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【格闘技】

内山さんが引退式 今後はジム経営、年内にも開業

2018年3月28日 紙面から

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 ボクシングの元WBAスーパーフェザー級スーパー王者で、日本歴代3位の11連続防衛を記録し昨年7月に引退を発表した内山高志さん(38)の引退式が27日、東京・後楽園ホールで行われた。現役時、全ての世界戦をコールした須藤尚紀リングアナウンサーに呼び込まれた「KOダイナマイト」は、10カウントゴングのセレモニーでリングに別れを告げた。

 「2009年に東洋太平洋の防衛戦をして以来の後楽園ホール。試合ではしたことがない緊張をしました。15歳でボクシングを始め、世界チャンピオンになれるかどうか分からなかったが、なった上に11度も防衛できたのは皆さんのおかげ。本当に長い間、応援ありがとうございました」

 世界的な激戦階級で24勝(20KO)2敗1分け、世界戦通算10KO。日本ボクシング界に不滅の名を刻んだ男はこの日でリングを去った。今後はジム経営を行う予定。東京都内を候補地に年内開業を目指すという。 (藤本敏和)

 

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