提携店舗に行けば無料で手に入ります。さらに多くのポイントを狙うなら、クレジットカード機能付きのカードを作ってみてください。自分にとって貯めやすい共通ポイントを見極めることが、得するポイントライフのカギでしょう。

森まなみ

森まなみ

クレジットカード、電子マネー、スマホ決済を中心に雑誌やWebで執筆中のFPライター。クレジットカード紹介サイト「上級カード道場」執筆メンバー。最近の関心はキャッシュレス時代にふさわしいお金の管理法。

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