テレビ東京の定例社長会見が29日、同局で行われ、小孫茂社長は、岐阜県で行われた同局の人気バラエティー「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く」の収録時、在来種が大量に死んでいたとインターネット上で話題になっていることについてコメントした。

 小孫社長は「思わぬことを引き起こすことがある番組」とした上で「念には念を入れるよう、現場には要請をしてきました」と話した。さらに「岐阜の件に関しては、そこがちょっとズレていた」と説明した。

 長田隆編成局長は「数を重ねる度に対策をしてきましたが、想定以上にたくさんの人に来ていただいた。その点では認識が甘かった」と反省の弁を述べた。「4月以降の収録に関しては、見直しを図ってまいります」と話した。

 また、長田編成局長は、一部週刊誌で報じられた俳優草刈正雄(65)の長女でタレントの紅蘭(28)の同局番組のドタキャン騒動ついてもコメント。騒動は、31日放送予定の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」に出演予定だった紅蘭が、収録前日に出演をキャンセルしたというもの。「制作過程についてはコメントを差し控えさせていただきます」としたが、同時に報じられた同局への“出入り禁止”については、「そのような事実は一切ないとお伝えさせていただきます」と話した。