<目次>
どうも!ユート・クライフ(@chiripama)です。
1〜3月のドラマが続々と終わってしまい、寂しい毎日。なかなかリアルタイムで観れず録画なので、世間と若干タイムラグが出てしまいましたが、備忘録的な意味も含めて感想を書きたいと思いますー!
2018年1月期ドラマの感想
時間がなくて途中で脱落してしまったものもあるので、完走したものだけをピックアップ!
フジ月21『海月姫』
芳根京子さん主演。東村アキコ先生の漫画原作をドラマ化した作品です。
「女の子は誰だってお姫様になれる」がテーマで、クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの “クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知り、新しい自分、新しい生き方を見つけていく姿を、ギャグを交えて描く、新感覚の“シンデレラ・コメディー(公式サイトより)
だーりおこと内田理央さんや、松井玲奈さんなど普段可愛い人たちが「オタク」として登場するのが見所です。
原作も読んでいたんですが、「オタクの彼女たちがお姫様になる」シーンがあって、それをどうしても観たい!と思い1話から観続けてました。
進行もほぼ原作通り、かつ実写ゆえに原作以上に美しいシーンがたくさんあって、話を知っている身からしても想像以上に楽しめました!
特に、女装家役の瀬戸康史さんが本当に可愛かった・・・!後半からは瀬戸康史を観るためだけに観てたといっても過言ではない。
その他、オタクたちの成長や、主人公たちの三角関係もありますが、全編通してコメディタッチで、気軽に観れるのも魅力の一つですね。明日も頑張ろうと思えるドラマでした。
日テレ水22『anone』
広瀬すずさん主演。『Woman』や『Mother』、最近だと『カルテット』でおなじみの坂元裕二さん脚本の作品です。
全てを失ってしまった少女は、 それでも生きようと思った。 でも、生きる術を知らなかった。 そして、ある老齢の女との運命的な出会い それはある事件がきっかけだった―― このドラマは、生きることの意味とは? 人が生きる上でほんとうに大切なものはなにか? を人々に問いかけ、真実の人間愛を見つけていく物語です。(公式サイトより)
あらすじを今読んでも、これだけだと何の話か全くわかりませんね・・・まさに「坂元節」全開です!そして、最終回を観てもやっぱりわからない。笑
でも、1シーン1シーンの何気ない会話に深みがあって面白い。そこが坂元ドラマの魅力だと思います。ラストでセミパジャマが出てきたときはビビりました。
僕なりの解釈としては・・・「偽モノ」は「本モノ」を凌駕することができないが、家族や人間関係においては、(それがたとえ偽りであっても)愛があれば本物以上の「偽モノ」になると。そういうテーマだったんじゃないでしょうか。
それぞれがそれぞれを想い、行動する様は観ていて清々しいものがありました。心にスッと入ってくるドラマだったと思います。
フジ木22『隣の家族は青く見える』
はい、個人的にはこれが今期No.1でした!深キョン&松山ケンイチさん主演。脚本は『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』の中谷まゆみさん。
「深キョンの作品は必ず観る」という謎ルールと、中谷さんの脚本が好きだったので観始めた本作品。
主人公の五十嵐奈々(いがらし・なな、35)は、スキューバダイビングのインストラクターをしている活発な妻。奈々の夫で中堅玩具メーカーに勤める五十嵐大器(いがらし・だいき、32)は、心優しいけどちょっと頼りない夫。そんな彼らは、小さなアパートで住宅購入のための資金を貯めながらふたりきりの生活を楽しんでいましたが、“コーポラティブハウス”を購入したことをきっかけに、大器の母が心待ちにしていた子作りをスタートします。ところが、そう簡単には子どもは授からず…。ふたりは子どもを作ることがどんなに大変なことなのかを痛感しつつも、妊活に立ち向かっていきます。(公式サイトより)
本作では四つの家族が登場するんですが、それぞれが現代ならではの問題に立ち向かっています。
- 妊活に立ち向かう主人公夫婦
- 前妻との子供を引き取った事実婚カップル
- 人に隠して付き合うゲイカップル
- 無職のパパ、見栄を気にするママと2人の子供の家族
「多様性」が叫ばれているこのご時世。「色々な生き方があっていいんだ」というのを改めて気づかせてくれる作品です。
妊活のエピソードは自分の息子が最近生まれたということもあって、毎回涙なしでは観れませんでした。
特に、深キョンの演技。これまで「演技上手い」という印象はあまりなかったんですが、今作品においてはピカイチな演技だったと思います。なかなか子供を授かることができないもどかしさを見事に表現されていました。毎回、良いタイミングで流れるミスチルの主題歌も最高!
確か7話くらいなんですが、なんとなく最終回のオチに気づいてしまって、涙が止まらなくなってしまったことがあります(嫁にも引かれる始末)。
しかし!ラストはまさかの想像してたのと違うオチ・・・!(ネットの反応を観ても賛否両論っぽい)
僕も驚きと混乱で、最終回はあまり泣けなかったのですが・・・そのあとベットに入りながら、この作品の「多様な生き方」というテーマ軸にもう一度エピソードを思い出した時に、ドラマが描きたかったことがだんだん分かってきて、その瞬間に涙がボロボロ出てきました。(こんな時間差で泣いたこともなかったので、貴重な経験でした・・・)今考えると、このラストこそ最適解だったんじゃないかと思います。
改めて、子供を授かった奇跡に感謝したいと思います。そのきっかけを与えてくれた作品です!
TBS金22『アンナチュラル』
石原さとみさん主演。『逃げ恥』でおなじみの野木亜紀子さん脚本の作品です。相当話題になってましたし、世間の注目度も高い作品でしたね。
主人公・ミコトの職業は、死因究明のスペシャリストである解剖医。 彼女が許せないことは、「不自然な死(アンナチュラル・デス)」を放置すること。不自然な死の裏側には、必ず突き止めるべき真実がある。偽装殺人・医療ミス・未知の症例…。しかし日本においては、不自然死のほとんどは解剖されることなく荼毘に付されている。その現実に、彼女は個性豊かなメンバーと共に立ち向かうことになる。(公式サイトより)
乃木さんの作品は『掟上今日子の備忘録』で初めて知って、その頃は主役のガッキー目当てで観始めたものの、脚本の完成度の高さに、自分から「脚本家だれ?」と調べてしまったほど。
『逃げ恥』も面白かったですが、今回の脚本は圧巻でしたね!一瞬でも「この人って、原作モノばっかりだったから、オリジナルストーリーって大丈夫かな」と思った自分を恥じたいです。
テーマは「法医学」。法医学って全然話が広がるイメージもないんですが、閉鎖空間に閉じ込められる話や、仮想通貨や、いじめ問題や、カーチェイス、連続殺人など。こんなに多種多様なエピソードが展開されるとは思ってなかったです。しかも、全てのエピソードが伏線としてちゃんと繋がっている。最後の方の怒涛の展開には震えっぱなしです。
それと、やっぱり米津玄師さんによる主題歌「Lemon」も素敵でしたね。歌詞の内容がストーリーと絶妙にマッチしていて、この主題歌が流れるたびに涙してしまいまいた・・・。
テレ東金24『オーマイジャンプ!』
ジャンプ50周年の連動企画です。伊藤淳史さん主演。
物語は、主人公・月山浩史が、とある“秘密クラブ”と出会うところから始まります。そこは「週刊少年ジャンプ」を好きな人達が集まる場所。ジャンプの名作マンガ、人気エピソード、お気に入りのキャラクターなどを大人たちが語り合うその秘密クラブで、悩みや葛藤を抱えながら生きる人達の人生に触れ、主人公も少しずつ影響されながら変わっていく…。やがて、ヒーローに憧れていた主人公の月山は覚醒し、さらに、他のメンバーも覚醒しはじめ、ついには地球規模の災いに巻き込まれる?!(公式サイトより)
企画自体は面白かったんですが、「ジャンプを知らない人にとっては、置いてきぼり」&「ジャンプ好きには物足りない」という中途半端な内容になってしまったような気がします。どちらかに振った方がよかったんじゃないかと。
随所で語られた「ジャンプ作家陣と編集者の苦労エピソード」はよかったんですけどね・・・。ドラマではなく、ドキュメンタリーとして番組を成立させた方がよかったかも?
最後に登場した「電影少女」アイ役の西野七瀬さんが可愛かった・・・プライムビデオで一気観しようかしら・・・
TBS日21『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』
大人気作品のシーズン2!松潤主演の弁護士ドラマです。
本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンターテインメントドラマ。タイトルの「99.9」は、日本の刑事事件における裁判有罪率を示している。しかし、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で“事実"に辿り着いたことにはならない。 本ドラマは、最後の0.1%まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描いた物語である。(公式サイトより)
深キョンと同じく「香川照之さんが出てたら絶対観るルール」を発動し観てましたが、シーズン2はギャグ&パロディが過ぎてました!面白かった!上記の真面目なあらすじさえ、ギャグに見えてきます。くだらない親父ギャグも含めて、面白い。
それに、プロレス好きとしては結構コアな「新日本プロレス」ネタもふんだんに散りばめられていて、まさに「俺得」なドラマだったと言えます。
ストーリーの軸もしっかりしていました。シーズン2は「弁護士」「検察官」「裁判官」のバランスの中で、「検察官」と「裁判官」の癒着についても触れられてましたね。その中で「弁護士」がどう立ち向かっていくか。そこも見所でした。
そんで、やっぱり香川照之さんの演技が素晴らしかったです。
おまけ:THE WALKING DEAD シーズン8後半
まだ終わってはないですが、この作品もほぼリアルタイムで追っています。
言わずと知れたゾンビパニック&ヒューマンドラマ。でも、最近はかつての勢いはなく、ストーリーが進まない印象・・・。登場人物が増え過ぎてしまったせいもあるかもしれませんが、もう少し一人一人の心情を深掘りしてほしいなぁと思ってます。
以上、2018年1月期ドラマの感想でした!
2018年4月期ドラマへの期待!
息子の保育園も始まり、今以上に観れる時間も少なくなってしまう気もしますが、少なくともこれは観たい!と思っているドラマを紹介します。
フジ月21時『コンフィデンスマンJP』
長澤まさみさん主演。そして『リーガルハイ』や『デート』でおなじみに古沢良太さんが脚本。これは、面白くない訳がないでしょう!タイトルから全くストーリーの予測がつきません!
テレ東月22時『ヘッドハンター』
「ドラマBiz」というテレ東の新枠での放送第一弾と。「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」的なノリをドラマでやるっていうことでしょうか。池井戸先生の功績で「企業ドラマ」が流行っている今だからこそ実現した企画なのかもしれません。とりあえず期待です!
TBS火22時『花のち晴れ~花男 Next Season~』
大ヒットドラマ『花より男子』の正統続編とのこと。原作未読なので、どこがどう続編になっているのかも含めて楽しみ!
日テレ水22時『正義のセ』
hulu枠ですね。吉高由里子さん主演の「女性がんばる系ドラマ」だと予感します。同枠の『花咲舞が黙ってない』が面白かったこともあり、一応観てみようかなと。
日TBS21時『ブラックペアン』
この枠のドラマは当たりが多いので、原作未読ですが視聴決定です!二宮和也さん主演の医療系ドラマですね。主人公は「ダークヒーロー」的存在らしい。ブラックジャックみたいなストーリーなのかしら。
朝ドラ『半分、青い』
『わろてんか』は途中離脱してしまったので、この作品は完走したい・・・!永野芽郁ちゃん可愛いので期待です!
海外ドラマももちろん面白いですが、最近の日本のドラマも負けないくらい面白いと思ってます!また、三ヶ月後にそれぞれの作品の感想を書けたらなぁと。
それでは、今日はこの辺で!
本日のおじさんのにがおえ(from Instagram)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。このブログでは、これからも自分の好きなエンタメを紹介していく予定です。
例えば漫画の話や
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育児日記も。
こんな感じで、気ままに書いてます。これからもぜひぜひよろしくお願いしますー。