韓国が作った平昌オリンピックのポスターから日本が消されていた、日本を貶める陰謀だと騒ぎ立て、訪韓してオリンピックの相互協力を言ってきた舛添都知事に大量の抗議が行ってリコール運動まで始まる、韓国のオリンピックを非難すれば愛国者と認定され、好意的な発言をすれば反日売国に認定するという、踏み絵に使われているだけなのが現実でした。
韓国が北朝鮮の参加を受け入れればそれを理由に北に利用されたと、テレビ出演者たちは非難していました。もしも韓国が断っていれば、緊張関係を高める頑なな態度と非難していたにちがいありません、今の日本のテレビにはどう転んでも韓国のこと悪く言う人間ばかりが、登場する状態になってきています。
その理由はどこにあるのかと言えば、嫌韓派の日本人たちが、テレビ局が放送した時間を細かくチェックして、オリンピックの場合であれば韓国人選手の映像が多ければ、日本人選手が転んだところを何度も放送すれば、君が代が流れる場面をたまたま時間の都合でカットすれば、反日放送局で在日の支配下にあるとして攻撃をしてくるので、テレビ局はすっかり委縮してしまい、とりあえず韓国を悪く言う人間だけを使っていれば、非難の対象から外してもらえるという姿勢になっているわけです。
嫌韓派の日本人は、運営にミスがあれば、ここぞとばかりにまともな運営も出来ない駄目民族だと決めつけて非難して、寒波が来て寒いことまで韓国人の無能さに結び付けて攻撃しています。議論のときに対手にだけ完璧な証明を求めるのと同じで、韓国にだけ完璧な運営を求めて僅かでもミスがあれば、民族性であるとして民族ごと全否定というやり方になっています。
日本選手が負けて審判がたまたま韓国人だったら、わざと日本に不利な判定をしたと騒ぎ立てるが、審判がアメリカ人だとなにも言いません。
地元の人が嫌がることを承知の上で旭日旗を持ち込んでスタンド振り回して、抗議が出たら日本が嫌いで堪らない反日国家だ、向こうが嫌っているのだからつきあってやる必要がないから断交せよと騒ぎ立てる。
2年後に東京で夏季オリンピックがあります、日本人は、日本選手が平昌へ行っていたことを棚に上げて、東京で強姦事件が連発するから韓国人選手は来るなと言い、Japan onlyの垂れ幕を掲げて韓国人選手を排除する、地元だからとこれみよがしに旭日旗を振り回す、韓国選手の動きを逐一チェックして僅かなマナーの違いでも、民族の全体の駄目さ加減として非難する、といった攻撃を嫌韓派の日本人はやるに違いありません。
今の日本人にかかれば、どのような些細なことでも韓国への攻撃材料になるわけで、世界中から人がくねなかで、韓国叩きに熱中しているくなかで嫌韓派日本人の姿が全世界に報道されれば、地球の全人類からの笑いものにされることは間違いなく、日本は、嫌韓派日本人のヘイトとレイシズムをなんとしても止めるか、それができなければオリンピックを中止するしかないところにきていると思います。
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