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名古屋城、階段に出現 地下鉄市役所駅

戦前の名古屋城の姿を装飾した北階段=地下鉄名城線市役所駅で

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 名古屋城の最寄り駅の市営地下鉄名城線「市役所駅」(名古屋市中区)の北階段に、名古屋城をモチーフにした装飾が26日、お目見えした。

 二十九日の商業施設「金シャチ横丁」オープンや六月の本丸御殿完成公開を控え、名古屋市が名古屋城の魅力発信の一環として実施。

 北階段はホーム階と改札口のある地下一階をつなぐ二十四段。下から見上げると、焼失前に城の細部を計測して拓本にした「昭和実測図」が姿を現す。側面には黒い背景に金色でしゃちほこを描いた。

 名古屋城に最も近い市役所七番出入り口には、城までの案内板や本丸御殿の写真看板も掲示。同日には「名古屋ことば」による駅構内放送も始まり、市ナゴヤ魅力向上室の担当者は「名古屋城に到着する前からワクワクしてもらえれば」と話した。

◆金シャチ横丁で内覧会

オープンを前に公開された「金シャチ横丁」=名古屋市中区で

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 名古屋城周辺で飲食や買い物が楽しめる「金シャチ横丁(よこちょう)」が二十九日にオープンするのを前に、内覧会が二十六日開かれた。城の正門と東門付近に、それぞれ伝統と新風をテーマにした趣の異なるまち並みが広がり、観光客を食でもてなす。

 金シャチ横丁は尾張徳川藩主の名前にちなみ、正門側が「義直ゾーン」、東門側が「宗春ゾーン」と名付けられた。義直ゾーンは伝統的な木造建築で、ひつまぶしやみそかつといった定番の「なごやめし」の店を中心に十二店舗。宗春ゾーンはガラス張りの現代的な雰囲気で、七店舗でラーメンやイタリアンを味わえる。

 内覧会では店の前にメニューの看板が出され、義直ゾーンでは城下町風の一帯においしそうな香りが漂った。

 横丁は市が管理する国有地に広告代理店が設置した。営業時間は午前十時半からで、義直ゾーンが通常は午後五時半(四月八日までは八時半、その後ゴールデンウイークまで六時半)まで、宗春ゾーンは十時半まで。

 (梅田歳晴)

 

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