前回記事からいつのまにか勝手に、「姪っ子ちゃん三部作」というシリーズがはじまっております。今回はその2回目です。
↓1回目
前回記事で4歳にして魔性を発揮(苦笑)してた姪っ子ちゃんですが、成長して小学校高学年になると、これがなかなかの読書家に育ちました。
「誰に似たんだろうねー」
「ひとりしかおらん(´・_・`)」
そうなんです。
うちの家族で、もともとは読書クラスタは私ひとりだったのです。
子どもの頃から「なにが面白いんだろうねー」と迫害をうけながら本を読みまくっておりました。なにが面白いってこんな面白いことなぜあんたたちはやらないんだ。みたいなことを疑問に思うこともなくまあ本読まない人は読まないんだよ、とスルーしてきたわけでございます。
相方さんの家族にも読書クラスタはおりませんで肩身の狭い思いをして参りましたが、私としてはようやく家族内に理解者ができたということで喜んで姪っ子ちゃんに本をプレゼントしたりしていました。
まったく読書家ではない母親である妹ですがなんとなく誇らしいらしく、私にこういうのです。
「この子ね!すごいとよ!本を読んでるとね!登場人物たちの声が、空から聞こえてくるんだってよ!天から、降ってくるんだって!この子もしかして!天才?(≧∀≦)」
?
?
?
?(´・_・`)
いや、ちょっとまて。妹よ落ち着こう。
「別に天から降ってきたりはしないけど、本読んでるときに登場人物の声が聞こえるのって、普通じゃね?」
これが爆弾発言となりました。莫山先生の莫山発言です。
「ええええええええええ!((((;゚Д゚))))))」
と、妹だけでなくその場に集まっていた家族全員が驚きの表情で見ました。なんだなんだ!こっちが驚くわ!
「えっ!それって普通なの!(´・_・`)」
「えっ!それって普通だけど!(´・_・`)」
驚天動地の発見です。どうやら、読書嫌いの人たちは本を読んでもいわゆる「脳内再生」がいっさいされないらしいのです。そりゃ本読んでも面白くないに決まってる。そりゃ読書嫌いになるわ。
この話をネットで当時参加してた読書コミュニティに書くとみなさんから驚愕の声がいくつも届きました。そうなんです。読書クラスタからすればコレって想像の斜め上を大きく超える「本が嫌いな理由」であったのです。
姪っ子ちゃんよ、本を読め。どうやら、本を楽しんで読めるというのも、持って生まれた能力らしいぞ。本は今後の君の人生を、何回も助けてくれる。苦しいときも悲しいときも、本が君の行く道を照らしてくれるだろう。姪っ子ちゃんよ、本を読め。
「姪っ子ちゃん三部作」、次回、最終回ご期待ください。
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