新生銀行レイクの無利息期間と無利息サービス、その選び方を徹底解説!
新生銀行レイクの最も大きな特徴は、選べる無利息キャッシングサービス。
無利息サービスとは、名前の通り一定の期間、利息がゼロ円となるサービスのことを言います。
この無利息サービスを提供している金融機関は複数あれど、2種類から選択できるのは新生銀行レイクだけです。(2017年1月現在)
よーし、レイクで借りるぞー!
レイクの無利息サービスについてきちんと知っておいてからお金を借りたほうがお得ですよ
無利息サービスと一口に言っても、レイクにはレイクなりの特徴があるんです
今回は新生銀行レイクの2つの無利息サービスについて、「どちらを選べばいいの?」「他の会社の無利息サービスとどう違うの?」など気になる疑問にお答えしていきます!
<新生銀行レイクの特集記事一覧>
CHECK新生銀行レイクのメリット・デメリットまとめ
CHECK新生銀行レイクの申し込みと必要書類
CHECK新生銀行レイクの審査基準とその流れ
CHECK新生銀行レイクの返済について
CHECKレディースレイク・ガイド
| 実質年利 | 4.5%~18.0% | 限度額 | 500万円 |
|---|---|---|---|
| 審査スピード | - | 口座開設 | 不要 |
| 融資スピード | 公式HP参照 | 借入判断 | あり |
| 備考 |
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新生銀行カードローンレイク、2つの無利息キャッシングサービスについて
①無利息サービスとは、一定期間の金利がかからないこと!
| 実質年利 | 4.5%~18.0% | 限度額 | 500万円 |
|---|---|---|---|
| 審査スピード | - | 口座開設 | 不要 |
| 融資スピード | 公式HP参照 | 借入判断 | あり |
| 備考 |
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注意すべきなのは、新生銀行レイクの場合、無利息サービスの対象となるのは初めてレイクを利用する方全員。
残念ながら、以前にレイクを利用したことのある方は無利息サービスを受けることはできません。
②「30日間無利息サービス」は、消費者金融の多くで提供されている一般的なサービス
レイクの2種類の無利息サービスのうち、1つは「30日間全額無利息サービス」。
借り入れ金額すべてにおいて30日間利息が一切発生しないため、大きな金額を短い期間借りるときほど恩恵を受けられます。
ちなみにこのサービス、大手消費者金融では一般的なもので、プロミスやアコム、アイフルなど、レイク以外の金融機関も取り扱っています。
→30万円以上を利用するのなら、30日間無利息サービスを選ぼう
ただし、同じように見える無利息サービスでも、適用条件には細かな違いがあります。
わかりづらいので、各社の無利息サービス適用条件・無利息期間について、表にまとめてみました!
★各社の無利息サービス適用条件・無利息期間の一覧
| 適用条件 | 無利息期間 | |
| 新生銀行レイク |
|
初回契約日の翌日から30日間 または180日間 |
| プロミス |
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初回借り入れ日の翌日から30日間 |
| アコム |
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初回契約日の翌日から30日間 |
| アイフル |
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初回契約日の翌日から30日間 |
| ノーローン |
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借り入れ日の翌日から7日間 |
| ジャパンネット銀行 |
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初回借り入れ日から30日間 |
<「ノーローン」と「新生銀行レイク」はどちらがおトク?>
完済するたびに何度でも7日間無利息というサービスで話題の「ノーローン」。
最長180日間無利息となるレイクとは、正反対の無利息サービスにあたります。ちなみに上限金利はどちらも同じ18%。
選び方の目安としては、「1ヶ月未満で返済できるキャッシングを何度も繰り返したいのならノーローン」「そうでないならレイク」といったところ。
会員サービスの充実度などの点から見ても、細かいキャッシングを繰り返すつもりがなければレイクを選んでOKです。
③無利息サービスがある銀行カードローンは、他にジャパンネット銀行だけ
無利息サービスを提供している銀行カードローンは、新生銀行レイクのほかに「ジャパンネット銀行」だけ。
「ノーローン」はレイクと同じ新生銀行グループなものの、銀行カードローンではなく「消費者金融」というグループに入ります。
消費者金融系カードローンと銀行系カードローンは、適用される法律が違うんです
同じ七並べをやっていても、様々なハウスルールを設定したりとかしますよね
ハウスルールが違うと、ゲームも結構違うんだよな
★法律による「消費者金融系カードローン」と「銀行系カードローン」の違い
| 消費者金融系カードローン (プロミス、アコム、ノーローンなど) |
|
| 銀行系カードローン (新生銀行レイク、ジャパンネット銀行、三菱東京UFJ銀行「バンクイック」など) |
|
銀行カードローンのメリットは、なんといっても消費者金融に比べ制約が少ないこと。
また、無利息サービスを提供している銀行カードローンとして比較されやすい「ジャパンネット銀行」は、レイクに比べると、決して便利なカードローンではありません。
(利用にはジャパンネット銀行口座が必要、必ず自宅に郵送物が届く、など)
そのため、銀行カードローンも無利息サービスもどちらも捨てがたい、という方は新生銀行レイク一択と言っても良いでしょう。
参考:ジャパンネット銀行の申し込みについて
④独自の「180日間5万円以下無利息サービス」に注目!
新生銀行レイクの最大の特徴は、「180日間5万円以下無利息サービス」。
計算方法が複雑になるので少しわかりにくいサービスなのですが、これを使うと10万円以下を借りるときにとてもおトクになります。
このサービスを取り扱っているのは、2017年1月現在では新生銀行レイクだけ。
そのためレイクは10万円以下の少額融資に向いているカードローンと言えるんですね。
<そもそも「5万円以下無利息」ってどういうこと?>
180日間5万円以下無利息サービスを利用すると、言葉通り180日間の間、5万円分の利息が発生しないこととなります。
利息、つまり金融機関に支払う手数料は「借り入れ金額×金利÷365×借り入れ日数」で求めることができます。
そのため「5万円以下無利息」期間中の利息を求める式は、「(借り入れ金額-50,000)×金利÷365×借り入れ日数」となるわけですね。
仕組みも計算も面倒なので、必ずしも理解する必要はありません。
「180日間5万円以下無利息サービス」を使うときには、無利息となる割合が高いほど、つまり借り入れ額が小さいほどオトクだと思ってくださいね。
借入額ごとの無利息サービスの選び方
その方が分かりやすいですよ。
①10万円以下の借り入れなら「180日間5万円以下無利息サービス」に決まり!
(1)10万円を借り、月々1万円を返済(10ヶ月)する場合のシミュレーション
| 上限金利※ | 支払総額 | |
| 新生銀行レイク (180日間5万円以下無利息) |
18% | 103,799円 |
| 新生銀行レイク (30日間無利息) |
18% | 107,416円 |
| プロミス (30日間無利息) |
17.8% | 107,327円 |
| 三井住友銀行 | 14.5% | 107,227円 |
見ての通り、10万円程度の借り入れなら180日間5万円以下無利息サービスを使った「新生銀行レイク」が最もおトクとなりやすいんです。
(2)10万円を借り、月々3000円を返済(45ヶ月前後)する場合のシミュレーション
| 上限金利※ | 支払総額 | |
| 新生銀行レイク (180日間5万円以下無利息) |
18% | 131,147円 |
| 新生銀行レイク (30日間無利息) |
18% | 136,681円 |
| プロミス (30日間無利息) |
17.8% | 136,054円 |
| 三井住友銀行 | 14.5% | 128,720円 |
これは、レイクの最低返済額3000円で返済を続けた場合のシミュレーション。このシミュレーションでは、金利の低い三井住友銀行の方がおトクとなってしまいました。
このように、毎月の返済が軽い=返済期間が長く、返済回数が多いほど、無利息期間の恩恵が減ってしまいます。
レイクを利用する場合、10万円以下の借り入れなら無条件で180万円以下無利息サービスを選ぶべきなのですが、「銀行よりもおトクに借りたい!」と考える方は短期間での返済を心がけましょう。
(3)5万円を借り、月々1万円を返済(6ヶ月)する場合のシミュレーション
| 上限金利 | 支払総額 | |
| 新生銀行レイク (180日間5万円以下無利息) |
18% | 50,000円 |
| 新生銀行レイク (30日間無利息) |
18% | 51,567円 |
| プロミス (30日間無利息) |
17.8% | 51,548円 |
| 三井住友銀行 | 14.5% | 51,891円 |
借り入れ金額が5万円以下で、無利息サービス中に返済が終わった場合、もちろん利息は一切発生しません。
借りたお金そのままを返済すればOKです。
(4)5万円を借り、月々3000円を返済(16ヶ月)する場合のシミュレーション
| 上限金利 | 支払総額 | |
| 新生銀行レイク (180日間5万円以下無利息) |
18% | 53,757円 |
| 新生銀行レイク (30日間無利息) |
18% | 56,965円 |
| プロミス (30日間無利息) |
17.8% | 56,878円 |
| 三井住友銀行 | 14.5% | 56,153円 |
借り入れ金額が5万円以下なら、借入期間に関わらずレイクが最もおトクになります。
ですが、見ての通り借入期間が短いほど利息は少なくなるので、余裕がある時に積極的な返済を心がけましょう。
詳しくは『レイクの返済方法』ページも読んでみてくださいね!
②30万円以上を利用するのなら、30日間無利息サービスを選ぼう
★30万円を借り、月々5万円を返済(7ヶ月)する場合のシミュレーション
| 上限金利※ | 支払総額 | |
| 新生銀行レイク (180日間5万円以下無利息) |
18% | 311,892円 |
| 新生銀行レイク (30日間無利息) |
18% | 311,811円 |
| プロミス (30日間無利息) |
17.8% | 311,740円 |
| 三井住友銀行 | 14.5% | 313,364円 |
30万円以上を借り入れる場合であれば、無条件で「180日間5万円以下無利息サービス」よりも「30日間無利息サービス」の方がおトクになりますが……。
この場合、同様のサービスを行っていながら金利が少しだけ低い「プロミス」の方がわずかに支払額が少なくなります。
30万円以上を借りたいのなら、「おトクさ」だけを理由にレイクを利用する意味はなくなってしまうんですね。
ただし、レイクには「自動契約機の営業時間が他社よりも長い」「提携ATMの利用手数料無料」といった独自の強みがあります。
0.2%程度の金利差であれば大して支払額に違いも生まれないため、無利息サービス以外のメリットに魅力を感じたら、レイクを利用することに全く問題はありません。
★30万円を借り、月1万円(3年3ヶ月)返済した場合のシミュレーション
| 新生銀行レイク(金利18%、30日間無利息) | 383,461円 |
| プロミス(金利17.8%、30日間無利息) | 381,947円 |
| 差額 | 1514円 |
ちなみに、プロミスでの返済をすべてATMで行った場合の手数料は4212円となります。(レイクの返済手数料は無料)
★返済に数年以上掛かりそうであれば「三菱東京UFJ銀行バンクイック」「みずほ銀行」など、金利の低い銀行カードローンを選ぶことで利息を抑えることをおすすめします。
③新生銀行レイク、公式のシミュレーターも利用してみよう!
無利息サービスが絡んでくると、利息の計算は非常に複雑になってしまいます。
実際、借り入れ金額が20万円程度の場合は借り入れ期間によって「180日間無利息サービス」「30日間無利息サービス」のどちらを選べばいいか変わってしまうため、明確な基準を出すことができません。
そんなときには、新生銀行レイクの公式シミュレーターを使ってみましょう。
はっきりとした支払総額は出ないものの、借り入れ金額や借入期間によって、どちらの無利息サービスを使えば良いか教えてくれます。
シミュレーターを使っても問題が解決しない場合は、レイクのコールセンターに電話して個別に計算してもらうこともできますよ!
新生銀行レイク電話番号:0120-09-09-24
<どちらがオトク?!:低金利のカードローンVS無利息サービス>
例えば金利18%の「新生銀行レイク」と、13.8%の「イオン銀行カードローン」を比べたとき……。
目安として、「返済に1年以上が掛かるならイオン銀行」「半年以内で済むのなら無利息サービスのあるレイク」を利用するのがおすすめです。
半年超~1年程度であれば、大きな違いはないためどちらを選んでも構いません。サービス内容や融資スピードを比較した上で選びましょう。
返済に時間が掛かれば掛かるほど、元の金利が高いレイクは不利になってしまいます。
できるだけおトクにカードローンを利用したいのなら、予め返済計画を立てた上で金融機関を選びましょう。
新生銀行レイク:無利息サービスに関するQ&A
無利息サービスに関する、よくある質問にお答えしていきます!
①無利息期間が終わったら、その後の利息はどうやって計算されるの?
30日間無利息サービスを利用する場合、利息が発生するのは31日目からとなります。
1日当たりの利息の計算方法は「借り入れ残高×金利÷365」。
そのため、無利息サービス中にたくさん返済するほど、無利息期間後の利息が少なくなるわけですね。
ちなみに、無利息期間が明けたからといって、発生しなかった分の利息を後から請求されることはありません。
安心して無利息サービスを利用してください。
②無利息期間はいつからカウントされるの?
新生銀行レイクをはじめ、多くの金融機関で「契約日の翌日」が無利息サービスの開始日とされています。
つまり、契約から1年後にキャッシングを行った場合、無利息サービスを受けることはできないわけですね。無利息サービスを有効に使いたい!という方は、できるだけ契約を結べた当日に借り入れを行いましょう。
★プロミスのみ、無利息サービスの開始日を「初回借り入れ日の翌日」と設定しています。
③利息が一切発生していない状況でも、解約は可能?
借りているお金をちゃんと返済できたなら、いつでも解約は可能です。もちろん無利息期間中でもOK。
解約の方法は電話のみとなっています。
新生銀行レイク電話番号:0120-09-09-24
もしその後もうまくいかなかったらまた別のところから……
申し込みブラックになってしまいますよ!
ただ、短い期間中に何度も金融機関の申し込みを行っている人は、半年の間審査に通りにくくなります。(申し込みブラック)
各社の無利息サービスを渡り歩く、ということは現実的には難しいので、ちゃんと返済の計画を立てた上で申し込みを行ってくださいね。
④無利息期間中に延滞してしまったら?
無利息期間中の返済日を無視してしまうと、その時点で無利息サービスは終了する上、延滞金が発生します。(年20%)
無利息サービスを受けている間であっても、返済日はやってきます。
レイクの返済日は契約時に自分で決められるため、お金に余裕がありそうな給料日後に設定しておくと良いでしょう。
初回返済日や返済方法については『レイクの返済』ページを読んでみてください。
申し込みの前に、レイクの審査通過条件をチェック!
申し込みの前に、レイクの審査に通過する最低条件を確認しておきましょう。
★レイクの申し込み条件
- 20歳~70歳
- 本人、もしくは配偶者に安定した収入がある(パート・アルバイト可)
★その他の審査通過条件
- 5年以内に3ヶ月以上のローン・クレジットカード、携帯電話料金の支払い延滞を行っていない
- 5年以内にローン・クレジットカード、携帯電話会社から強制解約措置を受けていない
- 5年以内に任意整理・特定調停を、5年~10年以内に個人再生・自己破産を行っていない
参考:金融ブラックについて
一つでも条件を落としてしまうと、100%審査落ちとなってしまいます。思い当たる方は、レイクの申し込みを控えましょう。
レイク公式HP:お借入れ診断も併せて利用してみてくださいね。
審査について詳しくは、『新生銀行レイクの審査基準と審査の流れ』ページを読んでみてください。
まとめ
★無利息サービスの恩恵は、借入期間が短いほど大きくなる。余裕がある時に積極的に返済を行うことで、よりおトクに利用しよう!
新生銀行レイクは、10万円以下の少額融資に向いている金融機関。
ぜひ、独自の無利息サービスを上手に利用してみてくださいね!





