民進党の大塚耕平代表ら執行部は、希望の党との合流へ向け、党内協議に入る意向を固めた。来年春の統一地方選、夏の参院選を見据えた動きで、早ければ30日に両院議員総会を開き、提案する方向。29日に常任幹事会を党本部で開く。複数の関係者が28日明らかにした。ただ民進内の反発により希望との統一会派構想は1月に頓挫、合流への慎重論は依然根強い。執行部の思惑通りに進むか不透明で、曲折も予想される。
民進執行部は、地方組織の幹部も東京都内に招き、今月30日に議論する。かねて言及しているメーデーまでに具体的道筋を打ち出したい構えだ。
【共同通信】