井出トマト農園が切り開く農業の未来〜データが日本の農業と流通を変える〜

利根川 舞

株式会社井出トマト農園 代表取締役・井出 寿利氏 株式会社井出トマト農園 代表取締役・井出 寿利氏

近年、「IoT」というキーワードへの注目が各所から集まっている。このIoTとはモノのインターネット化を指し、それにより生み出される可能性の大きさは無限大だ。このIoTを活用し、こだわりのトマトを販売している農園がある。それが、湘南でトマトを作り続けている株式会社井出トマト農園だ。
今回、IoTを活用した農業と商品へのこだわり、そしてその運用について代表取締役 井出 寿利氏に話を伺った。

データが農業の未来を変える

まず最初に案内されたのは、トマトが栽培されているビニールハウス隣のスペースだ。ここでは選果やトマトをパッケージ加工する機器が置かれており、その説明を受けている途中で二人の女性に井出氏が呼ばれる。

「今日収穫したものの価格なんですけど…初物ですし、○○円が良いかなと思うんですが、いかがでしょうか?」と、グラフの表示されたモニターを覗きながら、商品の値付けの相談が始まったのだ。

「ここには、過去の収穫量をデータベースに溜めているので、生

記事の続きを読むには、メルマガ会員(無料)が必要です。
登録は簡単、お名前とメールアドレスの登録で、引き続き記事をご覧いただけます。
登録していただいたメールアドレスへ、次回よりご覧いただくためのパスワードをメールにて送付させていただきます。

記者プロフィール

利根川 舞

メディア編集部所属
ロックが好きで週末はライブハウスやフェス会場に出現します。
一番好きなフェスは京都大作戦。

ECを活用した地方創生に注目しています!
ECに関わる素敵なサービス、面白いものを伝えられればと思います。

利根川 舞 の執筆記事

コメント

コメントを書くには、会員登録が必要です。
既に会員の方はログインしてください。
まだ登録をされていない方は、「新規会員登録」より登録を行ってください。

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
 PC表示