ソフトバンクとサウジ、「世界最大」の太陽光プロジェクトで覚書

2018.03.29 Thu posted at 09:28 JST

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(CNN) ソフトバンクグループとサウジアラビア政府が、同国で「世界最大規模」とされる太陽光発電プロジェクトをすすめることで合意し、覚書を交わした。

ソフトバンクの孫正義社長とサウジのムハンマド皇太子が米ニューヨークで現地時間の27日夜に発表した。

初期投資額は、ソフトバンクがサウジなどの出資で設立した「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」からの10億ドル(約1050億円)を含む計50億ドル。残りは融資でまかない、電力売却の収益で返済するという。

2030年完成を目標とし、サウジで太陽光発電設備の製造、設置にかかわる一大産業を構築する。技術の継続的な発展に向けて、訓練施設や研究開発センターも開設する。

完成時の発電能力は、既存の太陽光発電プロジェクトをはるかに超える200ギガワット。サウジは10万人の雇用創出と400億ドルの電力コスト削減を実現し、国内総生産(GDP)も120億ドル伸びることが予想されるという。

まず今年中に輸入パネルの設置に着手し、来年半ばには発電を開始する。約2年後には全ての設備をサウジで製造することを目指すという。

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