ナッツ事件の大韓航空元副社長 経営復帰=グループ系列会社社長に
2018/03/29 15:11
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【ソウル聯合ニュース】いわゆる「ナッツ・リターン事件」で経営の一線から退いた韓国・大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)元副社長が経営に復帰したことが29日、分かった。
趙顕娥氏(大韓航空提供=聯合ニュース) |
大韓航空によると、韓進グループの系列会社であるKALホテルネットワークは同日、株主総会を開き、趙氏を取締役(社長)に選任した。韓進グループは大韓航空などを傘下に持つ財閥で、趙氏は趙亮鎬(チョ・ヤンホ)グループ会長の長女。
趙氏は大韓航空の副社長だった2014年12月、米ニューヨークの空港で自社旅客機に搭乗した際、客室乗務員のナッツの出し方が間違っていると腹を立てて滑走路に向かっていた機体を引き返させ、客室サービス責任者を降ろしたとして、航空保安法上の航空機航路変更などの罪で逮捕・起訴された。昨年12月21日、最高裁で懲役10カ月、執行猶予2年が確定した。
趙氏が経営に復帰するのは約3年4カ月ぶりとなる。14年12月以降、大韓航空の副社長などから退き、グループ持ち株会社の株主の地位だけを維持していた。
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