公開日:2018/03/30 最終更新日:2018/03/30
JVN#01161596
Safari におけるスクリプトインジェクションの脆弱性
Safari には、スクリプトインジェクションの脆弱性が存在します。
- Safari version 11.0.2 およびそれ以前
Apple が提供する Safari には、サーバ証明書エラーの表示処理にスクリプトインジェクション (CWE-81) の脆弱性が存在します。
サーバ証明書の検証でエラーとなった際に Safari が表示するエラーページには、サイトにアクセスした際に使われたドメイン名がそのまま出力されるため、細工されたドメイン名のサイトに誘導された結果として表示されるエラーページを通じて、ウェブブラウザ上でスクリプトが実行される可能性があります。
細工されたドメイン名のサイトに誘導されたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートしてください。
ベンダ | リンク |
Apple | About the security content of Safari 11.1 |
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:L/A:N
基本値:
5.4
CVSS v2
AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:N
基本値:
5.8
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: NTTコミュニケーションズ株式会社 東内裕二 氏
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2018-4133 |
JVN iPedia |
JVNDB-2018-000029 |