欧米による外交官追放 ロシアが報復示唆、外相「対応する」

2018.03.28 Wed posted at 15:22 JST

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(CNN) 英国でロシアの元スパイらが神経剤で襲撃された事件を受けて米英など20カ国超がロシアの外交官を追放することを発表したが、ロシア政府も報復を示唆している。

国営タス通信によれば、ラブロフ外相は今回の大規模なロシア外交官の追放について、米国が他国に圧力をかけたためだと指摘。米政府が巨大な圧力と脅しをかけた結果だとの見方を示し、「必ず、我々は対応する」と述べた。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、米国によるロシア外交官追放の決定について、「非常に遺憾だ」と述べた。ペスコフ報道官はまた、元スパイらに対する襲撃事件について、重ねて関与を否定した。

米国は26日、ロシアの外交官60人を追放すると発表。米シアトルにあるロシア総領事も閉鎖するとしている。

米国以外にロシア外交官の追放処分を発表したのは、欧州連合(EU)の一部加盟国やカナダ、ウクライナなど。追放処分を受けた外交官は100人以上に上る。

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