着服で高校事務職員を懲戒免職

千葉県印西市の県立高校の事務職員が生徒会費を着服したとして懲戒免職の処分を受けました。

処分を受けたのは印西市の県立印旛明誠高校の21歳の男性事務職員です。
県教育委員会によりますと職員は、ことし2月から今月にかけて、高校の事務室の金庫に現金で保管されていた生徒会費を抜き取ったり銀行口座から引き出したりして26万円あまりを着服したということです。
教育委員会の調査に対して着服を認めていて「車を購入し借金があったため返済にあてた」と話しているということです。
教育委員会は職員を29日付けで懲戒免職にするとともに校長を減給10分の1、1か月、上司の事務長を戒告の処分にしました。
また船橋市の県立薬園台高校の54歳の男性教諭について、卒業生で元交際相手の20代の女性の下着姿などの写真をインターネットのSNS「インスタグラム」に投稿したとして、減給10分の1、1か月の処分にしました。
県教育委員会の半田徹也教育次長は「不祥事が続いて発生し県民に不信感を与えていることをお詫びします。不祥事の根絶に取り組みます」と話しています。

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