翻訳した書籍 独学プログラマー の出版から1ヶ月経過して、多くの方に好評頂けているというのが分かってきて、ようやく一安心しているところです。
このブログエントリには、出版以降やっていたプロモーション活動や雑多な話をまとめました。
増刷が発売後数日で決定して、ちょうど今頃、第2刷が流通しはじめていると思います。発売日頃には、まだ本当の読者の反応は分からない状態で、日経BP社の田島さんや翻訳レビューに参加してくれた寺田さんなどが「良い本に仕上がった」と言ってくれても、「いやいやそう言うけどホントに良い本かどうかの評価はまだ出てないでしょう?」とか思っていたりしました。翻訳作業を通して、良い本にするべく出来ることは全部やってきたけど、自分はもう入門者ではなくなってしまったので、本当の入門者に受け入れてもらえるかどうかは全然予測できませんでした。これくらいで十分でしょ、みたいな加減も分からないのでギリギリまで手を入れ続けたのが良い結果に繋がった気もします。
増刷決定から入稿まで3日しかありませんでしたが、間違いや言い回しの改善を可能な限り行ってます。行数が変わるような変更は時間的にできなかったけど、読みやすさはほんの少し向上してると思います。
修正内容はこちら: http://public-errata.appspot.com/errata/book/9784822292270/
Amazonでの評価 は今のところ、7件のレビューで★4.3です。期待した内容とちょっと違ったという方が多い感じ。入門本は裾野が広いので "完全に自分に合う本" に出会える確率も低いと思っていて、もっと低い評価も付く想定でいたこともあって、4.3ならだいぶ良い方な気がします。
Twitterでの反応をいくつか。
見掛けたblogをいくつか
Python入門者向けに活動している知り合いに書評をお願いしました。ダメなところも書いて欲しい、と依頼したその結果は・・・
レビューに参加してくれた方々が、blogに書いてくれました。
編集の田島さんにお願いして、POPを作ってもらいました。 そのPOPに自筆のコメントを付けて、書店に持ち込んで本の隣に置いてもらう、という活動をしました。ジュンク堂さんだけは専用POPに書く必要があるので、もらいに行ったのと置きに行ったのとで2回行ってます。
自分が関わった本がたくさん平積みされていると、嬉しくなるね!
エイジング・ビーフ TOKYO 新宿3丁目店 で打ち上げ!
翻訳レビューに参加してくれたTakumi氏が焼肉店員スキルを持っていたので、肉焼きをほぼ任せてしまいました。熟成肉、めっちゃ美味かったです。
打ち上げしている間に、電子版の販売が始まっていました。
2月の発売早々に、会社のPyQチームからインタビューを受けました。
どんな本?
監訳ってどんな役割?
本書のオススメポイントは?
PyQとコラボしたチャレンジ問題について
また、3月上旬に受けた "エンジニアtype" のインタビューが公開されました。
"プログラミング初学者にとっての「地図のような本」"
"学ぶべきは、技術ではなく学ぶ姿勢"
"プログラミングの楽しさを忘れないためにも、セルフマネジメントのスキルを磨いてほしい"
1時間強のインタビューのなかで、伝えたい事を色々と話してきました。その中から、本当に重要なポイントを文章にしてもらえた感じです。非常によいインタビュー記事に仕上がっていると思います。さすがプロの仕事、って感じだなー
"業務の合間や繁忙期の後などには、一度仕事から離れてみたりもします。" -- 今まさに、育休取ってPCから離れてます。子どもが生まれるまでに色々詰め込んだので、今は充電中。