こんにちは、しーたかです。
関東地方では桜が見頃の季節になってきました。桜の花びらが舞散るシーズンは日本酒イベントが目白押し。
今回は『2018年4月必ず行くべき都内近郊の日本酒イベント』と題して4月に都内近郊で開催される注目の日本酒イベントの開催情報をまとめました!
厳寒期が終わり、酒造りが一服してくるにつれて日本酒イベントがどんどん増えていきます。
日本酒ファンにとってはこれからが楽しいシーズンですので、ぜひ皆様お誘い合わせの上、美味しい日本酒を飲みに繰り出しましょう!
一都三県・蔵元との交流会 きき酒会 ~春の酒祭り~
画像は http://sp.eplus.jp/sys/T1U14P002245434P0050001 より引用
日にち:2018年4月14日(土)
時 間:第1部 13:00~15:00
第2部 16:00~18:00
※各部入替制
※最終受付は、1部・2部ともに終了時間の30分前まで
会 場:銀座フェニックスプラザ
東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館
会 費:前売り 2000円(税込)
当日券 2300円(税込)
※当日券は会場にて現金での購入。ひとり2枚まで。
※ミニきき猪口・清酒(300ml)付き
申込み:イープラス(外部リンク)にて申込み
こちらは日本酒酒造組合中央会東京支部・東京七島酒造組合・東京地ビール醸造者協議会の3団体が主催するきき酒イベント!
こちらのイベントでは、東京・千葉・神奈川・山梨の酒造メーカー(清酒・焼酎・地ビール)が一堂に集まり、自慢のお酒をふるまいます。
メインとなる試飲ブースの大半は日本酒ということですが、その他にも地ビールや焼酎のブースもあるので「普段、焼酎(ないし、日本酒・地ビール)は飲まないんだよなぁ」という方も積極的にいろいろな酒を試してみると面白いと思います。
出展メーカーが例年通りであれば、青ヶ島の『青酎』も飲めるそうですね。独特の風味が病みつきになる1本なので、日本酒党の人にもぜひ味わってみてほしいところです。
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熟成古酒ルネッサンス 2018
画像は http://www.vintagesake.gr.jp/events/3307/ より引用
日にち:2018年4月22日(日)
時 間:第1部 13:30~15:30
第2部 16:00~18:00
第3部 18:30~20:30
※第1部・第2部はスタンディングの『試飲会』
※第3部は着席スタイルの『蔵元を囲む会』お弁当付き
※酒造メーカーによっては第3部不参加の場合もあり
※各部入替制
会 場:渋谷フォーラムエイト 7階 700ホール
東京都渋谷区道玄坂2-10-7
会 費:
⚫第1部・第2部(試飲会・スタンディング)
前売り 2000円(税込)
当日券 2300円(税込)
⚫第3部(蔵元を囲む会・着席)
前売り 4000円(税込)
当日券 4500円(税込)
※当日券は会場にて現金での購入。会場が過度に混雑した場合は販売を打ち切る可能性があります。
申込み:イープラス(外部リンク)もしくはPeatix(外部リンク)にて申込み
こちらは長期熟成酒研究会が主催するイベント!
日本酒のヴィンテージに理解のある酒蔵さんや酒販店さんが集まり、100種類以上の熟成古酒を提供する唯一無二のきき酒会です。
私もこちらのイベントには何度か参加していますが、何度行っても発見があってなかなか楽しませてもらっています。
イベントを主催する長期熟成酒研究会は、明治初期までは一般に通用していた「日本酒の熟成」という価値観・文化を再び現代の世に広めていこうという取り組みをされている団体です。
冷蔵での輸送や保管が当たり前になった現代ではフレッシュな新酒のお酒がもてはやされていますが、新酒の若い味わいだけが日本酒の魅力ではありません。
熟成した酒のえもいわれぬまろやかさ、複雑な香味は一度は体験してみる価値があります!
出来れば「古酒って苦手なんだよなー」と思っている方にこそ足を運んでいただきたいですね。何種類か飲んでみれば「すげー!これ美味しい!」ってお酒が出てくるものです。
なにしろ、たった2000円(前売り価格)でとてつもない感動体験を出来る可能性があるイベントってなかなかないですよー。
試しにイベントに行ってみて「あーやっぱりイマイチだった…」って思ってもそれはそれでいい勉強。会場は渋谷なので他の居酒屋で飲みなおせばいいのです。アクセスもいいし会費も安いので余裕でリカバリーが可能です。
気軽な気持ちで参加されてみてはいかがでしょうか?
CRAFT SAKE WEEK(クラフト・サケ・ウィーク) at ROPPONGIHILLS
画像は http://craftsakeweek.com/rh/ より引用
日にち:2018年4月20日(金)~30(月・祝)
時 間:12:00~21:00
会 場:六本木ヒルズアリーナ
東京都港区六本木6丁目11-1
会 費:
CRAFT SAKE スターターセット 3500円
【酒器グラス+飲食用コイン11枚分】
追加購入
→追加コインAセット 1500円
【飲食用コイン10枚分】
→追加コインBセット 3000円
【飲食用コイン22枚分】
前売り:PassMarketにて申込み(以下リンク先)
CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2018 in東京 - パスマーケット
※開催期間中も会場にて購入できます
こちらは今年(2018年)で開催3年目を迎えるモンスターイベント『CRAFT SAKE WEEK』!
今回のテーマには『地域性』を掲げ、開催11日間で全国各地から110蔵の酒蔵さんが参戦します。
ほとんどの日本酒ファンの方はご存じの通り、こちらのイベントを手掛けるのは元サッカー日本代表の中田英寿氏です。
サッカー選手を引退して旅人になり、東ハトの執行役員を務めたかと思えば、いつのまにか日本酒業界の人になっていましたね。
そんな中田氏が今までに訪問した酒蔵さんの数はなんと300蔵以上!その探求心とバイタリティーには驚かされるばかりです…。
中田英寿氏のコネクションと人望により、一流の酒蔵さんばかりが集まったこちらのイベントは日本酒ファンなら見逃せないはず!
以下に、各開催日の出展銘柄や注目ポイントをまとめました。どの日に参戦するか迷っている方の参考になれば幸いです。
・出羽桜 (出羽桜酒造株式会社/山形県)
・人気一 (人気酒造株式会社/福島県)
・獅子の里 (松浦酒造有限会社/石川県)
・水芭蕉 (永井酒造株式会社/群馬県)
・白川郷 (株式会社三輪酒造/岐阜県)
・梅乃宿 (梅乃宿酒造株式会社/奈良県)
・獺祭 (旭酒造株式会社/山口県)
・雁木 (八百新酒造株式会社/山口県)
・天山 (天山酒造株式会社/佐賀県)
『CRAFT SAKE WEEK』開幕初日はSPARKLING SAKEの日と題して、出展する各蔵のスパークリングタイプの日本酒を楽しむことができます。
シャンパンやスパークリングワインに追い付け追い越せと言わんばかりに、ここ最近はスパークリングタイプの日本酒に力をいれている酒蔵さんが増えている印象があります。
そうそう、タイムリーにも先日発売のDancyuの日本酒号ではスパークリングタイプの日本酒が取り上げられていましたね。
今回の『CRAFT SAKE WEEK』で出品されそうな商品では『獅子の里 鮮』やawa酒協会認定酒の『あわ 八海山』や『MIZUBASHO PURE』などが掲載されていましたね。
出羽桜や獺祭あたりのスパークリングも人気を集めそうな予感がします。人気商品は早めになくなってしまう可能性があるので早めにチェックしましょう!
・陸奥八仙 (八戸酒造株式会社/青森県)
・新政 (新政酒造株式会社/秋田県)
・山本 (山本合名会社/秋田県)
・赤武 (赤武酒造株式会社/岩手県)
・黄金澤 (合名会社川敬商店/宮城県)
・山和 (株式会社山和酒造店/宮城県)
・くどき上手 (亀の井酒造株式会社/山形県)
・楯野川 (楯の川酒造株式会社/山形県)
・廣戸川 (松崎酒造店/福島県)
『CRAFT SAKE WEEK』が開幕して初の土曜日は北海道・東北の日!泣く子も黙る人気エリアとあって凄まじいラインナップです。
この中でも一際人気を集めそうなのはやはり『新政』でしょう。最近はどこの試飲会に行っても長蛇の列!そして即完売がお決まりの流れになっています。
個人的な注目銘柄は北海道の『二世古』です。北海道のお酒の中でも抜きん出たクオリティーは飲めばきっとわかるはず…。
・羽根屋 (富美菊酒造株式会社/富山県)
・加茂錦 (加茂錦酒造株式会社/新潟県)
・天狗舞 (株式会社車多酒造/石川県)
・手取川 (株式会社吉田酒造店/石川県)
・大信州 (大信州酒造株式会社/長野県)
・幻舞 (株式会社酒千蔵野/長野県)
・信州亀齢 (岡崎酒造株式会社/長野県)
・梵 (合資会社加藤吉平商店/福井県)
・黒龍 (黒龍酒造株式会社/福井県)
この日の個人的オススメ銘柄は『大信州』と『幻舞』。どちらも長野県のお酒なのですが、タイプが対照的なので飲み比べてみるにはもってこいでしょう!
ソリッドでキレのいい『大信州』、深みのある甘旨みの『幻舞』両方とも魅力的なお酒なのでぜひ試してみてください。
・尾瀬の雪どけ (龍神酒造株式会社/群馬県)
・結 (結城酒造株式会社/茨城県)
・仙禽 (株式会社せんきん/栃木県)
・大那 (菊の里酒造株式会社/栃木県)
・鏡山 (小江戸鏡山酒造株式会社/埼玉県)
・屋守 (豊島屋酒造株式会社/東京都)
・青煌 (武の井酒造株式会社/山梨県)
・いづみ橋 (泉橋酒造株式会社/神奈川県)
・甲子 (株式会社飯沼本家/千葉県)
・白隠正宗 (高嶋酒造株式会社/静岡県)
・義侠 (山忠本家酒造株式会社/愛知県)
・蓬莱泉 (関谷醸造株式会社/愛知県)
・醸し人九平次 (株式会社萬乗醸造/愛知県)
・津島屋 (御代桜醸造株式会社/岐阜県)
・W (有限会社渡辺酒造店/岐阜県)
・田光 (合名会社早川酒造/三重県)
・天遊琳 (株式会社タカハシ酒造/三重県)
・寒紅梅 (寒紅梅酒造株式会社/三重県)
・秋鹿 (秋鹿酒造有限会社/大阪府)
・風の森 (油長酒造株式会社/奈良県)
・みむろ杉 (今西酒造株式会社/奈良県)
・紀土 (平和酒造株式会社/和歌山県)
・車坂 (株式会社吉村秀雄商店/和歌山県)
・笑四季 (笑四季酒造株式会社/滋賀県)
・三連星 (美冨久酒造株式会社/滋賀県)
・龍力 (株式会社本田商店/兵庫県)
・仙介 (泉酒造株式会社/兵庫県)
・竹林 (丸本酒造株式会社/岡山県)
・千代むすび (千代むすび酒造株式会社/鳥取県)
・月山 (吉田酒造株式会社/島根県)
・貴 (株式会社永山本家酒造場/山口県)
・川鶴 (川鶴酒造株式会社/香川県)
・三芳菊 (三芳菊酒造株式会社/徳島県)
・伊予賀儀屋 (成龍酒造株式会社/愛媛県)
・文佳人 (株式会社アリサワ/高知県)
・酔鯨 (酔鯨酒造株式会社/高知県)
・田中六五 (有限会社白糸酒造/福岡県)
・鍋島 (富久千代酒造有限会社/佐賀県)
・前 (古伊万里酒造有限会社/佐賀県)
・ちえびじん (有限会社中野酒造/大分県)
・福田 (福田酒造株式会社/長崎県)
・花の香 (花の香酒造株式会社/熊本県)
・夢の中まで (千徳酒造株式会社/宮崎県)
・薩州正宗 (濵田酒造株式会社/鹿児島県)
・黎明 (泰石酒造株式会社/沖縄県)
・春霞 (合名会社栗林酒造店/秋田県)
・ゆきの美人 (秋田醸造株式会社/秋田県)
・勝山 (勝山酒造株式会社/宮城県)
・山形正宗 (株式会社水戸部酒造/山形県)
・穏 (有限会社仁井田本家/福島県)
・名倉山 (名倉山酒造株式会社/福島県)
・大七 (大七酒造株式会社/福島県)
・賀茂金秀 (金光酒造合資会社/広島県)
・東一 (五町田酒造株式会社/佐賀県)
・伯楽星 (株式会社新澤醸造店/宮城県)
・越後鶴亀 (株式会社越後鶴亀/新潟県)
・来福 (来福酒造株式会社/茨城県)
・開運 (株式会社土井酒造場/静岡県)
・七賢 (山梨銘醸株式会社/山梨県)
・作 (清水清三郎商店株式会社/三重県)
・極聖 (宮下酒造株式会社/岡山県)
・美丈夫 (有限会社濵川商店/高知県)
・土佐しらぎく (有限会社仙頭酒造場/高知県)
・一白水成 (福禄寿酒造株式会社/秋田県)
・鳳凰美田 (小林酒造株式会社/栃木県)
・天青 (熊澤酒造株式会社/神奈川県)
・而今 (木屋正酒造合資会社/三重県)
・寳劔 (宝剣酒造株式会社/広島県)
・出雲富士 (富士酒造合資会社/島根県)
・東洋美人 (株式会社澄川酒造場/山口県)
・三井の寿 (株式会社みいの寿/福岡県)
・横山五十 (重家酒造株式会社横山蔵/長崎県)
現在の日本酒シーンの頂点に君臨する『十四代』が率いるスペシャルユニットです。
『十四代』の高木酒造が開発した酒米・酒未来を使用する酒蔵さんが揃い踏みということで、『而今』や『鳳凰美田』『東洋美人』などなど、単独でも十分にお客さんを集められるスター銘柄がチーム十四代の看板で参戦するというのですから、何とも贅沢な一日であります…。
この日の個人的な注目銘柄は『横山五十』。長崎県の壱岐島で造られているお酒です。
『横山五十』の製造元である重家酒造は平成3年に日本酒造りを休止して以来、焼酎を専門に製造するメーカーとして経営を続けていたのですが、「壱岐島に日本酒蔵を復活させたい」という熱意により、2013年頃から清酒の醸造を再開しました。
『東洋美人』の酒蔵である澄川酒造場のサポートなどもあったおかげか、復活するや否や造ったお酒はたちまちに評判になり、ここ最近は首都圏でもよく見かけるようになりました。
まだ飲んだことがない方はぜひこの機会にチェックしてみてください。ひょっとしたら今後の成長次第では入手困難なレア銘柄になるかも?
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