マイ・ラスト・ソング〜人生の最後に聴きたい歌は〜[字] 2018.03.28
こちらは西の幕下筆頭の、若隆景。
元小結の若葉山を祖父に持ち、父も元幕下力士、兄2人も現役の幕下力士という相撲一家です。
こんばんは。
小泉今日子です。
私には大切な恩師がいます。
演出家であり文筆家でもあった久世光彦さんです。
彼は晩年「マイ・ラスト・ソング」というエッセーを書き続けました。
その中で音楽とりわけ歌を入り口に私たちに人生に大切な事をたくさん教えて下さったような気がしています。
今日はこの番組で日本のいい曲を聴きながら人生の事を皆さんと楽しく語り合いたいと思っています。
小泉今日子です。
表現者としての姿勢女性としての生き方で常に注目を集めてきた小泉今日子。
彼女がライフワークとして向き合い続けてきたテーマは…。
すなわち人生の最後に聴きたい歌。
このテーマの生みの親は小泉が恩師として尊敬する演出家で作家の久世光彦。
久世は「マイ・ラスト・ソング」というエッセーで日本のいい歌を人生に寄り添う記憶と共に紹介した。
恩師久世の死後小泉はそのエッセーを自ら朗読し名曲を届けるライブを歌手浜田真理子と共に行ってきた。
そして今夜小泉今日子のライフワークが初のテレビ番組化。
「マイ・ラスト・ソング」で選ばれた日本のいい歌から更に小泉が厳選した名曲を豪華なゲストが歌う。
「私は『爪』が同棲ソングのハシリではないかと思っている」。
小泉も美しい朗読を披露。
更に女優樹木希林と満島ひかりがゲストで登場。
三世代の女優が女子会トークを繰り広げる。
好きな人にご飯を三食つくる生活とかがしたいです。
へえ〜。
結婚ってねわりかし簡単にするけれども離婚ってものすごいエネルギーが要るでしょう。
ムラッとこない?名曲とトークを楽しむ穏やかな時間。
こんばんは又吉直樹です。
こんばんは小泉今日子です。
(拍手)この番組は「マイ・ラスト・ソング」。
「マイ・ラスト・ソング」というのは人生が終わる時に聴きたい曲という意味なんですよね。
はい。
そういうテーマでこの久世光彦さんが晩年もう10年近く書き続けていたエッセーがありまして死ぬ間際に何を聴きたいか。
で久世さん自身もあれかこれかって結局最後まで決まらずに逝かれたと思うんですけれども。
小泉さんにとって久世さんというのは恩師になると思うんですけどどういった関係だったんですか?私歌手としてデビューしたので演技の事も何も分からず全て教えてもらいましたしあと文章を書く事を勧めてくれたのもその久世さんだったので…結構叱られたりもあったんですか?ものすごく叱られますね。
演技については特に。
なんかひどい時はリハーサルをして私がうまくできないと…ほんとにカットされたりして。
わわわ…。
「ドン」…入ります。
先生のくそったれ〜!
(笑い)お願いします。
人が育ちやすい環境というんでしょうか逆に。
今優しい人が多いなと思いますよね。
そうですね。
小泉今日子が尊敬する恩師久世光彦。
1970年代にドラマの黄金期を築いた演出家だ。
代表作は「寺内貫太郎一家」。
型破りな演出で人の心をつかみ…社会現象になった。
そんな久世は生涯歌を愛した。
ドラマの中にも歌の演出を取り入れヒット曲も生み出した。
何か忘れられない言葉とかありますか?これはもうちょっと私が大人になってからですけれども久世さんに勧められて新聞の書評を書いたりとか今までとは違うちょっとチャレンジ的な役をやった時に……っていうふうに。
ええ〜。
その言葉をもらった時に「ああ」って思って。
いつも…技術とかももちろん勉強する必要はあるけど……っていうのはずっと気にしてますね。
へえ〜。
それはなんかいろんな人に当てはまる言葉ですね。
職業関係なくそうかもしれないですね。
それぞれの人生の最後に聴きたい歌は?でも音楽ってやっぱり人生とすごくもう記憶とかと結びついてますもんね。
そうですね。
ねえ。
この曲を聴くとこの人を思い出すっていう事ありますか?私あのNHKで…その撮影の直前に猫が死んじゃったんですね。
それでもうその悲しい気持ちのまま岩手の方の久慈っていう所までロケに行くんですけど何時間もかけて行った時にスマートフォンで音楽聴いてて。
そしたら秦基博さんの「アイ」っていう曲が入っててそれと猫への気持ちがシンクロしちゃってなんかその電車の中で何時間もボロボロボロボロ泣きながら。
だからもう忘れられないですしもう今聴いてもその猫がバーッて出てきちゃいますね。
ああ〜。
そういうふうにねこう自分のその置かれてる状況と曲がね一緒になって…。
そうでしたはい。
何かあります?まあ思いつくのはくるりというバンドの「東京」っていう曲がちょうど自分が上京する時にラジオとかで流れてて大きい仕事終わったり恋人に振られたりとかする度にそれを聴いて応援歌というか…なってるんですけど。
へえ〜。
小泉今日子と恩師久世光彦が選ぶ「マイ・ラスト・ソング」。
1曲目のキーワードは「戦後」。
その曲は…。
終戦から2年後に発表され大ヒットした「港が見える丘」。
今の時代の出発点である「戦後」。
希望とむなしさが同居したその時代。
久世の盟友劇作家上村一夫のエピソードと共に変わりゆく人々の姿も伝えている。
「『同棲時代』の劇作家上村一夫は酔うときまって「港が見える丘」を歌った。
上村は歌の中の…」「…言いかえて歌うのである。
これが何ともやりきれなくて切ないのである。
上村一夫の歌の向こうに…」「伏し目がちで純情な女と少し気の弱い二枚目の男の物語がいつの間にか鋭い目つきの安いポマードで髪を光らせた男「アンタ」と薄っぺらな花柄のスカートにペンキみたいな真っ赤な唇の自堕落な女「アタイ」の話になってしまっているのである。
不良という言葉にまだかわいげと安っぽいけど胸がキュンとなるような…」「あのころの変に明るい青空が私には見えてくる。
『港が見える丘』はあの戦後以外の時には決して生まれる事のない歌であった」。
(拍手)すてきな歌声を聞かせてくれた歌手の浜田真理子さん。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
こんばんは。
(拍手)浜田さんとはこの「マイ・ラスト・ソング」というライブをここ10年以上続けていまして私のパートナーで全国回ってますね。
(浜田)はい。
続いて登場するのは久世作品の常連であった樹木希林。
ジュリー。
今夜大女優樹木希林と小泉今日子のトークが実現。
女優同士だからこそ話せるエピソードとは。
希林さんはでもたくさん久世さんのドラマに若い頃からお出になって。
私なんかは鮮明に希林さんがやってた役なんていうのは思い出します…。
やっぱりね私の場合には役者として女優としてもその…あなたがそばにいてもあなたがこうやって手出すようなタイプの人じゃないでしょう。
はい。
どういう事ですか?
(笑い)女をあんまり感じないでしょう。
希林さんからですか。
うん。
だからある意味で…まあ生意気でしょう。
で久世さんのやる事「いやそれは違う」なんて平気で言っちゃうでしょう。
うん。
もう戦ってたから。
それまではね体制側のまあ当たり前のホームドラマの常套の手段で普通に歩いていく中で…私なんかは小学生の時に。
生放送でドラマをやったりとかもうなんかタブーだらけっていうすごい挑戦をしてたというふうに子供ながらにも見えてました。
そうね。
例えばねばあさんがいつも自分の部屋…離れなんだけど跳ね橋っていうのがあって自分が渡っちゃうとこう上げとくのね。
それで気に入ると人が来る時はこう下げておいてそこはもう通れないようになってるんだけど。
ある日ばあさんが母屋からピャーッと何かで駆け出してフィヤーッといつものように行こうとする時にその跳ね橋が上がっちゃってたの。
その時にばあさんはそこで落ちるでしょう。
当然当然落ちるわね。
その落ちる時の落ち方が1回ね…あると思って走るんだから…
(笑い)
(樹木)1回泳いでバシャッと落ちろ…。
難しい。
いやでもそうなの。
アニメとかではありそうですけどね。
漫画ならできるけど。
うんあるけど人間がやるとなると。
でも…面白い。
小泉今日子と恩師久世光彦が選ぶ「マイ・ラスト・ソング」。
2曲目のキーワードは…その曲は「プカプカ」。
多くの人に愛されるフォークソングの名曲。
どんなところが「変」なのか。
高度成長期の頃の久世のエピソードと共に伝える。
「そのころの私は随分疲れていたような気がする。
テレビのような今が夜だか昼だかよく分からない不規則で厳しい仕事を続けていると10年ほどの周期でエア・ポケットみたいな空白に落ち込んでいるのに気づく事がある。
そのころがそうだった」。
「灰色の紗幕を一枚かけたようにぼんやりと遠い。
『プカプカ』という…」「ある日は哀れなサーカスのジンタの音のようにそして明くる日は教会の讃美歌みたいに聞こえてくる…」
(拍手)なんかでもこういうこの歌の中で歌われてる不良っぽさというかこういう強い女性っていうのもひかれますよね。
ねえ。
多分時代もあっていろいろ悲しい事とかままならない事がいっぱいあって…そうね昭和の女っていうかまあ平成の人もそうでしょうけど色気繊細さ強さ。
女の人ってね…これは芥川比呂志さんがね「女の人はねえ…」その時代のちょっと古風な。
男の人から見たらそうかもしれないですね。
あなたそういう人うまく見っけてね。
(笑い)小泉今日子が子供の頃憧れたドラマがある。
いい女といい男がそこにいた。
このシーンが子供の頃すごいかっこよく見えたんですよね。
(樹木)そうでしょうね。
あれは?忘れ物を…。
昔靴屋さんにこれ修理しといてっていうのを入れる…こうあってそこにさっき忘れたものを取りに来てそれ越しに今ライターを渡したんです。
(樹木)あれ風吹かして。
そう外は風が吹いてる。
うわ〜。
(樹木)扇風機かけて…。
でこっちあめ玉をなめてる。
なるほど。
で向こうにもあそこからあげて女も食べだす。
やらしくないですか。
いやぁなんかいいですねえ。
へえ〜。
(拍手)ドラマチックですよねえ。
そうですねいろんな事想像できるというか。
いいですね。
皆様こんにちは。
本日から始まりました「徹子の部屋」でございます。
続いて登場するのは小泉今日子も注目する若手女優…ここからは三世代のいい女が恋愛家族そして生き方を深く語り合う。
満島さんなんか理想とする男女の関係とかってありますか?自分の才能があるところを引き出してくれて自分も相手に…。
寝たり起きたりする事が幸せだったりとかご飯食べたりとかなんか…。
子供の時から働いて9歳ぐらいからいるのでもうなんかあんまりお仕事に興味がなくって。
仕事にですか?はい。
だから…へえ〜。
なんか働き者なんですって家で。
すぐ掃除したり。
おうちの事がちゃんとしてないと仕事に行きたくない…。
へえ〜。
えら〜い。
撮影の前とかに朝の掃除とかあるじゃないですか。
それでなかなか待ち合わせの時間に出てこなくてよく怒られてます。
生活とかも同じようにバリバリこっちも仕事してたいと寝る時間とか…。
例えばもう相手は夜型ででも私は撮影があるから朝型でとかっていったら会う時間がほぼなくなるみたいな。
「久しぶり」みたいになっちゃいますよ。
そうですよね。
なかなか難しいですよね。
恋愛して結婚してずっとお互い同じ関係性でいくっていうのは。
え〜そうなのかなぁ。
なかなか…。
よく観光地でいろんなご夫婦がお食事していてもひと言もしゃべらない。
こっちは新聞読んでてあるいは2人で食べてるんだけど何もしゃべらない。
ああいう夫婦になるかですよね長く続くというのは。
つがい…ぴったりくるような。
この人とこの人はセットなんだと…。
「キキララ」みたいな感じの。
(笑い)又吉さんも何か…。
あ結婚ですか?そうですねやってみたいですね。
なんかこのまんまでずっと…こういう人がいてもいいわよね。
諦めないで下さい。
僕諦めてないんで。
ハハハハッ。
どんなタイプの…。
なんか…
(笑い)いやきれいな人ももちろん好きですしかわいい人も好きなんですけど…。
痛々しくならへん。
そういう人はいますよ。
そういう人はたくさんいるかもしれない。
います?うん。
いるけど他の事でまた出てくるかもしれない。
希林さんが思う…どうですか?男女の理想の形というのは。
2人でこう向き合ってると必ず見えてくるから。
それぞれが行ったら一緒に行く事になるって事…。
(樹木)そうそう。
だからよく子育てが終わってホッとした時にふっと向き合うとなんだこんな人だったのか…。
(笑い)小泉今日子と恩師久世光彦が選ぶ「マイ・ラスト・ソング」。
3曲目のキーワードは…小泉が憧れたドラマ「冬の運動会」で男女の濃密な関係を描いたのが脚本家の向田邦子。
名作を次々に生んだ昭和のいい女の代表でもあった。
実は向田邦子と小泉の恩師久世光彦は仕事を通じてお互いに…「寺内貫太郎一家」も脚本は向田邦子だった。
久世が絶賛したこのシーン。
男の爪は硬い。
男と女をつぶさに観察した彼女にしか書けない台詞だ。
そんな向田邦子が愛した「マイ・ラスト・ソング」が男と女を描いたペギー葉山のヒット曲「爪」。
「いい女」向田邦子のエピソードと共に伝える。
「私の記憶の中の向田さんの指は万年筆を握って原稿を書いている時の手元である。
向田さんには…」「向田さんはこの歌が好きだった。
あまり人前で歌う人ではなかったがこの『爪』だけは小さな声で歌っていたのを聴いた事がある。
夜中にお酒を飲みながら遠い所でも見ているような目で…」「私は『爪』が同棲ソングのハシリではないかと思っている。
アパートはそのころの事だから多分木造でその部屋には表札もない。
昔だって人目を忍ぶ男女はいたけれど…」「戦争が終わって…」「鉄階段がきしみドアの隙間から木枯らしが忍び込んで…」
(拍手)すてきな歌ですね。
すてきですね〜。
そうですね。
(満島)すみませんなんか。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
3人の女子会トークテーマはますますディープに。
ねえ男の人に飽きる時ってどういう時?結構我慢強いのでなんかどうにかしようとするんですけどなんかこのままじゃ……状況だなって思うとちょっとやめちゃうかもしれないです。
すっごい相手を傷つけないようにでも本当の事は言いたいしどうやって…言葉を選ぶ力がもうずっとどうやって人に…
(樹木)偉いわね〜。
ちゃんと伝えるんですね。
伝えます。
小泉さんはどう?私もでもちょっと今近いなと思いましたけど。
私も結婚した事があってなんか正直じゃないって思った時にやっぱ相手に伝えたいけどいっぺんには伝えられないから割と時間をかけて今ちょっといい?とかって言ってお話しするみたいなのを何年もした気がします。
だから結婚ってねわりかし簡単にするけれども…要りますね。
でも同棲はダメなのよ。
同棲してて別れるのはすごく楽なの。
簡単ですよね。
どっちかが出ていけば済むっていうような事なんですね。
社会とつながんないから。
ああなるほど。
だから成熟もしないの。
どこかでやっぱり覚悟決めて。
そうそう。
だから2人とも…。
成熟したんですか。
(樹木)少しは違ってんのよ。
少しは違うかな。
やっぱり私らみたいに世の中に人目に出てる人間はそこにさらされるという事を考えながら日常いるわけですよ。
そうですねこういう仕事を始めて……っていう感覚はありますよね。
(樹木)そうだわね。
これはね嫌な事でもあるんだけど考え方変えると…だから嫌な事ばかりでもないなと。
またそこで成熟している。
なるほどな。
そんなふうに考えた事なかったですね。
今度の本にはそういう…。
(笑い)家族の大切さを知る時っていうのはどういう時ですか?うわ電話代大変だったでしょそのころの。
そのころは。
今でも昨日も1時間しゃべって「どうしよう」とか言って。
そういうのもお母さんにずっと。
だからずっと母子の関係がもうず〜っとあって。
でも憧れるなあ。
自分はそういう家族なんかつくってみたいですけどね。
ああ〜。
どうなるんでしょうかね。
(笑い)私なんかやっぱりもう母親とかと話すのとか…優しくしなきゃって思うんだけど…ちょっと憎まれ口とかいまだに言っちゃうんですよ。
かわいそうだと思いながらも。
「えっ?」とか。
(笑い)いやそれが…。
娘と母親の関係ってそういうのよくありますよ。
そうですかね。
それでいいのよ。
希林さんは自分のお母さんとはどうだったんですか?もうその当時は働きづめですからね私の親の時代は。
子供と向き合ってられない。
だから子供に構ってられないからそれは楽でした。
小泉今日子と恩師久世光彦が選ぶ「マイ・ラスト・ソング」。
4曲目のキーワードは…小泉今日子はこれまで戦争の記憶を伝える「マイ・ラスト・ソング」を大切にしてきた。
久世が幼い頃よく口にした唱歌「朧月夜」。
なぜこの歌のキーワードが「戦争」なのか。
そこには心に迫るエピソードがあった。
「船内に灯りもない暗い夜だった。
争っている男たち自身情けないやりきれない思いだったがそれぞれ後へは引けなかった。
刃物まで持ち出して今にも血を見るという時…」「周りの何人かがそれに合わせやがて…」「争っていた男たちが最初に泣きだした」。
「二番が終わってまた一番に戻り…」「よくできた話のようだが本当にあった話である」。
(拍手)私の世代だとほんとに親が子供だったとしても経験してて……なんだろうと思うんですが今の若い人からしたらきっとすごく遠い過去の出来事なんだろうな第2次世界大戦とかって。
やっぱり……というようにいつも感じます。
(満島)実際に今のこの現代で戦争をしてる子供たちと話をしたり自分の父親が亡くなってる写真を携帯で写真に写して「こうやって死んでたんだよ」といっぱいいろんな子から見せられたりとか。
「今一番何が欲しい?」って言って「亡くなったお父さんが欲しい」ってその子が言ってて。
「じゃあ今一番何になりたい?」って言ったら「今すぐ16歳になって兵隊になって向こうの敵をやっつけたい」っていう。
その子は自分がすごい大切だったお父さんがいなくなっちゃって…ほんとにその事を今の子たちから声で聞くとなんか何を返していいか分からないというか。
そうだね。
なんか…。
戦争をね僕は体験してないですけどやっぱり大切な人を失うっていうねすごい恐ろしいものですもんね。
そうですよね。
そうですよね。
だけど昭和20年だから2〜3歳になってから…だから鳥が卵を1個産んで今日は1つ卵が…誰かが食べられるっていう時のその何ていうかうれしさみたいなのを。
私の母なんかは12年生まれなのでやっぱり戦争中に食べるものが一番大変でみんな自分も含めて栄養失調になってちょっとこう目が見えなくなったりとか大変だったっていう話は聞いてますね。
時にはこういう情報のものもマスコミというかそういうものの動きを疑ってみる。
それから…そういう事。
それむちゃくちゃ重要ですね。
もうそれしか個々がね。
私はそういうふうに伝えていこうというふうに…。
それはすごくなんか納得しましたね。
自分の事もやっぱり疑うべきだと思うしこれを信じていいのかこれを信じていいのかって…小泉今日子と恩師久世光彦が選ぶ「マイ・ラスト・ソング」。
最後の歌のキーワードは…その曲は…女心を描きながら生きる事のはかなさを描いているようにも聞こえる名曲。
小泉さんいかがでした?そうですねあの…。
希林さんや満島さんと世代の違う女性2人といろんな話ができてとてもうれしかったですし又吉さんも一緒にそのお話しできたのはとても…。
そうですか。
ねえ。
久世さんも喜んで下さっているといいですね。
(拍手)2018/03/28(水) 22:00〜22:50
NHK総合1・神戸
マイ・ラスト・ソング〜人生の最後に聴きたい歌は〜[字]
小泉今日子のライフワークがついに番組化!人生の最後に聴きたい日本の名曲を、小泉今日子自身の朗読とともに届ける。樹木希林・満島ひかりとの「いい女」トークも!
詳細情報
番組内容
小泉今日子の人生において忘れることができない恩師、それがドラマ演出家の久世光彦だ。小泉は、久世が残した「マイラストソング」というエッセイをもとに、朗読と歌の舞台を10年にわたって上演してきた。今回、この小泉のライフワークがテレビ番組になった。小泉の朗読と、聴く人の人生に寄り添う、日本の「いい歌」を届ける。さらに樹木希林、満島ひかりを迎え、「女子会」さながらに人生についてディープなトークを展開する。
出演者
【出演】小泉今日子,樹木希林,満島ひかり,又吉直樹,浜田真理子,奇妙礼太郎,【語り】窪田等
ジャンル :
バラエティ – 音楽バラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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