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失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~ 作者:進行諸島

第二章

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第186話 最強賢者、通行証を受け取る


それから、1時間後。
俺達のギルドカードは無事Aランクへと書き換えられ、俺達はフリジアを出ようとしていた。

「おい、本当にSランクになる気はないのか? マティアスは間違いなくこの国で最強だ。ギルドのお偉方が反対するなら、力尽くでも――」

「遠慮しておく。ランクはAで十分だ。……俺達は、第一種立ち入り規制区域に入りたいだけだからな」

そう言って俺は、ギルアスの提案を断る。
ギルアスは試験の後、俺をSランクにするべきだと主張していたのだ。

だが、俺は別にランクを上げるためにこの国に来た訳ではないからな。
ランクなど、Aで十分だ。

「そうか。別に上げたくないなら、無理にとは言わない。……ちなみに、どこの立ち入り規制区域に入りたいんだ?」

「確か……フォルキア領の、エーテリス大草原だ。確かAランク以上なら許可が下りるんだよな? 許可が下りるのって、時間がかかるのか?」

ラジニアの制度にはあまり詳しくないが、Sランク冒険者であるギルアスなら知っているだろう。
そう思って聞いたのだが……ギルアスはフォルキアと聞いて、難しそうな顔をした。

「許可が下りるまでには、せいぜい5日とかだ。……でも、フォルキアか……」

「フォルキア、ダメなのか?」

「特に根拠がある訳じゃねえんだが、何となく嫌な感じがして行ってないんだよな。でも最近、あの街の雰囲気が変わったって話を聞く。近くの道の検問が、急に厳しくなったりな」

そう言ってギルアスは、少し考え込む。
それから、俺に言った。

「まあ、許可が下りなければ俺に言え。何とかしてやる」

「……Sランクだと、許可が下りるのか?」

「ああ。直談判すれば大体のことは通るぞ。ダメなら上の部署に殴り込むと宣言するのが、交渉のコツだ」

「なんか、マティくんみたいな交渉術ですね……」

「それ、交渉というより脅しなんじゃ……」

なるほど、頼もしいな。
アルマの言う通り、なんだか交渉が力技な気がするが、それで成功しているみたいだし。

「交渉が必要になったら、その時には頼むかもしれない」

「おう、任せろ」

そんな会話とともに、俺達は街を出る。

「えっと……ここからフォルキアまでは、50キロくらいだっけ?」

「ああ。大体そのくらいのはずだ」

「その20キロ手前くらいから、フォルキア領だったと思いますけど……そのあたりから、検問があるんでしょうか?」

「その可能性はあるな。……念のため、荷物を収納魔法に入れておくか」

検問というと、荷物検査がある可能性が高い。
何かあった時に使える魔力が多い方がいいため、

「検問やってるのって、たぶん街道だけですよね? わざと道を外れて、森とかを突っ切ればいいんじゃ?」

そう言ってイリスが、道の外を指す。
確かに一理ある。

別に、領地と領地の境目に、壁とかがあるわけじゃないからな。
街道さえ避けて通れば、検問には引っかからないだろう。

だが……。

「いや、今回は様子見も兼ねて、いちど検問を受けよう」

「様子見ですか?」

「ギルアスはああ言っていたが、実際に来て言っていた訳じゃなさそうだからな。普通に通れば、案外検問さえ受けないかもしれない」

それに、噂を信じて街道を迂回するのは、自分から領地に敵対の意志を示すようなものだ。

それよりは、わざと検問を受けて普通に通った方が、警戒されずに領地に入れる。
もし戦うことになったとしても、警戒されていないところから一気に勝負をつけた方が、うまくいきやすいからな。

「相手の出方が分からないと、対処の仕方もないですもんね……。よし、普通に行きましょう!」

こうして方針を決めた俺達は、街道を真っ直ぐに進んでいった。
それから、数時間後。

街道の真ん中に数人の騎士が立ち、道をふさいでいた。
その近くには、最近作られたと思しき建物が建っている。

「えっと……あれが噂の検問所でしょうか?」

「そうみたいだな。……今のところ、怪しい様子はなさそうだ」

一応、建物の中などの魔力反応を探ってみたが、たいして怪しい魔力反応は見当たらなかった。
せいぜい、魔道具がいくつか置いてある程度か。
魔力量からして、おそらく攻撃用などではないだろう。

そんなことを考えながら、俺は道を進んでいく。

「止まれ。身分証を出してもらおうか」

すると、案の定衛兵に止められた。
どうやら、警備が厳しくなったというのは本当のようだ。

「分かった」

俺達は、大人しく身分証を差し出した。
衛兵はその身分証を受け取り、俺に聞く。

「目的は?」

「冒険者として仕事をしに来た」

この領地が信用できるかどうかは、まだ分からない。
そのため、本当の理由は伏せておく。

「……なるほど」

理由を聞いて衛兵は、手元の機械についているボタンを操作した。
すると、『通行証』と書かれた板が4枚出てくる。

「これを持って行け。一人一枚ずつだ。……街道を外れたルートを通ると通行証が無効になるから、気をつけるように」

そう言って衛兵は俺達に板を手渡し、さっさと行けといった感じのジェスチャーをする。
どうやら、荷物検査などはないようだ。


「なんか、すんなり通してもらえたね」

検問所が見えないくらい遠ざかってから、アルマがほっとしたように言う。

「検問が厳しくなってるって言っても、普通にしていれば何もないみたいですね」

「心配する必要、なかったみたいです!」

ルリイとイリスも、安心しているようだ。
しかし……。

「安心するのはまだ早いみたいぞ。この通行証、中に魔法暗号が刻まれてる」

そう言って俺は、通行証に暗号解読用の魔法を発動する。
前世でも見たタイプの暗号なので、解読は簡単だった。

「暗号?」

「ああ。解読した中身は……こんな感じだな」

そう言って俺は、手元にあった紙に暗号の中身を出力する。

『要注意。高ランク冒険者の4人パーティー。動機に疑問点あり。174517第一検問所』

「要注意……なんか、怪しまれてるみたいですね……」

「この町で冒険者が仕事って、珍しいのかな?」

そう言ってアルマは、疑問そうな顔をする。
しかし、すぐに表情を明るくして言った。

「でも怪しまれてるだけなら、後でごまかせばなんとかなるんじゃないかな? 適当に依頼をこなしてれば、それっぽく見えるだろうし!」

確かに、暗号の中身自体は後からどうとでもできそうな内容だ。
174517という数字の意味は分からないが、書いてある場所からすると通過時刻を表す数字か何かだろう。

だが残念ながら、それだけでは安心できない。
もっと大きい問題が、この通行証にはあるのだ。

「問題なのは、暗号の内容じゃないんだ」

「内容じゃないって……どういうこと?」

「この暗号なんだけどな……暗号化の方法が、昔の魔族と同じなんだ。……通行証に暗号を刻むのに使われた技術も、詠唱魔法で使えるような代物じゃない」

そう言って俺は、通行証をルリイ達に見せる。
ルリイが、驚いた顔で俺に聞く。

「ってことは……この通行証を渡してきたのが、魔族ってことですか?」

「いや、あの検問所に魔族がいないのは確認済みだ。暗号のことは通行証を見てすぐに分かったから、ちょっと魔力を分析させてもらった」

偽装魔法が上手いタイプの魔族であれば『受動探知』による遠距離探知から逃れることは可能だ。
だが、俺達から検問所にいた人間までの距離は、いちばん遠くにいた奴でも50メートル程度だった。

その程度の距離であれば、いくら偽装を施しても不自然な部分が目につく。
意識していなければ気付かないかもしれないが、注意すればまず見破れるという訳だ。

「それなら、よかった……と言ってしまって、大丈夫なのかな?」

「よくないな。むしろ逆だ」

そう言って俺は、もう一度通行証の魔法暗号を見る。
うん。この魔法の衰退した時代に作られたとは思えない、至ってまともな構成だ。

「よく考えてくれ。検問を指示するには、領地全体の権力を握らなきゃいけないんだ。その検問に、こんな物が使われてるってことは……」

「まさか、フォルキア全体が魔族に支配されてる!?」

アルマが、驚いたような声を上げた。

「……その可能性がある。人間が魔族から道具だけ受け取った可能性もあるから、まだ100%確定とは言えないけどな」

とりあえず、第二の検問所でも通って相手の出方を見るか。
状況次第では、ここに来た目的を果たす前にフォルキアを何とかする必要があるかもしれない。

特に今回は、これが魔族の仕業だとすると、かなり特殊なタイプの魔族が関わっている可能性が高い。
というか、そんな気がする。

できれば、対処のしやすいパターンだと助かるのだが……。
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