にゃんこの法則

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【ディズニー映画】リメンバー・ミーを観たらお墓参りをしたくなった。【レビュー】

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※ネタバレ有り

どうもにゃんこ二等兵です。

先週、娘と一緒にリメンバー・ミーを観に行きました。

私自身ディズニーに全く興味がないので、普段なら嫁に任せて娘と一緒に観に行ってもらうのですが、ホワイトデーのお返しという手前一緒に観たわけであります(笑)

上映が始まるとアナ雪が始まったので、最初は何のことか分からずビックリしました。

セット上映なのも知らずにチケット購入するくらい興味がなかった訳です(笑)

ちなみに娘がアナ雪のDVDを持っているので内容は知ってます。

なのでアナ雪から始まってくれたのが、功を奏したのかテンションが高いままリメンバー・ミーに入れました。

リメンバー・ミーからだったら開始10分で寝る自信がありました(笑)

ストーリー

遠い昔、メキシコのサンタ・セシリア出身のある男が、音楽家になる夢半ばで命を落とす。残されたその妻ママ・イメルダは音楽を嫌うようになり、「音楽禁止の掟」を立て、習得した製靴で娘のママ・ココを育てる。製靴業は掟と共に代々引き継がれ、リヴェラ一族は靴屋として繁栄する。当のママ・ココは存命ながらも耄碌著しく、遙か昔に逝去した父のことばかり言っていた。そのひ孫で12歳のミゲル・リヴェラは他の家族と同様、靴屋を継ぐことを期待され、音楽は聴くことすら禁じられていたが、密かにミュージシャンを志していた。彼が信奉するエルネスト・デラクルスは同郷の伝説的ミュージシャンで、『リメンバー・ミー』など誰もが知るヒット曲を連発するも、1942年に事故で亡くなった。ミゲルは家族に隠れて屋根裏に彼のグッズを並べ、自作のギターで彼の曲を弾いていた。

そして年に1度、先祖が家族に会いにやってくるという「死者の日」、リヴェラ家でも先祖を迎える準備をしていた。自宅の祭壇には先祖の写真が飾られ、その中には幼き頃のママ・ココが入った家族写真もあったが、家族を捨てたという父(ミゲルの高祖父、ママ・イメルダの夫)の顔は破られていた。そこでミゲルは高祖父が持つギターがデラクルスのものと同じであることに気付き、高祖父はデラクルスだと確信する。これに沸き立った彼はその写真を持ち出し、街のイベントで自分の演奏を披露しようと決心するが、それを発見した祖母エレナにギターを破壊される。諦めきれないミゲルはギターを調達すべくデラクルスの霊廟に忍び込み、彼のギターを手にする。ところがそのギターを弾いた瞬間から死者が骸骨の姿で見えるようになり、逆に生者からは自分が見えなくなってしまう。

ミゲルはその場に居合わせたリヴェラ家の先祖達と共に死者の国へ行き、なぜか生者の国へ行けずにいたママ・イメルダに解決策を請うと、「死者の物を盗んだ生者は死者の国に飛ばされる」「生者が死者の国で日の出を迎えると帰れなくなる」「生者の国の祭壇に写真が飾られていない者は死者の国から出られない」といったことを伝えられる。そして、生者が死者の国から帰るには、先祖に許しをもらうだけでいいという。ママ・イメルダはミゲルに写真を戻すよう告げ、許しを与えようとするが、「二度と音楽をしない」という条件を付けたため、ミゲルは代わりにデラクルスに許しをもらおうとその場から逃げ出す。すると、自分をデラクルスの友達だと言い張る男ヘクターと出くわす。彼はまだ存命の娘に会いたいと願っていたが、誰も彼の写真を飾っておらず生者の国に行けずにいた。

ミゲルの話を聞いたヘクターは自分の写真を彼に渡し、デラクルス対面を手伝う代わりに生者の国で自分の写真を飾るよう頼む。街の音楽コンテストで1位を取ればデラクルスのパーティーに招待されると知った彼らは、手始めにヘクターの友達にギターを借りに行くが、そこで「二度目の死」を目にする。生者の国で誰からも忘れられると、死者の国からも消滅してしまうという。ミゲルはそのギターを手にコンサートで『ウン・ポコ・ロコ』をなんとか演奏し切り、大喝采を浴びるが、一族がコンサート会場にミゲルを捜しに来たため、表彰式を待たず逃げ出す。更にミゲルは些事でヘクターと喧嘩をし、単独行動を取る。当てもなくパーティー会場に来たミゲルは、先のコンサートで優勝したバンドの助けで会場に忍び込み、遂にデラクルスと対面する。彼も自分の玄孫に会えたことを喜び、ミゲルに許しを与えようとする。

その時、2人の前にヘクターが現れ、ある真実を語る――ヘクターは生前、デラクルスと共に音楽活動をし、そこで作詞作曲をしていた。ところが、ヘクターがこれをやめて家族が待つ故郷へ帰ろうとすると、デラクルスは彼を毒殺。その後は彼が遺したギターや、娘のために書いた『リメンバー・ミー』など数々の曲を自分のものと偽って活動していた――。デラクルスは生者の国でこれが明かされないようミゲルが持っていたヘクターの写真を奪い、2人を地下洞窟に落とす。ヘクターが絶望の中語った娘の名は「ココ」。即ち、ミゲルの本当の高祖父はヘクターであり、真の名ミュージシャンだったのである。ヘクターが生者の国に行こうと必死だったのも、ママ・ココが父を忘れかけており、ヘクターに二度目の死が近付いていたからであった。

そこへミゲルを捜していたママ・イメルダが空飛ぶアレブリヘに乗って現れ、彼らを助け出す。ヘクターが家族を捨てた訳ではなかったことなど、全ての事情を知ったリヴェラ一族は、ヘクターの写真を取り返すべくデラクルスのコンサート会場へ乗り込むが、ステージ裏で乱闘になり、写真は失われてしまう。ところが、デラクルスがその場で語った「真実」はリヴェラ一族の1人が観客席につないだカメラによって暴露され、デラクルスは途端に非難の的となる。ママ・イメルダは、日の出とヘクターの二度目の死が近付く中、ミゲルを無条件で許し、生者の国へ送り返す。ミゲルは急いでママ・ココの元へ行き、エレナの制止を振り切って『リメンバー・ミー』を演奏する。するとママ・ココはたちまち父のことを思い出し、大切に保管していた家族写真の切れ端を取り出す。それは、正にヘクターの顔だった。

ママ・ココはヘクターが生前家族に送った手紙や楽譜なども保管しており、人々はたちまちデラクルスの真実を知ることとなる。翌年の死者の日、祭壇には修復されたママ・イメルダ達の写真やママ・ココの写真も並び、彼女は死者の国で両親と再会を果たしていた。生者と死者が揃ったリヴェラ一族の前で、ミゲルはギターを手に歌を披露する。

出展:リメンバー・ミー (2017年の映画) - Wikipedia

ツマラナイと思ってすいませんでした<(_ _)>

結論から言うと非常に面白かった。

100点満点中90点。

こればっかりは流石と言わざるを得ない。

凄く考えられて作られている作品。この映画作った人滅茶苦茶頭良いと思う(笑)

伏線回収も見事で最終的に全てが繋がる部分は鳥肌もの。

個人的にはアナ雪よりも流行って欲しいと思う内容。

それは世界共通の故人を供養する文化を上手く取り入れ昇華させている所。

  • 現世で死ぬと死者の国へ行き、自分の記憶を持っている人が現世にいなくなると死者の国で存在する事が出来なくなる。
  • 現世で自分の存在を語り継いでくれる人が多ければ多いほど、長生きできる。
  • 現世に遊びに来た死者たちはお供え物を受け取ったり、子孫たちの元気な姿を見たりと十二分に満喫。
  • リメンバー・ミーはヘクター(トップ画ガイコツ)が娘のために作った曲でもあり、伝説のミュージシャン、エルネスト・デラクルスのヒット曲。
  • リメンバー・ミーを聞いて父の記憶を思い出す娘ココ。

2度死ぬっていう設定。たしかドラゴンボールでもありましたね(笑)

しかしリメンバー・ミーは2度死ぬは現世の記憶に左右される。

遺影、死者、供養文化に対してとても愛のある表現で描かれた映画だったと思います。

ツマラナイと決めつけていた私、鑑賞後反省しました(笑)

こういったお話をさりげなく出してくるディズニー映画。

このようなアプローチは個人的に大好きなので、次回作も期待したいです(*‘ω‘ *)

というわけでお墓参りをしたくなりました。

まだ存命の両親しかり先祖の方々にも感謝しないと。

先祖供養に関する歴史と文化を改めて考えさせられるとても素晴らしい作品でした<(_ _)>