3/1のグーグル大変動以降、アルゴリズムのどこがどう変わって、今後どういうサイトを作ったら良いのか、ホワイトハット的立場から分析してみました。
(分かってないなりに脳みそ絞りました!)
気がつけば書き始めてから三週間が経っちゃいました。
・SSLは関係無さそう。いや、関係無い!
・ミニサイトあがってる
・中古ドメイン強くなってる
・重複コンテンツ周りがかなり怪しい!
そう考えていたタイミングで鈴木謙一さんがコレ。
この方に関しては好みはあるかもですが、個人的には信頼しています。
リンクゴリゴリ貼れば儲かる!みたいな時代から、Googleのガイドラインを読み解くとこうあるべき!みたいな立場が一貫してます。
結果的には、ここ5年でSEOのトレンドは鈴木謙一さんの方に寄って来てる。
今回はきちんと実例で解説します。僕のネット回線のサイト。
ただ、自サイトへリンクは貼りたくないので”ネット回線247”とかで検索してもらえると助かります。
今回の変動はこんな感じで微減しました。
※このページの最後に復活の兆候と行った対策を書いてます
このページのもくじ
今回のグーグル大変動って結局何だったのか?
アルゴリズムの変更?で一番大きかったのはコレだと思っている。
・重複コンテンツの取り扱い
・長文評価の低下によって暫定的に被リンク型のサイトが上がってる
今までは
ページA "アフィリエイトのやり方、初心者がやるべきコト10選!"
ページB "アフィリエイトのやり方、半年で100万を実現した方法"
のような2ページが存在して該当クエリで検索した時、
良い方のページ評価をクエリに対するサイトの基準値として、良い方を上位表示するといった感じだったように思えます。
具体的には上記の関係性において"アフィリエイト やり方"で検索した時、ページAかページBのどちらか良い方の絶対評価値で順位が決まるイメージ。
3/1の大変動以降は
"アフィリエイト やり方"で検索された時、ページAとページBの評価平均値をサイト本体のクエリ応答能力として評価、良い方のページを表示する。
になってるんじゃないかと。
わかりやすく言うと
今まではスノーボードの採点方法でお馴染みのベストスコア採用法
3/1以降はクエリ別のサイト本体の平均点方式になったのではないかと。
リンク評価全盛の時代に、皆がリンク貼りまくって上げてたのを下げてたのがリンクペナ
長文評価全盛の今、あてずっぽで長文突っ込んでたらどれかが上がってたのを阻止しようとしたんじゃないかと。
3/1変動以前。
理論上、同じテーマで似た記事100記事突っ込んでればどれかが上がる状況でしたから。
仮説ですけどね。
1つ目の理由
僕の手持ちサイトで今回の変動によって順位が下落したキーワードやページは
自サイトのページ同士が同じテーマで喧嘩しちゃってるページがほとんどだったという事があります。
例として
・DMM光は遅い
・DMM光が遅くてつながらない!
という2ページが上記回線サイト内にありました。
見た感じ、このページが答えるべき内容は一緒かと思われます。(Googleにとって)
この両ページの検索順位は3/1以来ガクンと落ちました。
この2ページは重複コンテンツと考えて問題無いと思います。
重複コンテンツ順位ダウン現象を裏付ける一例です。
重複コンテンツによる評価下げかどうか判断する方法
GRCとかで見ると簡単にチェックできます。
・キーワードクエリに対してランクインページがコロコロ入れ替わっているやつ!
Googleが複数の似たページに対して、どのページを上位表示させるか迷っている状態。非常に良くない。
こういう場合はページの削除や統合を考えて間違い無いと思います。
2つ目の理由
(暫定的に)ミニサイトがあがっているケースが目立つ
基本的に、ミニサイトはページ増し増しでサイトパワーを強化していくんじゃなくて
・ページにおけるアンサー度
・バックリンク
この二点がメインになると思います。(色んなスタイルがあると思うので一概には言えませんが。)
重複コンテンツが3/1以降順位ダウンの理由だとすると、ミニサイトはページ数が少ないので重複コンテンツが発生しにくいはず。
ミニサイトが上がったという現象はこれで説明がつくような気がする。
この、2つ目の理由はあまり確証は無いです。何故なら、僕がミニサイトを作らないから具体的なデータが取れてない。
ただ単に自演リンクや中古ドメインが更に有効になってる可能性もありますので単純には判断しにくいです。
結構イケると思います。
で、3/1グーグル変動の対策どうするよ?と。
重複、もしくは似ているページの対策を行うことにしました。
この対策には3つの方法があると僕は考えました。
1.重複しているページの評価の悪い方を消す
2.評価が悪い方のページから評価が良い方のページにcanonicalか301する
3.評価が悪いページを評価が良いページの2ページ目にする
今回は3を選びました。
ちょっと画像が見にくいので時系列を。
3/3 順位下落
3/6 類似ページを統合
3/7 一瞬元の順位に戻されるマボロシ現象
3/22 順位が3/1大変動以前に近づいてきた!
3/24 DMCA申請かまされてサーバからサイト非表示の刑!www(しかも旅行中に・・・)
3/25 サイト復帰
3/28 固定しそうなので安心してつけ麺を食べた
※DMCAに関しては、ネット回線事業者のクレームを記事に載せてたら法律事務所からDMCAされました。
書いてた内容は調査したうえでの事実だったんですけどね。
何故こうなったのか?Google様の気持ちを読む
長文大量記事評価にウェイトを置いてしまうとGoogleにとってはとてもコストがかかる。
1,000文字の記事を分析するのと、10,000文字の記事を分析するのでは10倍のコストの差がある。
あのまま加速していっていたら1記事10万文字とかになってたと思う。
ユーザーが求める答えを導いたついでに広告費を貰うのが彼らの仕事ですが、文字数が増えれば当然、サーバの負荷や電気代、運営コストが上がる。
直帰率が少なくてアルゴ的にワード構成が良い記事をそこそこ評価しといて、被リンクもランク付けに使う。
ただ、被リンクにおいて、疑わしきは罰する!ランダムにペナ発動させる事で"自演リンクは危険!"的な空気は引き続き醸成してゆく。
公式サイトが上位表示される背景を疑心暗鬼してみた
検索上位に表示される公式サイトの多くはPPC運用もしてると思います。広義で言えば公式サイトはGoogleのお客さん。
※商標でアフィリページ出してた方が公式が自社商標でお金使うんじゃないの?とも読み取れますが、もっと広く考えた時に、商標は公式出して満足させといて、広い一般キーワードで沢山お金を使ってもらう方が総額は増えると思います。
長文への寛容な評価をやめる事と、公式サイトの検索順位を上げる事。
どちらもGoogleに大きな利があると考えます。
Googleは法律でも神でもなく、一つの営利企業。
彼らにメリットがあるサイト作りを考えると
1クエリ狙うなら1クロールで完結させる事が最善のフローだと思うのです。
名付けるなら"削りSEO"!
なるべく楽にお金を稼ぎたいと考えるなら、なるべく楽にGoogleを儲からせる必要もあると思いませんか?
記事の50%はウソと思って読んで下さい!
ただの経験則です。
他にもわかった事があれば追記します。
具体的には中小検索エンジンから100本ぐらいリンク送ります。
人は僕の事をこう呼ぶ。ネオリンク乞食と。