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(1)インターネットの測定サイトを利用

 インターネットの速度測定サイトは、インターネット上のサーバーからファイルをダウンロードして測定する。測定に使うサーバーの位置や回線状況が異なるため、複数のサイトで試した測定結果を比較するのが得策だ。

インターネット上のサーバーを対象にした主な速度測定サイト
サイト名URL概要
インターネット速度テストhttps://www.google.co.jp/Googleで「スピードテスト」を検索
RBB SPEED TESThttp://speed.rbbtoday.com/イードが運営
Speedtesthttp://www.speedtest.net/米オークラ(Ookla)が運営

 手軽なのは、Google検索で「スピードテスト」を検索する方法。検索結果の最上位に「インターネット速度テスト」が表示される。同テストは、米グーグル(Google)が主導して設立した研究団体Measurement Lab(M-Lab)が運営。測定サーバーに対するダウンロード/アップロードのデータ転送速度を計測できる。

Googleサイトで「スピードテスト」を検索すると「速度テストを実行」ボタンが結果に表れる
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 インターネット速度テストでは、通信速度だけでなく伝送遅延(レイテンシー)も確認できる。これが20ミリ秒を超えるようだと、測定サーバーが地理的に遠い地域のものになっている可能性がある。

インターネットに対するダウンロード/アップロードの速度を測定
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伝送遅延(レイテンシ)や測定サーバーの地域(ここではTokyo)も確認できる
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