188/188
第186話 最強賢者、通行証を受け取る
それから、1時間後。
俺達のギルドカードは無事Aランクへと書き換えられ、俺達はフリジアを出ようとしていた。
「おい、本当にSランクになる気はないのか? マティアスは間違いなくこの国で最強だ。ギルドのお偉方が反対するなら、力尽くでも――」
「遠慮しておく。ランクはAで十分だ。……俺達は、第一種立ち入り規制区域に入りたいだけだからな」
そう言って俺は、ギルアスの提案を断る。
ギルアスは試験の後、俺をSランクにするべきだと主張していたのだ。
だが、俺は別にランクを上げるためにこの国に来た訳ではないからな。
ランクなど、Aで十分だ。
「そうか。別に上げたくないなら、無理にとは言わない。……ちなみに、どこの立ち入り規制区域に入りたいんだ?」
「確か……フォルキア領の、エーテリス大草原だ。確かAランク以上なら許可が下りるんだよな? 許可が下りるのって、時間がかかるのか?」
ラジニアの制度にはあまり詳しくないが、Sランク冒険者であるギルアスなら知っているだろう。
そう思って聞いたのだが……ギルアスはフォルキアと聞いて、難しそうな顔をした。
「許可が下りるまでには、せいぜい5日とかだ。……でも、フォルキアか……」
「フォルキア、ダメなのか?」
「特に根拠がある訳じゃねえんだが、何となく嫌な感じがして行ってないんだよな。でも最近、あの街の雰囲気が変わったって話を聞く。近くの道の検問が、急に厳しくなったりな」
そう言ってギルアスは、少し考え込む。
それから、俺に言った。
「まあ、許可が下りなければ俺に言え。何とかしてやる」
「……Sランクだと、許可が下りるのか?」
「ああ。直談判すれば大体のことは通るぞ。ダメなら上の部署に殴り込むと宣言するのが、交渉のコツだ」
「なんか、マティくんみたいな交渉術ですね……」
「それ、交渉というより脅しなんじゃ……」
なるほど、頼もしいな。
アルマの言う通り、なんだか交渉が力技な気がするが、それで成功しているみたいだし。
「交渉が必要になったら、その時には頼むかもしれない」
「おう、任せろ」
そんな会話とともに、俺達は街を出る。
「えっと……ここからフォルキアまでは、50キロくらいだっけ?」
「ああ。大体そのくらいのはずだ」
「その20キロ手前くらいから、フォルキア領だったと思いますけど……そのあたりから、検問があるんでしょうか?」
「その可能性はあるな。……念のため、荷物を収納魔法に入れておくか」
検問というと、荷物検査がある可能性が高い。
何かあった時に使える魔力が多い方がいいため、
「検問やってるのって、たぶん街道だけですよね? わざと道を外れて、森とかを突っ切ればいいんじゃ?」
そう言ってイリスが、道の外を指す。
確かに一理ある。
別に、領地と領地の境目に、壁とかがあるわけじゃないからな。
街道さえ避けて通れば、検問には引っかからないだろう。
だが……。
「いや、今回は様子見も兼ねて、いちど検問を受けよう」
「様子見ですか?」
「ギルアスはああ言っていたが、実際に来て言っていた訳じゃなさそうだからな。普通に通れば、案外検問さえ受けないかもしれない」
それに、噂を信じて街道を迂回するのは、自分から領地に敵対の意志を示すようなものだ。
それよりは、わざと検問を受けて普通に通った方が、警戒されずに領地に入れる。
もし戦うことになったとしても、警戒されていないところから一気に勝負をつけた方が、うまくいきやすいからな。
「相手の出方が分からないと、対処の仕方もないですもんね……。よし、普通に行きましょう!」
こうして方針を決めた俺達は、街道を真っ直ぐに進んでいった。
それから、数時間後。
街道の真ん中に数人の騎士が立ち、道をふさいでいた。
その近くには、最近作られたと思しき建物が建っている。
「えっと……あれが噂の検問所でしょうか?」
「そうみたいだな。……今のところ、怪しい様子はなさそうだ」
一応、建物の中などの魔力反応を探ってみたが、たいして怪しい魔力反応は見当たらなかった。
せいぜい、魔道具がいくつか置いてある程度か。
魔力量からして、おそらく攻撃用などではないだろう。
そんなことを考えながら、俺は道を進んでいく。
「止まれ。身分証を出してもらおうか」
すると、案の定衛兵に止められた。
どうやら、警備が厳しくなったというのは本当のようだ。
「分かった」
俺達は、大人しく身分証を差し出した。
衛兵はその身分証を受け取り、俺に聞く。
「目的は?」
「冒険者として仕事をしに来た」
この領地が信用できるかどうかは、まだ分からない。
そのため、本当の理由は伏せておく。
「……なるほど」
理由を聞いて衛兵は、手元の機械についているボタンを操作した。
すると、『通行証』と書かれた板が4枚出てくる。
「これを持って行け。一人一枚ずつだ。……街道を外れたルートを通ると通行証が無効になるから、気をつけるように」
そう言って衛兵は俺達に板を手渡し、さっさと行けといった感じのジェスチャーをする。
どうやら、荷物検査などはないようだ。
「なんか、すんなり通してもらえたね」
検問所が見えないくらい遠ざかってから、アルマがほっとしたように言う。
「検問が厳しくなってるって言っても、普通にしていれば何もないみたいですね」
「心配する必要、なかったみたいです!」
ルリイとイリスも、安心しているようだ。
しかし……。
「安心するのはまだ早いみたいぞ。この通行証、中に魔法暗号が刻まれてる」
そう言って俺は、通行証に暗号解読用の魔法を発動する。
前世でも見たタイプの暗号なので、解読は簡単だった。
「暗号?」
「ああ。解読した中身は……こんな感じだな」
そう言って俺は、手元にあった紙に暗号の中身を出力する。
『要注意。高ランク冒険者の4人パーティー。動機に疑問点あり。174517第一検問所』
v
「要注意……なんか、怪しまれてるみたいですね……」
「この町で冒険者が仕事って、珍しいのかな?」
そう言ってアルマは、疑問そうな顔をする。
しかし、すぐに表情を明るくして言った。
「でも怪しまれてるだけなら、後でごまかせばなんとかなるんじゃないかな? 適当に依頼をこなしてれば、それっぽく見えるだろうし!」
確かに、暗号の中身自体は後からどうとでもできそうな内容だ。
174517という数字の意味は分からないが、書いてある場所からすると通過時刻を表す数字か何かだろう。
だが残念ながら、それだけでは安心できない。
もっと大きい問題が、この通行証にはあるのだ。
「問題なのは、暗号の内容じゃないんだ」
「内容じゃないって……どういうこと?」
「この暗号なんだけどな……暗号化の方法が、昔の魔族と同じなんだ。……通行証に暗号を刻むのに使われた技術も、詠唱魔法で使えるような代物じゃない」
そう言って俺は、通行証をルリイ達に見せる。
ルリイが、驚いた顔で俺に聞く。
「ってことは……この通行証を渡してきたのが、魔族ってことですか?」
「いや、あの検問所に魔族がいないのは確認済みだ。暗号のことは通行証を見てすぐに分かったから、ちょっと魔力を分析させてもらった」
偽装魔法が上手いタイプの魔族であれば『受動探知』による遠距離探知から逃れることは可能だ。
だが、俺達から検問所にいた人間までの距離は、いちばん遠くにいた奴でも50メートル程度だった。
その程度の距離であれば、いくら偽装を施しても不自然な部分が目につく。
意識していなければ気付かないかもしれないが、注意すればまず見破れるという訳だ。
「それなら、よかった……と言ってしまって、大丈夫なのかな?」
「よくないな。むしろ逆だ」
そう言って俺は、もう一度通行証の魔法暗号を見る。
うん。この魔法の衰退した時代に作られたとは思えない、至ってまともな構成だ。
「よく考えてくれ。検問を指示するには、領地全体の権力を握らなきゃいけないんだ。その検問に、こんな物が使われてるってことは……」
「まさか、フォルキア全体が魔族に支配されてる!?」
アルマが、驚いたような声を上げた。
「……その可能性がある。人間が魔族から道具だけ受け取った可能性もあるから、まだ100%確定とは言えないけどな」
とりあえず、第二の検問所でも通って相手の出方を見るか。
状況次第では、ここに来た目的を果たす前にフォルキアを何とかする必要があるかもしれない。
特に今回は、これが魔族の仕業だとすると、かなり特殊なタイプの魔族が関わっている可能性が高い。
というか、そんな気がする。
できれば、対処のしやすいパターンだと助かるのだが……。
『失格紋の最強賢者』原作4巻と漫画版2巻、ともに発売しました! 両方とも、書き下ろし付きの自信作です!!
どちらもご好評をいただいているようで、漫画版のほうはすでに重版も決まりました!
すでにご購入いただいた方も、これからの購入を検討して下さっている方も、ありがとうございます!
また、おかげ様で20万ポイントに到達しました!
web版読者の皆様のおかげです! ありがとうございます!
これからも更新を続けていきたいと思っていますので、よろしくお願いします!
『失格紋の最強賢者』4巻、3月15日発売です!
もちろん、書き下ろしありです!
是非読んでください!
下のリンクから、関連ページに飛べます!
★失格紋4巻公式ページ★
ほぼ同時に、コミック版2巻も発売です!
コミックもすごく面白いので、よろしくお願いします!
新作『第二の職業を得て、世界最強になりました』、連載開始し始めました!
★作品ページ★
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )
◆カドカワBOOKSより、書籍版13巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! 現在アニメ版が放送中です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします!】】】
//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全572部分)
- 37947 user
-
最終掲載日:2018/03/25 18:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 28776 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望では//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全222部分)
- 30307 user
-
最終掲載日:2018/03/23 19:00
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全398部分)
- 28433 user
-
最終掲載日:2018/03/26 12:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 25644 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全276部分)
- 28250 user
-
最終掲載日:2018/03/27 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全447部分)
- 24664 user
-
最終掲載日:2018/03/25 01:00
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1682部分)
- 26863 user
-
最終掲載日:2018/03/26 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全410部分)
- 36754 user
-
最終掲載日:2018/03/27 00:58
LV999の村人
この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンス//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部分)
- 27919 user
-
最終掲載日:2018/02/26 00:08
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全537部分)
- 27837 user
-
最終掲載日:2018/02/03 23:34
再召喚された勇者は一般人として生きていく?
異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。
だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全412部分)
- 23914 user
-
最終掲載日:2018/03/18 11:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全141部分)
- 25352 user
-
最終掲載日:2018/03/19 02:18
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~
記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公は名前をケルヴィンと変えて転生し、コツコツとレベルを上げ、スキルを会得し配下を増や//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全519部分)
- 24202 user
-
最終掲載日:2018/03/26 18:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全180部分)
- 25650 user
-
最終掲載日:2018/03/17 16:22
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 32251 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全118部分)
- 25057 user
-
最終掲載日:2018/03/05 08:32
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 29962 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全363部分)
- 26004 user
-
最終掲載日:2018/01/07 20:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全309部分)
- 38802 user
-
最終掲載日:2018/03/24 18:00
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~
※ヤングエースアップ様にてコミカライズがスタート。無料で掲載されています
――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。
回復術士は一人では戦えない。そんな常識//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全125部分)
- 24527 user
-
最終掲載日:2018/03/25 18:29
異世界はスマートフォンとともに。
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全465部分)
- 24046 user
-
最終掲載日:2018/03/23 19:39
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全824部分)
- 26172 user
-
最終掲載日:2017/12/24 00:00
望まぬ不死の冒険者
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全394部分)
- 24018 user
-
最終掲載日:2017/12/25 18:00
村人ですが何か?
飯島竜人は異世界に転生し、リュート=マクレーンとなった。
転生先の肉体の最適職業は村人で、家も普通の農家で普通に貧乏だった。
ゴブリンやらドラゴンやらが闊歩する//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全96部分)
- 23928 user
-
最終掲載日:2017/12/27 00:00
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全128部分)
- 33310 user
-
最終掲載日:2018/03/14 16:38