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開幕カードの3戦目先発に笠原 安定感抜群 防1・29を高評価

2018年3月27日 紙面から

キャッチボールで調整する笠原=ナゴヤドームで(中嶋大撮影)

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 第3の男に大抜てきだ!

 広島との開幕カード(3月30日~4月1日・マツダ)の3戦目先発に2年目の笠原祥太郎投手(23)が指名された。開幕戦は小笠原慎之介投手(20)、2戦目はディロン・ジー投手(31)が先発予定。鬼門・マツダスタジアムを突破するカギは、開幕戦の小笠原、そして笠原と、若き2人の左腕が握りそうだ。

 成長著しい2年目左腕にしびれる舞台が用意された。笠原が任されたのは4月1日、開幕3連戦最後のマウンド。「きのう言われました。3連戦の最後、大事な試合ですが、これから投げていくうちの1試合のつもりでいきます」。堂々と意気込みを語った。

 大抜てきと言っていいだろう。昨季、終盤に先発として可能性を示したものの、挙げたのは1勝(3敗)のみ。キャンプから先発枠を争った他の投手たちと比べても、実績は乏しい。

 働く場所は自力で切り開いた。キャンプ中から好投を続けてアピール。練習試合、オープン戦などの実戦7試合で計28イニングを投げ、7失点(自責は4)、防御率は1・29。調子が悪い日も大崩れしない安定感が首脳陣の評価を勝ち取った。

 1期生として過ごした新潟医療福祉大から大所帯のプロの世界に飛び込んだ1年前。最後まで開幕1軍を争いながら、本番直前に2軍落ち。右も左も分からないまま、気を緩めることができなかった。今年は違う。「メリハリはつけられてます。そういった意味では自分の投球だけに集中できていると思います」。心の余裕がそのまま成績に表れた。

 

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