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松坂、収穫93球 最短4・4巨人戦へノルマ達成

2018年3月26日 紙面から

先発し5イニング3失点の松坂(中森麻未撮影)=ナゴヤドームで

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 最終ステップも無事に終えた。中日の松坂大輔投手(37)は、オープン戦を締めくくる25日のロッテ戦(ナゴヤドーム)に先発。毎回のようにピンチを迎えながらも5イニングを3失点に抑えた。竜での公式戦デビューは最短で本拠地開幕カードの第2戦、4月4日の巨人戦だが、体の回復具合を見て首脳陣が最終判断する。

 ノルマはクリアした。松坂が5イニングで移籍後最多の93球を投じた。練習試合、オープン戦で最長は3イニング。ロッテ打線につかまったが、何より長いイニングを投げられたことが収穫だった。

 「スッキリ抑えたいと思っていた。できなくて残念だったけど予定通り5イニング、100球前後投げられたことは良かった」

 直球中心に抑えるプラン通りとはいかなかった。「試合前から走っていなかった」。立ち上がりからスライダーなど変化球主体で打ち取る。4回に連打でチャンスを広げられ、1死二、三塁で鈴木に2点適時二塁打、2死二塁でも福浦に左翼線適時打を許した。「もう少し粘れたと思う」。走者を背負ったクイックでの投球では、足より先に腕が動く西武時代からの癖を見抜かれた。4回に修正したが、5度走られ、3盗塁を許した。

 この日は本番を想定し「9番・投手」で出場。NPBでは西武最終年の2006年6月9日・阪神戦(甲子園)以来、12年ぶりとなる打席に立った。久々にバットを握り「予想していたよりもボールが速かった」と苦笑いを浮かべた。

 

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