春が来た

ジョヴァンナです。こんにちは!

先日自宅から見える範囲に、桜の巨木を発見しました。3階建てのアパートと比較してもずば抜けて背が高い。

一体どうなっているのかと見に行ったら、民家の軒先に見上げるほどの大木がありました。家より大きい! 道にも思いきり枝を張り出して、これは手入れが大変だろうと思いました。尊いことです。

 

そのまま近所をぶらついていたら、立派な桜並木を見つけました。これが桜の木だとは咲くまで気がつかなかった。しかも街路樹ではなく、私有地の中にあるものです。

夜桜も綺麗だった。

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おそらく、この辺り一帯が1人の地主の持ち物なのでしょう。

アパートを契約した折に、管理会社の社長から「雰囲気のいいお店がありますよ」と教えられて見に行った場所でもあります。

 

この一角に花屋があるのも知っていて、ずっと来たいと思いながら入っていく勇気がありませんでした。

だって値段が書いてないんだもの!

おしゃれな花屋なんです。値札がない。

「これ下さい」って言って「1500円です」なーんて返されたら、ど、どうしよう……!と心配で入れませんでした。

この日、たまたま臨時収入があったので、思い切って行ってみました。男性の店主が応対してくれました。

「こんにちは。表にあるミモザ、おいくらですか?」

店主「これだけ(ひと枝)で、400円です」

「家に小さい花瓶しかないんですけど……」

お店にある花瓶をいろいろ持ってきて見せて下さいました。

店主「サイズはこのぐらい?」

「そうです、そのぐらい」

店主「じゃあ、これに合わせてカットしてみます」

大きな枝から短くカットして、ひとまとめにして輪ゴムで止めたのをいただきました。

店主「300円です」

「ありがとうございます。前を通るたびに、ここのお店が気になっていて来たかったんです。初めて来られました。お値段が書いてないから、高くて買えなかったらどうしようと思って……」

ふふっと笑われてしまいました。

店主「毎日来て!」

「はい、また来ます」

住宅街の中で、切り花より鉢植えを多く扱っているお店です。近隣のレストランなどに配達もしていそうな感じ。こういうところでお花を買う人は「あれも、これも」ってまとめ買いして、いちいち単価なんか気にしないんだろうな……。

接客も感じ良くて面白かった。勉強になりました!

 

大好きなミモザを初めて買いました。大きな花瓶がなくても、枝ものって飾れるもんなんですね……。

小さな幸せを感じました。

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昔読んだマンガで主人公が狭い家でクワズイモを大事に育てていて、全く共感できないと思ったけど、今ならその気持ちわかるよ。

たまにはお花買って飾ろう。私は、こういう生活がしたかった。という生活を今しています。

それなりに、幸せです。