大学のクラスメイトにガチお金持ちのお嬢様がいた。日本人なら誰でも知ってる大きな会社の創業者の一族の子で、全然派手じゃ無いんだけどちょっとした持ち物の一つ一つとか子供の頃の話とかがちょっと庶民とは違う感じの。
クラスの女の子何人かと恋愛や結婚についての話になったときに、その子の恋愛・結婚観が庶民の私達と全く違ったので驚いた。
その子はいつも、パッとしない妻子持ちの男とか中途半端にガラが悪いギャンブル好きの男とかと恋をしては舞い上がってその話ばっかりしているような子だったんだけど、「結婚は親が決めた相手とするものだから恋愛とは別だよ」ってあっけらかんと言っていた。そのことに関して特に不満や葛藤は無いとも。小さな頃から、母親にそう言い聞かされて育ったのだそうだ。
私達庶民は若さも手伝って「好きな人と結婚するべきだよ!」なんて青臭い反論をしたりもしたけど、徹頭徹尾「世の中そういうものでしょ」っていうスタンスだったので住む世界が違うんだなって思いつつ内心少し軽蔑していた。
そして、今のうちに春を謳歌しておかなきゃ!とばかりに変な男たちを次々に渡り歩き続け、大学卒業後数年で一回り近く年上の資産家の家の男性と結婚し、今は子をもうけて何不自由なく幸せに暮らしているそう。
子を持つ今は、あの子の結婚観は別に間違ってはいないんだろうなと思うようになった。
自分の幸せのことを考えたら好きな人と結婚するのは素敵なことだけど、お金に不自由しない家庭っていうのは、子供にとっては、両親のなれそめなんかよりよっぽど重要なことかもしれない。そういえばあの子も「母の受け売りなんだけど、」と前置きしてそんなようなことを言っていたなあ。
眞子様の事例を見る限り、それはそれで正しい結婚観なのかもだね。 結婚とは家と家が繋がる行為なので、そもそも、個人の勝手な判断で決めるべきものではないのだ。
お嬢様ってどいつも悪そうなのと付き合って尻が軽いなと思ってたよ。最終的に金持ちと結婚する事が決定してるからなのな。最近では夏目三久でそう思った。
承認欲求が強いんだよ。 ちやほやされて当たり前だから。金持ちということは周りみんなちやほやしてくれる。 悪そうなやつというのは、実はある意味勉強ができない分人間関係周りの...