2018-03-30

ストーリーは死んだ、世界観キャラクターだけで流行する新時代突入

けいおんからじわじわと感じていたストリー不要性、求められるのはキャラクターの可愛さ・関係性と舞台装置

キャラクター性が強いアイドルアニメ流行した。

その後艦これ刀剣乱舞あたりが流行し、二次創作という場で大流行した。

キャラクターの見た目と方向性舞台装置である世界観けが用意され、

多くは語られない。

それ故にファン妄想を繰り広げる。

自由性が高いということが二次創作のしやすさに繋がる。

キャラクター舞台だけは共通しているのでオリジナルとも言い難い。

それに、多くの人が手に取れる仕組みだ。


そこにバーチャルユーチューバーが登場。

最初にあらわれたキズナアイはただユーチューバーの見た目を2次元に落とし込んだものだったが、

ここに来て鳩羽つぐが登場。

世界観キャラクターのみの提示を、アニメの枠を超えてしてきた。


具体的なストーリーはいらない。

もはや、30分アニメである必要は一切なくなっている。

ただそこにいるだけで、雰囲気を作ってしまったので、あとは勝手ファン妄想考察を繰り広げるだろう。


ストーリーの死というべきか、「誰かと共有すること」が前提でありそこが全面に出たからこそ時代に合っているのか。

ストーリー本来1人で楽しむものである

楽しんだあとで、誰かと共有するのだ。

今まではそうだった。

ニコニコが出現したときから変わってきた。

リアルタイムで共有できるもの重要なのだ

そしてストーリー→共有の流れが変わる。

ただの「共有」だけ、それだけでいいのだ。


ストーリーを楽しむ、ということ自体アニメオタク界隈から切り離されていく感覚がある。

もはや別物なのかもしれない。

物語を読みたければ漫画映画へどうぞ、と言った具合に。

アニメは同時放映という強みがある。

メディアの違いを理解しろ


ストーリーがなければネタバレ禁止だとか、他人への配慮の煩わしさもなくなるのでは。

コンテンツの消化スピードが上がり続けてここまで来たかという感じ。


今後共有・承認欲求時代を乗り越えたあとに何がくるのか。

まだ未知すぎる

  • anond:20180330021658

    ストーリーが存在すると、物語が終わっちゃう時が来るわけだけど、 キャラクターと雰囲気だけなら、それを回避できる。 桜は散るから美しいという古来の価値観を離れ、ヨーロッパ的...

  • anond:20180330021658

    宇宙よりも遠い場所が絶賛されてるこのタイミングで何言ってんだコイツ 本当にアニメ見てるの?

記事への反応(ブックマークコメント)

 
 
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