26日
19時14分
“あなたたちを守ろうとした佐川氏”に、首相「承服できない」
財務省による決裁文書改ざんで、佐川前国税庁長官の証人喚問が27日に行われるのを前に、野党が「あなたたちを守ろうとした佐川氏が証人喚問される」と指摘したことに対して、安倍総理は「承服できない」と反論しました。
「決裁文書は改ざんされ、あなたたちを守ろうとした佐川さんはあした証人喚問です。こういう環境、状況を作った総理と安倍昭恵夫人に責任があると思いますが、総理いかが考えますか」(立憲民主党 福山哲郎 幹事長)
「今、私を守るために佐川長官が答弁をし、証人喚問になったというところについては私は承服できないわけでございまして、私のためになるといって仕事しているわけでは全くないわけでありまして」(安倍首相)
一方、安倍総理は森友学園が開校予定だった小学校の名誉校長に一時、昭恵夫人が就いていたことについて、「今から考えれば引き受けるべきではなかった。反省している」と述べました。また、「書き換え問題が起こっているということについては行政全般の最終的な責任は私にあると再三申し上げている」と強調しました。