挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
レジェンド 作者:神無月 紅

秋に向けて

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
1684/1684

1684話

「うわ……随分とまぁ、大量に持って来たわね」

 そう言ったのは、レイが持っている複数の網を見たマリーナ。
 実際、レイが持っている複数の網にはアワビやサザエ、牡蠣――正確にはそれぞれによく似た貝――や、レイも全く見たことがないような変わった形をした貝といったものが大量に詰め込まれていた。
 重量にして、数十kg……いや、百kgを超えていてもおかしくはない。
 それを平気で持っているレイも大概だが、そんなレイを背中に乗せて飛んできたセトもまた、大概だろう。

「そう言ってもな。色々と理由があるんだよ」
「理由? それが、魚はいなくて貝だけを網で持ってきた理由なの?」
「ああ。ミスティリングには生きてれば収納出来ないからな。魚は全部絞めたから収納出来たけど、貝の類はどうやって絞めるか分からなくてな。それで、マリーナの精霊魔法に頼もうと思った訳だ」
「……へぇ。なる程ね。やってみたことはないけど……多分、問題なく出来ると思うわ。取りあえず、その貝を地面に置いてくれる? レイが持ったままだと、何があるか分からないから」

 マリーナに促され、他の面々の好奇の視線を受けながら、レイは網を地面に置く。
 その際に周囲に響いた貝殻同士がぶつかる音が、その網の中の重量がどれだけのものなのか容易に想像させた。

「マリーナなら出来ると思ってたけど、本当に出来て助かった」

 安堵しているレイの様子を見て、マリーナは呆れた様子で口を開く。

「あのね、もし私がどうにも出来なかったら、どうするつもりだったの?」
「その場合は、焼いてすぐにでも食べられる状態にするとか、切り身にしてすぐに料理に使えるような状態にしてから、ミスティリングに収納しておいたな」

 それは、中に収納しておけば時間の流れが関係ないアイテムボックスだからこそ出来る方法。
 ビストルはレイの言葉を聞き、少しだけ羨ましそうな表情を浮かべる。
 ビストルは相手ボックスの簡易量産型のマジックポーチを持っているが、これは収納出来る量が限定されており、中に入れても時間の流れは普通に存在する。
 だからこそ、ビストルは毎晩のように魚を一夜干しにしているのだから。
 ……もっとも、そうして一夜干しにしている魚というのは当然それなりに魚臭い訳で、その臭いに惹かれて虫があ詰まってくる。
 一応網の類で防いでいるのだが、虫の大きさによっては編み目から入っていくことが出来る。
 また、セトがいれば他のモンスターや動物はやってこないが、それはあくまでもセトがいればの話だ。
 日中、セトがレイと一緒に行動している時は、セトの臭いや気配が残っているので、殆どの動物は近づいてこないが、それも絶対という訳ではない。
 気配の察知が下手な動物……もしくは空腹で多少の危険はどうしようもない動物といった動物は、セトがいないということもあって迷い込んでくることもあった。
 その結果、何匹かの一夜干しが動物や鳥に奪われるということになったのだが……ビストルにとっても、それは苛立たしいが、損害らしい損害ではない。
 そもそもビストルはここに来るまで旅費の類は一切使っていないし、食事に関しても食材はレイ達が出しているが、調理はビストルがしている。……筋骨隆々の大男が小まめに料理をするその光景は、一見すると違和感しがないのだが。
 それでもビストルの作る料理の味は、レイ達の中で一番料理の上手いマリーナよりも更に上だ。
 そのような違和感で美味い料理をどうこうするつもりはない。
 そして肝心の一夜干しに関しても、魚を釣る道具はレイから借りており、餌は現地調達。
 ビストルが消費しているものは、魚を釣る時間と一夜干しを作る労力くらいだろう。

「レイちゃんなら、それでも何とか出来るのが羨ましいわね」

 レイとマリーナのやり取りを眺めていたビストルが、そう呟く。

「そうか?」
「そうよ。全く、自分がどれだけ恵まれているのか分からないんだから」

 レイの言葉に、少しだけ呆れる。
 レイにとっては、ミスティリングはこの世界に来た時から使っていた代物だ。
 どうしても、それを使うのが普通のこととなっている。

「取りあえず、貝は全部絞めていいのよね?」

 レイとビストルの会話に割り込むように、マリーナがそう言い、レイはそれに頷く。
 レイが頷くと同時にマリーナが精霊魔法を使い、水の塊を生み出す。
 海が近くにあり、更に近くには温泉もあるこの場所では、水の精霊魔法を使うのは非常に楽なのだろう。
 貝が大量に入っている網の全てが水に包まれ、浮かび上がっていく。

「少し時間が掛かるから、レイは何か別のことをしててもいいわよ?」
「……いいのか? じゃあ、頼む。まぁ、こうして見ていても面白そうだけど」

 実際、貝の入っている網を覆っている水は、この短時間でかなり汚くなっている。
 貝殻についている汚れや、貝の中に存在している汚れをそれぞれ取りだしているのが、それが見て分かるだけの速度で行われているのだから、凄まじい。

(アサリ……シジミ? ハマグリもだったか? 砂抜きとかする必要があるのは一晩くらい水の中にいれないといけないらしいけど、マリーナがいればそういうのはすぐだな)

 レイは水に包まれている貝を見ながら、そんな風に思いながら……マリーナに軽く手を振り、その場を立ち去る。
 マリーナはそんなレイの姿を見送ると、水に包まれた貝の汚れをしっかりと落としていく。

「あらあら、随分と熱心ね」

 ふふふ、とビストルは笑みを浮かべながらマリーナの様子を眺める。
 レイに頼まれたマリーナの様子が、どこか初々しい……そう、新婚を思わせたのだ。
 そんなビストルの様子に、マリーナも嬉しそうにする。
 いつもであれば強烈なまでに女の艶を感じさせるのだが、今のマリーナは女の艶は勿論、それと同時に幸せをも感じさせた。

「そうね。レイと一緒に冒険者をするのも嬉しいけど、こうしてのんびりと休暇を楽しむというのも、悪くないわ。……そもそも、トレントの銛の一件から、随分と働き通しだったし」

 マリーナの言うことは、決して間違っていない。
 トレントの銛の一件を解決すれば、ギルムの増築工事になり、それを妨害したい貴族派の貴族に対処し、人の集まったギルムを利用しようとした犯罪組織に対処し、もう二度と手を出させないように他国まで出向き……そこからも本当に色々とあったのだ。
 そう考えれば、暫くの間はここでゆっくりとしてもおかしくはないし、そのことで誰にも責められるようなことはない筈だった。
 もっとも、あまりこっちでゆっくりしすぎても、ギルムの方で大変なことになるのは間違いない。

(後は十日……くらい、かしらね。ここでゆっくりと出来るのは)

 そんな風に思いつつ、マリーナは笑みを浮かべるのだった。





「ぷはぁ……うん、やっぱり夏は冷えた果実水だよな」
「グルルゥ」

 レイの言葉に、セトも同意するように喉を鳴らす。
 ドラゴンローブのフードを下ろしているレイや、セトの毛が濡れているのは、温泉から上がってきたばかりだから。
 温泉があるからこそ、ここを拠点にした以上、それを満喫するのは当然だろう。
 海の中を泳いではいないのだが、それでも沖の方まで出て数時間も海風に当たるような真似をしていれば、髪や皮膚がべたつくのは当然だった。
 そして、風呂上がりの一杯として、冷たい果実水はこれ以上ない程に美味く感じてもおかしくはない。

「グルゥ? グルルゥ」

 もう一杯ちょうだい、と。セトがレイに向かって喉を鳴らす。
 そんなセトのお願いに、レイは仕方がないなと、セトの前にある器の中に果実水を入れる。

(春、夏、秋に採れる果物を保存しておいて、冬に雪で凍らせてからミスティリングに入れておくのもいいかもな。……いや、それこそマリーナに頼めば精霊魔法であっさりとやってくれそうだけど)

 水の精霊魔法を使えば、氷も上手く使えるのではないか。
 そんなレイの考えに気が付いた訳でもないだろうが、セトは果実水を飲む動きを一旦中断して、レイの方に視線を向ける。

「何でもないよ。ちょっと思いついたくらいでな」
「グルルルゥ?」

 そう? と喉を鳴らしたセトは、レイの言葉に納得したのか、再び果実水を飲み始めた。
 セトの身体を撫でながら、レイはそっと目を閉じる。
 視界が暗くなるのに合わせて、より聴覚が鋭くなり……周囲の音がしっかりと聞こえてきた。
 エレーナ達の話し声や、作業音。だが、レイが聞きたかったのはそちらではなく……夜の虫の音だ。
 夏も終わりかけているということもあり、少し前に比べると虫の音もかなり少なくなってきている気がするが、もう少し季節が進めば、今度は秋の虫が賑やかに自己主張を始めるのだろう。

(日本にいた時も、夏と秋はうるさかったよな)

 レイが住んでいたのは山のすぐ側……場合によっては山の中と表現されることもある場所だ。
 当然それだけに虫の数も多く、夏や秋の夜になれば、毎晩のように虫の音楽会とでも呼ぶべきものが開かれていたのだが。
 ……いや、虫の音楽会が開かれていたのは、何も夜だけではない。
 日中にはセミの鳴き声がうるさいくらいに響いていたのだから。
 何となく日本にいた時のことを思い出したのは、何故なのか。
 それはレイにも分からなかったが、それでも虫の音はレイの耳を十分に楽しませてくれた。
 そうして虫の音を楽しんでいると、当然のように目を閉じているということもあり、睡魔に襲われる。
 何かあってもすぐに反応出来るセトが近くにいるというのも、影響しているのだろう。
 やがてセトを撫でていた手が止まり、そのままセトに体重を預けて睡魔に抵抗せず、そのまま眠りに落ちていくのだった。





「あら、ちょっと。見てよあれ。レイちゃんったら」

 口では若干文句を言ってるようにも思えるが、その目に宿っているのはどこか優しい光だ。
 そんなビストルの様子に、声が聞こえた者がその視線を追い、ビストルの言葉の意味を理解する。
 ドラゴンローブのフードを脱いでいるので、普段の性格から考えると、とてもではないは似合わないが……あどけないと表現するのに相応しい表情で眠っているレイの姿がそこにはあった。
 普段のレイの性格から考えれば、信じられない程のあどけない表情。
 元々が女顔なだけに、そのあどけなさはより強調されているようにすら、それを見ている者には思えた。
 特に母性本能という意味では、この場にいる中でも屈指のものを持つビストルだ。
 レイの様子を見て、一応風邪を引かないように何か掛けた方がいいのでは? と思ってしまう。
 実際には夏も終わりに近づいたとはいえ、まだ十分に暖かい。
 ましてや、ドラゴンローブは簡易エアコンのような機能を持っているし、セトに寄りかかっているということもあり、風邪を引くという心配はないだろう。
 ……そもそも、レイの身体を作ったのはゼパイルなのだから、極寒の中を裸で寝るなどという真似をしたのならともかく、このくらいの気温の中で眠ったところで何の影響もないのだが。

「止めておけ。無駄に近づけば、レイを起こすことになるぞ」

 毛布を手にレイに近づこうとしたビストルに、エレーナがそう告げる。
 何で? と首を傾げるビストルに、エレーナは少しだけ得意げな笑みを浮かべつつ、口を開く。

「眠っているところに誰かが近づけば、レイなら目を覚ます。……私達であれば、目を覚ましたりはしないがな」

 それは、レイが眠っている間でも無意識に周囲の気配を探っているということを意味している。
 そしてエレーナが得意げな笑みを浮かべたのは、レイが無意識にでも自分という存在を……そしてマリーナやヴィヘラに対して全面的に気を許しているということを示していたからだろう。

「あらん、羨ましいわね」

 口では嫉妬したようなことを言いつつ、ビストルは母性を感じさせる笑みを浮かべる。
 強面の顔だけに、そこから母性を読み取るには相応の慣れが必要だっただろうが。
 だが、数日とはいえビストルと行動を共にしているエレーナ達は、十分にそれを読み取ることが出来るようになっていた。

「そうでしょ。でもあげないわよ」

 悪戯っぽく笑って言うマリーナに、ビストルはこれ見よがしに残念そうにしながら口を開く。

「残念ね。レイみたいに良い男なら、アタシも文句なしに全てを捧げられるのに」
「残念だけど、レイは私達三人で間に合ってるのよ。ビストルは他の人を見つけてちょうだい」

 そんなマリーナの言葉から話が広がっていき、その後暫くの間はガールズトークとも呼ぶべき会話が行われることになる。
 ……もっとも、ガールズと呼ぶには少し難しい人物もいたのだが。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1425部分)
  • 31068 user
  • 最終掲載日:2018/03/28 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全447部分)
  • 25545 user
  • 最終掲載日:2018/03/25 01:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全197部分)
  • 30608 user
  • 最終掲載日:2018/03/20 00:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 34921 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全410部分)
  • 37159 user
  • 最終掲載日:2018/03/27 00:58
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 32686 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全309部分)
  • 41173 user
  • 最終掲載日:2018/03/24 18:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全188部分)
  • 27009 user
  • 最終掲載日:2018/03/27 07:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全118部分)
  • 26944 user
  • 最終掲載日:2018/03/05 08:32
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

※作者多忙につき、完結まで毎月第四土曜日の更新とさせていただきます。 ※2016年2月27日、本編完結しました。  ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全230部分)
  • 27424 user
  • 最終掲載日:2018/03/24 07:00
奪う者 奪われる者

佐藤 優(サトウ ユウ)12歳  義父に日々、虐待される毎日、ある日 借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。 死んだはずなのに気付くとそこは異世界。 これは異//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全243部分)
  • 25574 user
  • 最終掲載日:2018/03/26 18:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全398部分)
  • 34472 user
  • 最終掲載日:2018/03/26 12:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 30508 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全180部分)
  • 29767 user
  • 最終掲載日:2018/03/17 16:22
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 29572 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 28575 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1835部分)
  • 30615 user
  • 最終掲載日:2018/03/28 12:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 32709 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版13巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! 現在アニメ版が放送中です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします!】】】 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全572部分)
  • 42900 user
  • 最終掲載日:2018/03/25 18:00
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全465部分)
  • 26899 user
  • 最終掲載日:2018/03/23 19:39
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全872部分)
  • 26136 user
  • 最終掲載日:2018/03/27 10:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全128部分)
  • 33701 user
  • 最終掲載日:2018/03/14 16:38
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫よ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全139部分)
  • 26016 user
  • 最終掲載日:2018/03/21 20:03
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全276部分)
  • 25861 user
  • 最終掲載日:2018/03/27 00:00
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~

 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全519部分)
  • 28127 user
  • 最終掲載日:2018/03/26 18:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全222部分)
  • 26398 user
  • 最終掲載日:2018/03/23 19:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全194部分)
  • 26926 user
  • 最終掲載日:2018/02/24 21:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 36972 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00