2014年05月22日
欧州のルーマニアに2015年から配備する予定の弾道ミサイル防衛システム「イージス・アショア(地上型イージス)」の試験がハワイのカウアイ島で始まりました。ハワイ時間5月20日に、カウアイ島の地上に設置されたイージス・システムから弾道ミサイル迎撃用のSM-3ブロック1B迎撃ミサイルが発射されています。今回の試験は迎撃ミサイルの発射だけで、標的を撃墜する試験ではありませんでした。

Standard Missile Completes First Test Launch from Aegis Ashore Test Site - Missile Defense Agency

イージスアショア
※米ミサイル防衛局より、カウアイ島に設置されたイージスアショア


2014 AegisAshore CTV 01

赤外線映像では3つの光点が映っていますが、それぞれ第二段ロケット、第三段ロケット、キネティック弾頭だと思われます。

イージスアショア

発射の様子で少し気になったのは、ランチャーを傾けてミサイルを発射している点です。イージスアショアのランチャーは艦船用のVLS(垂直発射ランチャー)がベースで、本来は真上に発射します。

イージスアショア

しかしカウアイ島に設置されたイージスアショアのランチャーは、発射角度をある程度自由に設定できる機構が備わっていました。

以下は1年前にUPされたロッキード・マーティン公式のイージスアショアCG動画です。このCG動画はカウアイ島に設置されたイージス・アショアの設置状況をシミュレートしています。CG動画の最後のランチャーからの射撃の様子でも、斜めに傾けて発射されています。


Aegis Ashore

なぜ傾けているのか公式説明は見当たらなかったのですが、傾けて発射することでミサイルが何らかの不具合で誘導できずそのまま落ちてきた場合でも、安全に海に落とす事を狙っているのかもしれません。艦船の場合だと自走で移動しているので真上に発射したミサイルが落ちて来ても自艦に当たることはありませんが、地上設置で垂直発射だと不具合が起きればそのまま落ちて来てぶつかってしまう可能性があります。

記事へのコメント ↓書き込みフォームへ移動
  1. 是非日本にも欲しい
    艦船よりも運用コストはどのくらい下がるのだろうか?


    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月22日 20:21:00
  2. 1セット1000億円近いんじゃ・・・

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月22日 21:07:39
  3. イージス艦を陸揚げしたようなもんか
    従来のトレーラータイプじゃ駄目なのかしら

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月22日 21:08:03
  4. ポーランドに設置しようとしてロシアから文句言われたやつだね。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月22日 21:09:35
  5. PAC-3だと数揃えなきゃいけないから金かかるし
    ロシア、ウクライナ方面からのMDなら妥当な選択なんじゃないか
    イージス艦と違って動けないから飽和攻撃が容易だが

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月22日 22:34:27
  6. 中国からの弾道ミサイル防衛用にも南西諸島方面に欲しい。
    それとイージス艦の負担を減らして本来の海上防衛に振り向けるためにもね。
    もっとも固定基地だから巡航ミサイルの標的になるだろうけど。

    しかし、同時に警戒レーダー網も強化しないと意味ないけど。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月22日 22:38:15
  7. いや日本には要らんだろ・・・領海広いんだから素直にイージス艦増やさな
    安物買いの銭失いになりかねんわ

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月22日 22:41:49
  8. 以前の内之浦の発射台と似たような発想なんですかねえ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月22日 23:56:48
  9. >7

    SM-3ブロック2Aの射程は2000km近い。これ一つあれば日本中をカバーできる。イージス艦はむしろリモートランチの為の前方センサーに使いたい。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 00:01:33
  10. イージスDDGを柔軟に動かす為にも、陸上での防空能力を高める事は有効ですしね。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 00:06:02
  11. >艦船の場合だと自走で移動しているので真上に発射したミサイルが落ちて来ても自艦に当たることはありませんが、地上設置で垂直発射だと不具合が起きればそのまま落ちて来てぶつかってしまう可能性があります。
    わざわざ可動式にしているのもよくわからない。
    迎撃対象が想定出来るなら角度をつけたまま固定も出来るのでは?
    垂直にでき無いと装填とかに問題でも起きるんだろうか?元がVLSだけに

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 00:33:23
  12. もう少し射程が伸びればマリアナに一つ作れば九州~沖縄~台湾~フィリピンの線が防御できるのかな?
    費用対効果は微妙だけど、後方の普段は攻撃されないけど絶対守らないといけない重要拠点とかに置くと良さそうだね。

    日本の場合は? 弾道ミサイルにとっては日本なんて短距離もいいところじゃないっすかorz

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 00:44:05
  13. >12

    日本までが短距離なわけない。韓国が敵に回らない限り、短距離弾道ミサイルは本州や九州までは届かない。北朝鮮からは準中距離弾道弾、中国からは中距離弾道弾が必要だ。

    これらはMDで迎撃するのに最も組し易い、中途半端な射程の弾道ミサイル。戦域ミサイル防衛構想のドンピシャだぜ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 02:20:05
  14. 今のところ日本のMDは対北朝鮮の名目だけどこれ調達するなら対中国の姿勢を明確にした方が良さそうだな

    イージス艦と違って敵潜水艦や敵水上艦は無視出来るが敵航空機やゲリラ攻撃に対しては水上艦より脆弱だな
    巡航ミサイルへの対応策も考えないとな

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 05:43:48
  15. >>14
    アショアを守る為のPAC2か中SAM部隊も必須ですね。洋上の艦隊がSM-2>短SAM>CIWSやRAMと多重防御してるのと同じに

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 08:01:23
  16. アショアからESSM撃ったりすることはできんのか?

    しかし海に陸にとイージスは今後もしばらく大活躍だなぁ
    さすが女神の盾

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 09:47:31
  17. 実験時に斜めに打ち出すのは上に落ちる心配を考慮はあるけど、
    写真を見る限りはランチャー自体が稼動するようなので、
    ただ単純に、飛来してくる物体の角度やら方向に応じて、
    最適な迎撃角度で打ち出すためなのでは?

    しかし、施設はそのまんま「地上にイージス艦の艦橋を再現」ですね。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 10:12:49
  18. イージス艦より安価なら発射プラットファームとして多数配備出来る。
    探知・誘導のシステム構築は別に考えればいいのでは?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 13:05:17
  19. 本気で下地島空港に空自の飛行隊を常駐させるなら、イージス・アショアを設置する価値はあるかもね。いざ始まったら。真っ先に弾道弾で狙われるでしょ。
    それにあそこからなら、尖閣上空もある程度カバーできるし。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 13:44:09
  20. ところでこれって運用の管轄は海軍なの?w
    日本で配備したら管轄で揉めそう。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 14:44:06
  21. 日本の場合、イージス艦を何隻も持っているんだから、地上設置のランチャーだけあればよくね?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 14:45:55
  22. レーダーシステムを日本アルプスの何処かの峰に設置すれば、巡航ミサイルでは攻めにくそうだね。


    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 14:52:24
  23. これって手頃な標高の山の山頂に設置すれば
    擬似的に早期警戒機の役割も果たせるんじゃないか?
    地上設置なら艦載設置より空間的な制約がないから大掛かりなものにできるし

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 14:59:22
  24. 斜めに打つのは、Mk72を海に落すのが主目的ではないのかと。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 15:11:35
  25. でっかいアスロックだな

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 15:15:08
  26. >24

    Mk72ブースター自体に推力偏向ベーンがあるんだけど。あれはまっすぐ飛ぶだけのブースターじゃないよ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 16:28:04
  27. >21

    前方探知センサーとしてのイージス艦をなんだと思ってるの?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 16:29:52
  28. >24

    The MK-72 booster features four-nozzle thrust vector control,
    http://www.deagel.com/Rocket-Engines/Mk-72_a001717001.aspx

    というわけでブースター自体に推力偏向による向きを変える能力があるんだ。だから誘導指令が効く状態なら真上に撃ったって構わない。針路を曲げてブースターは海に落とせる。

    斜めになってるのは結局は不具合が出て誘導指令が効かない時に真上から落ちてきて施設に当たるのを防ぐためなんじゃないかって話。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 16:34:36
  29. >26
    Mk72に推力偏向ノズルがついているのは知っていたが、それは100%確実に稼動する保証はあるの?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 16:50:37
  30. つまりだね、次は車載型イージスを作れと言うことなんだね!
    ゆくゆくはイージス歩兵だねぇ~

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月23日 18:23:51
  31. >29
    何言ってるの君は。不具合が起きて稼働しなかった場合は困るから傾けているというのは、このオブイェクトの記事本文で解説済みじゃないか。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月24日 01:54:06
  32. ロケットモーターに点火しなかったら…と思ったけどスタンダードはホットランチなんだっけか。
    風とかで真下に落ちる可能性は低いけど近くにあるレーダーとかに当たるとまずいから斜めに発射するということなのかな?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月24日 03:19:58
  33. 「角度可変? VLSそのまま埋めればええやん税金の無駄遣い」
    読んでて途中までそう思った自分は、設計技師にはほと遠いや

    「こんなこともあろうかと」
    ちゃんと計算されてるんだね角度とか

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月24日 10:38:22
  34. もしもの為に斜めに打ち上げるのは理解できるが、角度を可変にするのは、何故だろう?
    装填時の制約か、保管時の制約だろうか?
    SM-2の頃とは違う制約があるとすれば、キネティック弾頭の液体燃料辺りだろうか?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月24日 10:38:53
  35. >>23
    >これって手頃な標高の山の山頂に設置すれば
    >擬似的に早期警戒機の役割も果たせるんじゃないか?
    >地上設置なら艦載設置より空間的な制約がないから大掛かりなものにできるし

    早期警戒機のレーダーサイトに対する利点は水平線距離を長くとれること。レーダーサイトでは水平線に隠れて発見できない位置にいる目標でも、早期警戒機なら発見可能になる。

    例として早期警戒機のE-2と九州で一番高い位置にある背振山レーダーサイトとの水平線距離を比較すると以下のようになる。(レーダーは電波の屈折で目視に比べてある程度水平線向うを探知できるけどここでは省く)

    地球半径R[m] : 6378137
    脊振山レーダーサイトの高さh1[m] : 1055
    E-2の作戦高度h2[m] : 9150
    水平線距離L[m] : √{h(2R + h)}

    脊振山レーダーサイトの水平線距離
    L = √{1055 * (2 * 6378137 + 1055)}
    ≒116013

    約116 km

    E-2の作戦高度の水平線距離
    L = √{9150 * (2 * 6378137 + 9150)}
     ≒ 341765

    約342 km

    E-2の水平線距離は脊振山レーダーサイトと比較して200 km以上長くなる。したがってレーダーサイトでは早期警戒機の役割を果たすことはできない。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月24日 13:33:39
  36. >>22
    巡航ミサイルは弾道ミサイルと違い、レーダーに探知されないよう低空を飛行(シースキミング)して水平線下や自然の起伏に隠れるので、早期警戒機のほうが探知しやすい。
    コメント35に計算式は示してあるので日本アルプス北岳(イージス・アショアの設置は恐ろしく困難だろうが)の水平線距離を計算してみるといい。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月24日 14:39:03
  37. >>36
    3776mの富士山でも見通し距離は230km前後だしE-2Cとタメ張りたかったらエベレスト級の山が必要だね。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月24日 17:18:16
  38. 形からして

    VLS陸に上げるのにわざわざ穴掘るの面倒よね、地面に作ろ:予算的な意味で
    地面に作るなら斜め撃ち可能だからそうしよう:安全的な意味で
    斜めに出来るなら横にも出来た方が色々便利だよね:保守整備的な意味で

    とか予想してる。
    どっちみちミサイル云々の機能的な要求というよりも運用面での要求だろうから、色々と妄想するしかないな

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 00:42:05
  39. 山の上なんて冷戦時代から既にレーダーサイトだらけだし、早期警戒機が何に対して早期なのか考えれば答えは自ずとry

    ところで、発射装置と管制システムはどの程度離しても大丈夫なんだろう、これ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 10:09:37
  40. >38
    >斜めに出来るなら横にも出来た方が色々便利だよね:保守整備的な意味で
    3枚目についている写真から見ると自力で真横までは回らない。
    ついているシリンダーの長さが足りないので、横に向けるんだとこれを外してつり上げる必要がある

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 11:04:07
  41. >31
    正常飛しょうでも不適合が起きた場合でも、落下を防ぐ対象はMk72だけだから、
    斜めに打つ主目的はMk72を海に落とすためとなるわけだ。



    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 15:01:04
  42. 中・北からIRBM乱射される可能性のある日本だとむしろ発射機とデータリンクだけ陸上に置いとけばいいんでないかね?
    さすれば安いでしょ。そりゃレーダーやイージスシステムもついてたほうがいいに決まってるけど、予算には限りが。

    だってイージスは海戦にも必要だしVLSにはかぎりがあるし、SM3は艦隊防空にはあんまり役立たないからね。まさか中国も自衛隊に対艦型DF21を飽和してこないでしょw

    アメリカみたいにイージス艦がうなってるわけじゃないしさ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 17:14:28
  43. 垂直に発車して仮に不具合があって落ちてきたとしても迎撃すればいいだろ。そのためのイージスシステムだ。
    少しでも平気システムの知識があれば気付きそうなものだが…
    管理人、知識のアップデートくらいしようよ…

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 17:23:33
  44. >>43
    不具合発生が迎撃できない高さだったらどーすんのさ?
    というか何で迎撃するつもり?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 17:32:00
  45. >>43
    はあ、じゃあアメリカには兵器専門家はいないというのですね。
    一回の不具合で弾体を1本失うのと2本失うのとどちらが有利かなんて、小学生でも判りますよ。
    何としてでも管理人を叩きたいみたいですけど、書いてて惨めに思いませんか。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 17:34:10
  46. >>43
    は?一体何で迎撃するんだ?そもそも撃ち落すだけの時間が無い場合は?
    迎撃可能高度に達してなかったらどーするるんだ?
    迎撃するなんて問題点山済みな事ぐらい少し考えれば気が付くだろ?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 17:37:43
  47. ブースターが真下に落ちてきたりミサイル自体の不具合があったりすると怖いので斜めに打ち出したい、ミサイルコンテナのVLSへの装填が垂直じゃないとだめなので角度を可変にしてみました……なんて理由はどうだろう

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 18:50:23
  48. >>42
    地上型にするとシステム一式に加え、土地代、オペレーター、基地警備員などが別途必要だが、あたご等の既存のプラットフォームを使えばミサイルとイージスシステムのアップデートのみで使用可能。

    システム自体も高額だが、長期的に見ると人件費が馬鹿にならない。人件費は防衛費の44%にもなる。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 19:11:30
  49. こんなものは置かない方が
    ルーマニア自身にとっては安全なんじゃないですか?
    置いたがゆえに貧しい小国でも標的にされてしまいます

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 19:22:45
  50. また昔の「畑の中の巡洋艦」を思い出してしまった。アメリカはイージスレーダーの試験をするために陸地にSPY-1レーダーの雛形を付けた建物を作って試験したことがありまして…。
    >43
    誤字たらけだぞ。
    落下するミサイルは迎撃するよりも海に落としたほうが確実でコストもかからないことを知らないのですか?それに撃ち落とす時間がない場合もあります。
    そうだ、ルーマニアに配備するイージス・アショアは空き地にミサイルを落とすようにするのかな?

    Posted by 90式改 at 2014年05月25日 20:06:00
  51. 艦載のVLSもある程度傾けてると聞いたことが
    あるんだけれど、間違ってる?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 20:29:07
  52. >>51
    確かアドミラル・クズネツォフの巡航ミサイル用VLSは60度位(正確な値は忘れてしまった…)傾けてあったはず。
    ただVLSはVertical Launching Systemの略なので厳密には垂直じゃないとVLSじゃないね。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 21:25:08
  53. うーん、何じゃろ?
    うまく纏まらないから、こんな与太話から質問の切っ掛け作ってみるわぁ。

    Com W.T.R「艦長! 対抗勢力領域内にて弾道弾の発射を感知!」
    CPT J.L.P「なん…だと… よりによって当艦がこの針路に乗っているこの最中にか?! 副長!弾道弾迎撃態勢最適化の為急速回頭!」

    ・・・というシチュエーションはあるのかな?

    別の表現をすると
    「ミサイル発射管を垂直に設けることは 全方向に偏りなく すなわち全方向に同等の確率で迎撃を行える態勢を整えている」ということと同義なのだろうか?

    まぁ、「垂直」が何に対して垂直なのか、という根源的な疑問はあるのだけど。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月25日 22:46:32
  54. ミサイル装填ランチャー内でロケットモーターを点火し、推力が一定値以上に達したら固定ボルトを引き千切るなどして勢いよくランチャーから飛び出していく欧米に多いホットランチ方式のランチャー(VLSを含む)でも傾けてあるものが多いですが、ガス圧を利用したカタパルト機構等でミサイル弾体を空中に放り上げてからロケットモーターに点火させるコールドランチ方式のVLSでは、点火に失敗するとそのままランチャーや甲板に落ちてくる危険性がありますね。コールドランチ方式VLSでもできれば傾けて発射したいのではないでしょうか(特に艦載VLS)。
    ロシアの対空ミサイルのS-300でも点火しなかったのか射出直後にVLSランチャーのちょっと上方で爆発(コマンド爆破?)するシーンや最新のS-400でも射出後に点火せずにそのままの姿勢で落下してきてVLSランチャーにお尻から衝突するシーンを収めた動画も見たことがあります。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月26日 00:49:48
  55. どうでもいいけど。第3新東京にでも置いてそうなデザインだな(え

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月26日 03:24:30
  56. >>52
    言葉の厳密な定義はともかくVLSが少し傾いていても不思議じゃない。


    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月26日 03:39:40
  57. 単純に、迎撃の方向に向けるだけじゃないの?
    垂直で打ち上げて上空で進行方向を変えるよりも、軌道の無駄が少ない。
    初期状態は重たいし、多少でも燃費節約になるかも。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月26日 09:13:00
  58. >>57
    分かりにくかったので自己レス。
    仮想敵の方向はわかっているので、発射機はそちらに向けて設置。
    迎え角は、会的地点への放物線を描く軌道の迎え角に可変できる。
    MDと言っても、中距離弾道弾みたいなもの。弾道といえば大砲だって、迎え角を変更できるし。

    もしくは、ミサイル補充がしやすくなるとかかな。クレーンで上から入れるの大変でしょ。
    艦載のときと違って、クレーンオペレーターから入り口が見えない。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月26日 09:31:50
  59. 弾道弾迎撃システムのレーダーに
    低高度目標探知能力は必要無いべ。

    巡航ミサイル出したのは、海面上を飛んできたミサイルが、そのまま地表スレスレ飛んだら日本の山岳地形への対応は困難だろうし、浮き上がったら用意に迎撃されるんじゃね?って意味。

    Posted by 22 at 2014年05月26日 22:12:40
  60. >>53
    VLSの前にあったミサイル発射機だって旋回が可能だよ。
    アメリカが使用しているような固定箱型VLSの利点はそれぞれが独立した発射機であること。従来の発射機が壊れてしまったらその下の弾薬庫に弾がいくらあっても撃てなくなってしまう。
    それとVLSの蓋を開ければいいだけなので複数発射する場合でも事実上リロード時間が無いこと。
    後はVLS(とシステム)に対応したミサイルなら何でも積んでOKということもある。敵の航空圏内には近寄らないし潜水艦も居ないからVLS全部トマホークにしてしまえということも可能。というか湾岸戦争でアメリカがやったという噂。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月26日 22:15:16
  61. >>58
    写真を見る限りはイージスアショアのランチャーに旋回機能はついてないみたい。
    「故障などの場合自分の上に落ちないようにする」話と違って誘導できなかったら迎撃出来ないのだから方向はだいたいでいいのだろう。
    また動かさない方が(万一のトラブル時の)落ちてくる領域を限定できる。

    >>53氏が何を言いたいのかよくわからない。
    端的に言って弾道弾迎撃の最中に回頭など行ったとして時間的に意味があるんだろうか?
    多少余計に誘導する必要があるかも知らんが諸元揃ったらとっとと撃て。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月27日 01:24:04
  62. SM-3のように大気圏外に飛び出していくミサイルの場合、宇宙ロケットと同じで、ある程度の高度まで垂直に上昇してから目標軌道に乗せていった方が効率はいいはずなので、ミサイルの性能発揮のために斜めに打つ必然性はないと思うけど。

    M-Vを斜めに打ち上げてたのは、打ち上げ失敗時に発射台に被害を及ぼさないためだったようだし。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月27日 12:42:41
  63. 某所で全体のCG図を見ましたが、ランチャーの大きさに驚きました。
    Mk41ってあんなに背が高かったのか…

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月28日 07:50:39
  64. >>63
    全長6.5mを超えるSM-3を完全に収める上に底面にはミサイル発射時のブラストを逃がすスペースがあるからね。
    Mk41は2種類?の高さがあり、SM-3を収められる大きいほうは7.6mなんだとか。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月28日 19:16:34
  65. >>62
    宇宙ロケットは、空気密度の違う低空(ノズルが最適化できない+空気抵抗も大きい)を最短で抜けたいので、
    地上付近では垂直に上げて上空で姿勢と軌道を変更するみたいですね。

    軌道としては非効率でも、燃費としては、そっちの方が有利のようで。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月29日 11:23:03
  66. いっそ、多連装ロケット砲のように、完全に水平にできれば、再装填が簡単そうだなあ。
    でも、ランチャーに吊りレールが付いてないので、その機能はなさそう。
    http://www15.tok2.com/home/lttom/military-powers_jgsdf/mlrs/mlrs-2/military-powers_mlrs2001-011.jpg
    ミリタリーパワー様へのリンク

    Posted by 名無しОбъект at 2014年05月29日 11:31:31
  67. 南西諸島をミサイル基地群で要塞化すればいいんじゃない 

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月01日 16:06:33
  68. >>67
    そんなお金、どこから持って来るの?
    お金ってドブに捨てていいものではないんですよ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月01日 17:10:48
  69. >>68
    日本は今まで防衛費に手を抜きすぎでしょ。GDP比1%は、主要国では最低レベル。世界有数の軍が集結する東アジアなのに。

    紀元前以来、天然の障壁である日本海が機能していたから、比較的防衛は容易だったけど、
    輸送技術の進歩で、今後はそうも行かない。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月01日 19:00:54
  70. 南西諸島をミサイル要塞化して、接近拒否領域すればいい。
    まあ、警戒・探知・誘導をどうするのかが大きな課題だと思うが。
    予算は何とか遣り繰りして捻り出すしかない。(いい加減な言い方かな?)

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月01日 20:20:22
  71. 置くとしても沖縄本島が限度だろ。
    確実に完全には防衛しきれないその他の小さい島に戦略兵器配備するとかただのアホ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月01日 22:25:05
  72. >>70
    どの辺の島にどういう装備を置くのか示してくれ。それとこの記事にどう関連するのかもな。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月01日 22:28:33
  73. >>72

    70じゃないけど、置くんなら下地島でしょ。
    19でもチラっと書いたけど、イージス・アショアをここに置けば、下地島空港の防衛となって、空自の作戦機を前進配備できる。もし有事となったら、弾道弾で狙われる可能性は高いからね。

    また地対艦ミサイル連隊を配備すれば、尖閣ににらみを利かすだけじゃなく、本島と宮古島艦の公海ルートを抑えることにもなる。


    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月02日 01:48:40
  74. 直下の防衛はPAC-3じゃないのか?

    下地島じゃカバーできる範囲が狭すぎじゃないかな

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月02日 05:15:59
  75. >>73
    弾道弾防衛の地上型イージス配備はともかく、他が全然ダメよ。

    那覇基地から尖閣諸島は大体420km程度で下地島からは200km弱。足の短いヘリならともかく戦闘機を前進配備させなきゃいけない距離じゃない。
    仮に地上型イージスでSM-2ブロック4A(射程160kmとする)が運用できたとしても尖閣諸島は大正島位しか射程に入らない。
    おまけに下地島の最高標高は21.6mしかないから見通し距離は18km程度しかない。地対艦ミサイルもSM-2もフルスペック発揮するにはレーダー中継かデータリンクが必要だ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月02日 11:26:18
  76. 日本で導入になったら陸海空どこの管理になるのか。

    >>73
    仮に空から攻撃されるのは防御できるとして
    海から攻撃されるのはどう対応するんだ?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月02日 22:07:56
  77. >75
    尖閣対策としては、書かれているようにヘリの行動半径内にあるってのが大きいよね。それの護衛としての意味も含めての作戦機の常駐ですよ。

    もちろん、那覇や嘉手納からの部隊の、前進基地としての役割としても大きいでしょう。

    でも尖閣対策よりも、本島~宮古間の公海ルートを、しっかり抑えられることの方が、対中国としては意味が大きい。今でも中国の艦艇が太平洋に出るためには、この海峡を通過するわけです。
    そこをカバーする地対艦ミサイル部隊を置くことは、ジブラルタル海峡やボスポラス海峡にある要塞砲のようなもの。
    そしてこのエリアでなら、フルスペックでの運用が可能だよ。(那覇からの支援がいくらでも受けられるからね)
    おそらく中国がもっとも嫌がるのは、そちらの意味合いのほうが大きい。
    下地島は地政学的に要所だけど、中国本土からの攻撃を受けやすいので、前進基地にしにくい位置でもある。それをカバーするためのイージス・アショアの設置という話だよ。

    >76
    海からの攻撃対応については、それこそF-2などの対艦能力もった航空機と対艦ミサイル部隊でしょ。
    それを守るための装備が、イージス・アショア。
    なにもこれだけですべて防御できるわけじゃない。

    また記事では対弾道弾用のSM-3ブロック1B搭載になってるけど、陸置きだからランチャーだけは増やせるでしょ。SM-2や場合によってはESSMを詰めたランチャーだけを増設する分には、さほど価格上昇にはならない。

    もっとも、弾道弾と巡航ミサイルと航空攻撃の同時飽和攻撃でもやられたら、さすがに対処できないかもしれんけどね。


    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月03日 00:15:22
  78. >>77
    下地島空港は屋良覚書によって平時での軍事利用は不可能。よって作戦機の常駐はできません。
    それにF-2が配備されてる築城は宮古島から1,000km以上離れてる。そのままじゃ作戦行動半径外。
    キナ臭くなれば前進配備させることもあるだろうが事が起こってない場合は有事法が使えないので那覇基地しか無理。だから第2滑走路作ってるんでしょ。

    イージス・アショア配備にしたってSM-3の射程は1,200kmあるんだから宮崎県の新田原基地に置いたって与那国島すら射程圏内。何が悲しくて高価目標を最前線に置いて守備隊を分散させなきゃいけないのさ。
    地対艦ミサイル部隊だって日本全体で5個連隊しかないんだから緊急展開させてデータリンク有効なら沖縄本島防衛用か尖閣が射程内に収まり沖縄県最高峰のある石垣島じゃないの?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月03日 14:13:26
  79. >78

    屋良覚書の解釈はいろいろあって、2004年の政府解釈では、必ずしも軍事利用が100%不可ではないとしているよね。また、住民投票で自衛隊の駐屯を求める決議が出された(後に撤回されたけど)など、少なくとも沖縄本島よりはハードルは低いでしょう。
    沖縄本島は本来ならもっと力を入れるべきだけど、今の政治状況を見たら、たとえ尖閣を取られたとしても、イージス・アショアの配備なんかは無理じゃないだろうか?
    一方で石垣島は人口もそれなりに多い上に、最高峰の於茂登岳付近は天延記念物のエリアに指定されているなど、大きな軍事力を導入するにはちょっと不向き。

    南西諸島の地図を見てもらえばわかるけど、日本側から見ても中国側から見ても、宮古列島は要の位置にあるよね。特に第1列島線の外側へのルートという意味では、非常に重要。それだけに、ここに大きな軍事力を置くということは、完全な敵対状態下を示している。先の展開演習でここに対艦ミサイル部隊を展開して見せたってのは、そういうことだよね。

    もし、尖閣が中国の実質的支配下に入ってしまったら、次の最前線は宮古列島になる。仮にイージス・アショアが配備されるとしたら、そのタイミングでしょう。

    特に下地島は、滑走路があるだけじゃなくて、人口も少なく市街地からも離れているので、軍事要塞化しやすい島だよ。もちろん電力確保用の自前のインフラとかも、整備する必要はあるけど。

    広域的なMD拠点と考えるなら、標高のない宮古列島は向かないのは確か。だけど、イージス・アショアの配備は、地政学的な要である下地島要塞化のためのディフェンス手段のひとつと考えているんだけどね。

    まあ、これは仮定条件下での話しの一つだし、PAC-3を大量に配備してイージス艦張り付けるのと、どちらが効率的かって話にもなるから、あくまでも可能性の一つとして捉えてくれ。


    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月03日 17:36:31
  80. やっぱ動かせないのは日本には不向きじゃね?
    艦の上なら近所に文句言われた時だけ退けばいいし、実際に緊張状態になれば寄せれるし。
    ルーマニアは幾ら海があるって言っても黒海みたいな内海じゃ殆ど身動き出来ない。
    イージス艦を何隻も持った外洋艦隊が有るならこれは要らない。
    配備先を何処にするかでも揉めそう。


    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月03日 20:02:41
  81. 一旦整備しちまえば弾数増やすのは安いんじゃね。標的の情報はデータリンクでもらえばいいし。
    動かせないから不向きとか言い出すと空港とかどうなるんだって話だし。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月03日 23:08:35
  82. 今月号の軍研のネタだが、中国がS-400を導入すれば尖閣上空はミサイルの射程内。
    これからも対等に牽制し合うためにこちらもミサイル配備が有効。

    …と言いたいところだが、PAC-2も中SAMも射程が短い。
    先島諸島にJ-LENSと地上発射のSM-6でもあればどうにかなるのかね。


    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月05日 10:30:30
  83. 陸上配備するなら、2Aを入間基地と饗庭野に、
    1Aを那覇、春日ではないかな。

    >>82
    交戦空域に対空ミサイルを撃ち込んだ場合、敵味方の区別って出来るものなの?
    交戦中だったらせっかくのSAMも宝の持ち腐れでは

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月06日 21:53:47
  84. >>83
    敵味方識別装置(IFF: identification friend or foe)でggr

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月07日 05:57:49
  85. >83
    >交戦空域に対空ミサイルを撃ち込んだ場合、敵味方の区別って出来るものなの?

    普通にできる。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月08日 03:28:45
  86. >82
    >今月号の軍研のネタだが、中国がS-400を導入すれば尖閣上空はミサイルの射程内。

    S-400の誘導システムじゃ水平線の向こうは射撃できねーぞ。意味あるのかそんな仮定。恐らく尖閣の上空はかなりの部分が射撃不能だ。水平距離の単純な範囲を射程と思いこんじゃ駄目だわ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月08日 03:30:46
  87. >83
    スティンガーみたいな個人携帯できるサイズだと、さすがに弾体には識別機能はついてないけどね。これなら巴戦といえるほど接近した状態の中に打ち込んだら、誤射の危険性はある。

    ただしS-400クラスのシステムだと、誘導システムにはもちろんIFFが組み込まれているし、弾体にもセーフティが組み込まれているでしょ。

    それに昨今の空中戦ってのは、それほど至近距離で行われるもんでもない。尖閣上空で有視界距離で彼我の機体が巴戦なんて、火葬の中だけでしょ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月08日 22:29:40
  88. >>86
    中国本土から尖閣まで400kmとすると見通すには11,000mの高度が必要。
    逆に言えば尖閣上空11,000mなら中国本土からでも補足できるんだが、限定的すぎるわな。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月09日 01:22:23
  89. >>86
    >>S-400の誘導システムじゃ水平線の向こうは射撃できねー

    へー。それはちょっと意外。何のためのペトリ以上の射程だ? まぁ、高々度で進入するステルス爆撃機&ミサイル用というより、システムが構築途上のいわば未完成品なんだろうな。

    ロシアが中国に平気で売り飛ばすはずだわw

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月10日 18:38:28
  90. 将来的にS-400等が中華AWACSや中華イージスとのデータリンクで発射や誘導が可能になったら、結構面倒だと思うがね。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月10日 23:17:02
  91. S-400の長射程ってAWACSや空中給油機対策じゃないのか?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月11日 05:21:57
  92. >81
    >>動かせないから不向きとか言い出すと空港とか
    いや、その為の空中給油機だろ。
    >>90
    対レーダーミサイル欲しいねぇ…右翼政治家のオモチャは要らないからさっさとXASM-3ベースの対レーダミサイルや泊地攻撃用ミサイルを作ったほうがいい。


    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月11日 19:13:12
  93. >89

    お前の頭の悪さには閉口するわ・・・超水平線射撃がどんなに難しいのか理解もしていないし、その射撃を実施するには観測のためにそもそも全般的な航空優勢が必要だってことも理解してない。

    何が未完成品だ。素人の思い込みだけで、いい加減にしろ。素人なら素人なりに謙虚にやれ。なんで素人なのに間違った知識で自信満々なんだ?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月12日 19:14:11
  94. 最大射程への攻撃なら、自身のレーダー見通し距離外という点では12式SSMも同様。他機から諸元をもらって発射というのは世界の方向。
    現実の運用で可能かは、さておき。
    命中するかはともかく心理的な抑止力としての効果はあると思うが。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月13日 07:38:21
  95. >94

    対空ミサイルの話をしてるのに対艦ミサイルの話を持ち出されても的外れ。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月13日 09:48:36
  96. 対艦ミサイルの超水平線射撃は簡単だ、目標は船だから遅いので航空偵察で概略位置を掴めば、大体その辺りに発射すれば容易に捕捉できる。

    でも対空ミサイルは超水平線射撃で当てるのは難しい。目標が航空機やミサイルで速いからな。概略位置だけじゃ駄目で正確な位置が観測データとして要求される。つまり慣性誘導で目標に近い位置まで誘導してやらなければならない。

    Naval Integrated Fire Control-Counter Air (NIFC-CA)
    http://www.acq.osd.mil/se/webinars/2013_11_14-SOSECIE-McConnell-brief.pdf


    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月13日 13:29:22
  97. イスカンデールに翻弄されるのがオチだ

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月13日 17:24:56
  98. >97

    イスカンダルの射程は400km程度、でもイージスアショアの射程は1000km以上。

    届かんよw

    イスカンダルの相手をするのはSM3ではなくPAC3だ、ちゃんと勉強してこい。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月13日 18:33:30
  99. >>93
    横から&超絶遅レスだが、その言い分、全然>>89への反論になってないんだがw

    ロシアでも難しい対空超水平線射撃が中国に出来そうもないことがわかった上での>>89の「未完成~~中国に売り飛ばすはずだわ」のレスだと思うんだがね。

    口の悪さもほとんど変わらんしなw

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月15日 15:37:40
  100. そうこう言ってる内に、本当に防衛省がアショア導入を検討中らしいというニュース。

    果たしてDDG増勢とどちらが良いんだろうか

    新ミサイル防衛を本格研究=4段階で迎撃-防衛省:時事ドットコム
    http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014062100031

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月21日 14:34:39
  101. >>100
    アショアが機動能力が高くて即応性が高いとは何の冗談なんだろうな?
    どちらを購入(両方?)するとしてもその金はどこから出てくるんだという問題もある。また陸自を泣かせることになりそう…

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月21日 17:42:06
  102. 米100のリンク先の記事ですが、
    >海上型のSM3とは異なり、イージス艦を海上に展開させる必要がないため機動能力に優れ即応性が高い。

    海上型のSM3とは異なり、イージス艦を海上に展開させる必要がないため要地防衛に優れ即応性が高い。の間違えじゃ?
    それにしても改良型あだご級2隻建造予定なのでイージス艦を8隻保有することになるから、私としてはあまり必要ない気がするが、能登半島あたりにアショアを置いても良いかもしれません。

    Posted by 90式改 at 2014年06月21日 17:59:02
  103. >>102
    他にも用途のあるイージス艦と他に何の役にも立たないアショアですと、前者を調達した方が良いと思います。

    あ、専守防衛の観点からすると、集団的自衛権行使の一環として空母打撃群に編入される可能性のあるイージス艦よりも都合が良いか。

    いや、破壊工作対策で対特殊部隊の守備固めに貴重な人材を取られる方が痛いか。

    思案のしどころですかね。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月22日 17:02:27
  104. ※103 イージスシステム+艦の運用人員が必要なイージス艦よりも、アショアの方がコスパが良い、て考え方はなりたたない?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月22日 20:21:18
  105. 前線の固定陣地はより規模の大きい警備とか必要にならんのだろうか?
    乗っ取られて変なレーダー情報流されたりしたら迷惑であるし MDに関わるような重要な施設には必要では?
    そう考えるとMD的には前線でも戦術的には前線では無い所に置かないと維持コストが嵩むのでは

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月22日 20:54:47
  106. >>105
    SM-3の射程は長いので、九州に置いても台湾との国境あたりまで射程内。
    射程を生かすなら前方でのデータリンクは必要だけど既存の自衛隊基地(駐屯地)に置くことも十分に考えられる。前線のレーダーサイト自体は日本各所にあるしな。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月22日 21:22:21
  107. 日本で運用する場合は空自の担当なのかな

    >>104
    アーセナルシップも使い勝手悪いと言われて建造されなかったし高額なのに汎用性の無い装備がコスパ良いのかは微妙じゃないかなあ

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月23日 05:47:19
  108. >>103
    >他にも用途のあるイージス艦と他に何の役にも立たないアショアですと、前者を調達した方が良いと思います。

    地上配備の方が、ドック修理ローテーション等が無い分稼働率が高いんじゃないか?

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月23日 13:55:29
  109. >>107
    一応、拠点防空の範疇に思えますし空自高射なんじゃないですかね。スケールでかくなってるけど。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月23日 21:03:17
  110. アショア量産後じゃないと数値的な話はできんけど、既存のレーダーサイトや車載式レーダーからのデータリンク前提にすれば、最小構成はミサイル管制システムと発射機(+基地保安要員)でこと足りる陸上型が、本質的に艦船より高くつくって事はないんじゃないかね。
    脆弱性にしても、有効射程的にそこまで前に出す必要もないこと考えれば、普通の空自基地とあまり差はないんじゃないか。

    まぁつまるところ全てはアショアのコスト次第なんだが。

    Posted by 名無しОбъект at 2014年06月23日 21:12:16
  111. 陸上型の場合、土地の継続利用料やそれらの土地を警備&防衛する費用、
    その基地が動けないという問題なんかが出てくる

    だから設置する場所によっては高かったり安かったりで一概にはなんとも言い難いかと
    ラインを構築する必要があるので全体的には安いか、もしくは海上からはカバー出来ないラインを
    整えるとかがメインかと

    日本の場合はコスト問題というより、海自は艦船増強に予算使ってるので別の予算で
    防空体制強化に乗り出す&PAK-3の防空エリアを広範囲化する導入に関する研究を行うという所でしょ

    Posted by 名無しОбъект at 2014年07月20日 21:08:12
  112. 予算自体はある程度積みませるけど、人員面を積みますのが難しいのが自衛隊の事情でもあるので
    弾道弾対策の人員を色々な部署からもってくるという意味合いも強いのだろうと思う

    Posted by 名無しОбъект at 2014年07月20日 21:10:36
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