こんばんは。
引っ越し準備が無事終わり、しゅうじつ(終日)のバタバタから、ようやく解放されているゆうです。
転勤が決定。4月から東京で働きます。
実は今年の4月で、札幌を離れることになりました。
今後は、東京本社での勤務になります。
ゆうは社会人3年目になる、24歳。
社会人1年目と2年目を、札幌で過ごしました。
札幌は寒い寒いと言いながらも、大好きになった町。
自然の厳しさも、そして優しさも感じさせてくれる、そんな町です。
良いことも悪いことも、楽しいことも辛いことも、たくさん経験させてくれました。
引っ越し日は3月27日。正式な発令から1週間無く、なかなかタイトなスケジュールです。
引っ越しとなると、どうしても色んなことを考えてしまいます。
社会人1年目で、いきなり札幌支店勤務という荒技を繰り出した、某青色系の金融会社に入社したのが3年前。
ゆうの地元は神奈川県。まさか札幌で、社会人としての一歩を踏み出なんて、思ってもいませんでした。
あの時も引っ越し準備をしながら、90%の不安と10%の期待でいっぱいになりながら、ダンボールに荷物を詰めて。
もうあれから3年か。時の流れの速さには驚きます。
前日は眠れず、引っ越し当日はグダグダ!
前日は色々考えてしまって、ほとんど寝れませんでした。空が明るくなってるのを見てから寝たのを覚えています。
朝は7時ごろ起床。天気も快晴でだったので、最後の円山公園を散歩。
北海道神宮で、これまでの感謝を伝えて来ました。
その後、引っ越し屋がアクシデントで2時間遅れるという、おいおい!という状況。
でも、「それもゆうの人生らしいなぁ」なんて思って、少し笑ってしまう自分もいました。
引っ越し屋の人は、2人。ゆうと同い年か少し上くらいでしょうか。
遅れてしまった(>_<)ということもあったのかもしれませんが、2人とも、とにかく一生懸命でした。
ハキハキと分かりやすく説明し、愛想も良い。
そんな大きくない体で、一人で洗濯機や冷蔵庫など担いで持っていく。
まだまだ夕方は肌寒い札幌。しかし、彼らの額からは、汗が滴り落ちてました。
頑張ってるなぁ。
自分はここまで仕事に対して、本気で頑張れていたのかな。。
そんな思いが、微かによぎりました。
正直、札幌支店では、自分の持っている強みやパフォーマンスを、100%出しきれませんでした。
悔しさと後悔、情けなさは結局今も消えることはなく、自分の奥深くに根付いている気がします。
でも、その経験をしたからこそ、次に活かさなくてはいけない。
前に進まなきゃ。
引っ越し屋の人達に、背中を押された気がしました。
荷物がなくなって思ったこと。
荷物がなくなって、ようやくです。
自分が大好きな札幌を離れるんだと、実感が湧いて来ました。
そして、札幌には何度も来ても、この家、この部屋には、今後来ることはないんだろうと思い、寂しくなったのも事実。
どんなに寒い冬も、ゆうを暖めようとひたむきに頑張ってくれた相棒のストーブとパシャり。
色々な思い出が溢れ出して来て、それを整理していくのでやっとでした。
真っ暗の中、30分くらい部屋の真ん中に座っていました。
この部屋と離れたくない。そんな風に思ったのは初めて。
ありがとう。そう声に出して、そっとドアを閉めました。
涙で霞む中、最後にマンションの写真を撮りました。
涙で霞んだ目で見たマンションが、写真にもそのまま写っていました。
札幌が、「だだの転勤先」から、「大好きな第2の故郷」になった。
札幌で過ごした2年間。たかが2年ではあるが、されど2年。
ゆうにとって、この2年間は今後、忘れることができないと思います。
これまでも一人暮らしの経験はありましたが、それとはまた違った、大きな経験をしました。
配属当時、札幌には、知り合いも1人もおらず、また行ったこともないという、まさに未知の世界。
それからたくさんの人に支えられ、今があります。
そして気づいたら、札幌が大好きに。
将来、また戻ってこよう。もっと大きくなって、もっと立派になって。
だからこそ、今辛いですが、自分で決めた以上、しっかりと前に進もう。そう思います。
4月から心機一転。
これからは、東京本社勤務の生活や東京で感じたことなども、ちょこちょこ書いていこうと思っています。
札幌から東京に拠点を移した24歳が、どんな人生を歩んでいくのか!
今後も注目ですよ(*^^*)
ではっ!
ゆう