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要点をざっくり
- 私は仮想通貨について、いまひとつ、ふたつ以上分かりません。
- 別の記事を書いていた時に、札幌発の仮想通貨「クローバーコイン」というのがあり、現在販売停止していることが分かりました。
- 仮想通貨を販売している会社がどういうところか知りたくて、訪問してきました。
クローバーコインとは
「クローバーコイン」とは知っている人にはかなり有名で、知らない人は全く知らない仮想通貨です。
それを取り扱っているのが、48(よつば)ホールディングス株式会社という会社です。
昨年の10月27日に、消費者庁は、仮想通貨をうたい「クローバーコイン」の価値が上がると言って連鎖販売取引(マルチ商法)をしたのは特定商取引法違反(不実告知など)に当たるとして、48(よつば)ホールディングス(札幌市)に連鎖販売取引の契約など3カ月の一部取引停止を命じています。
消費者庁が仮想通貨絡みで「取引停止命令」を出すのはこれが初めてです。
消費者庁によると、48ホールディングスはコインを「デジタル仮想通貨」などと説明。
勧誘者は、コインの価値が将来的に上がるかどうかは不確定であるのに、「完全に上がる。買わなきゃ損をする」などと、値上がりが確実に見込まれるかのように説明していました。
48ホールディングスは仮想通貨の販売を中止
コインは社内で管理され、一般的には流通しておらず取引もされていないません。
(ここら辺がよく理解できません)
契約した会員数は昨年の7月末時点で約3万5000人。
昨年9月から今年6月までのコインなどの売上高は約192億円。
既にホームページで、10月3日にコインの販売を終了したと説明していました。
そして現在も、銀行口座は凍結されています。
消費者庁によると、全国の消費生活センターに寄せられた相談数は10月24日までに367件。
契約の平均金額は約126万円、最高額は5100万円です。
48ホールディングスは「解約、返金に応じる」としていました。
その後「クローバーコイン」を香港で上場するという話が出ましたが、延期になっています。
(上場すれば、仮想通貨取引所で取引可能になるようです)
典型的なマルチ商法?
ネットで調べたところによると、このクローバーコインの特徴は
『会員登録して、知り合いに買わせれば買わせた額の60%のクローバーコインが運営からあなたに配布される。更にその知り合いが他の知り合いに買わせれば、その額の何割かがあなたのものに‼︎更にその知り合いの知り合いが・・・』
という典型的なマルチ商法(ネットワークビジネス)にみえます。
それで会員が無理な勧誘をしたようです。
仮想通貨について素人の私は、48ホールディングスがすぐ近くだったので、パンフレットか何かをもらえればと思い会社を訪問してみました。
会社は景気がよさそう
会社は「〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西3丁目3−11 桂和北1条ビル」にあり、札幌のど真ん中のビルです。
看板もかなり立派です。
ここのビルの上の階のフロアを、2つ借りているようです。
そして受付です。
とても綺麗な入り口で、豪華そうです。
会社の人をよんで、パンフレットとかいただけませんかと聞いたところ「そういうものはありません」「連鎖販売取引に関わる商品は現在売っていません」と言われました。
ドアの向こうも人がたくさん人が働いているようです。
この中に何百億というお金があるのでしょうか。
コンピューターの中、それともクラウド?仕組みが分かりません。
また、その方に「商品の売買は取引所でお願いします」といわれました。
クローバーコインは上場していないので、取引所での取引はできないと思うのですが・・・。
素人だと思ってなめられたかなと思いつつ、「それでは、仕方ありません」といってエレベーターに乗って1階におりました。
なにやら会社の景気がいいのは分かりましたが、「仮想通貨」については分からずじまいでした。