- ショコ棒の作り方
■必要な材料:突っ張り棒、単心ビニルコード、目玉クリップ
■必要な工具:ラジオペンチ、キリ
突っ張り棒を分解して、太い棒の方だけを使います。
突っ張り棒はどれもだいたい似たような構造のようなので、好みで適当に選べば良いかと。
両端のゴムは嵌ってるだけなのでペンチなどの硬い物で押してやれば簡単にとれます。
中にはバネがありますが、先端から少し下にあるくぼみにひっかけてあるだけです。
見えているバネをラジオペンチでつまんで反時計回り方向に回しながら引き出します。
ある程度までグリグリ引き出したら、あとはすっと抜けます。
次に、バネがひっかけてあったくぼみにキリをあて、穴をあけます。
細身のプラスドライバーなども使うと良いでしょう。
穴を広げてコードが通る大きさにします。
これは電気配線に使うビニール被覆された導線です。
ホームセンターで1メートル50円ほどで切り売りしてますので、2メートル買って来ましょう。
型式名はVSF1.25(sq)。これで断面積1.25平方ミリの単心ビニルコードという意味。
穴からコードを通して筒口の方へ出します。コード先端を少し曲げてから入れれば簡単です。
出したら結び目を一つ作ります。
この結び目は、ほどけさえしなければ筒の中で多少ゆるんでも支障はないので、
結び目の向こうのコードを少し長めにとっておくだけで十分です。
コード先端の方から筒の中へ入れて、結び目もすべて押し込みます。
続いてコードのもう一方の端も筒の中へ入れて、反対側から出します。
余ったコードはもやい結びなど駆使して持ち手化してみました。
口幅30ミリの目玉クリップでストッパーを作ります。
クリップの溝部分をL字型に曲げます。
クリップを開いて、ペンチを使って片面ずつ曲げて下さい。
使う際はクリップを開いて、クリップ根元のすき間部分にナワをはさみ込みます。
クリップの金属部が適度にコードに食い込むので、これでかなりの保持力があります。
輪ゴムで棒の手元口にぶら下げてみました。これで必要な時にさっと使えます。
これにて完成。