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黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~ 作者:迷井豆腐

最終章 黒女神編

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第505話 それっぽい会議

 ―――ケルヴィン邸・食堂

 夢から目覚めた俺は、直ぐさまに屋敷へと帰還した。ツバキ様から転移門使用の許可を得て、ついでに妾も行く! などと言われなどもして、共に屋敷へと帰還したのだ。そして、食堂にて皆を招集する。夢の中でクロメルと約束した、決戦の日取りについて話す為に。

 しかし、しかしだ―――

「美味い、美味過ぎる……! エフィル、また腕を上げたな!」
「お褒めに預かり光栄です、ツバキ様」
「グスタフ様、いい加減に戻って来てください! 一体いつまで国を留守にするおつもりですか!?」
「ええい、その為のビクトールであろうが! 貴様、こんなところにまで押しかけて来おって!」
「ねえねえ、刹那~。あーんさせてよ~。あ~ん」
「「「………」」」
「ちょっと、誤解を招く真似は止めてくださいよ! ほら、刀哉達も目が点になってるし!」
「そうだそうだ! その代わり、おじさんが犠牲になろう! ほらフーちゃん、思う存分あーんして良いよ!」
「……あれはあれで、1つの愛の形なのかしらねん。どう思う、セラちゃん?」
「私ね、これまでを通じて1つ学んだ事があるの。それはね…… 愛は、種族の垣根を越える! 私とケルヴィンが結ばれたんだもの。詰まり性別の壁を越えたって、何ら不思議ではないのよ!」
「まあ! 何て事かしらんっ!」
「の、のうセラよ。種族やら性別やらのその話、ワシへダイレクトにダメージくるから、本気で止めてくれん?」
「あの、ジェラールさん。私なら、その、種族の壁しかありませんし、大丈夫ですよね……? キャッ、言っちゃった!」
「も、もう我慢の限界です…… メルフィーナ様の香り成分が、不足して、グフッ……!」
「コレットちゃん、しっかりして! ケルヴィンお兄ちゃんとリオンちゃんの間に、早く挟まれて!」

 ―――何か、すっごい纏まりがない……! 今現在行われている食堂内の会話の一部を吸い上げただけで、この濃さである。屋敷の食堂、かなり広い筈なのに、今日は長テーブルの椅子が足りないくらいにごった返しているし、何なのこれ?

 大国の王族達はもちろんの事、古今東西の勇者と魔王が勢揃いし、世界最高峰の変態達まで集結している。いや、確かに俺が召集をかけはしたけどさ、こんな直ぐに集まるとは思ってもいなかったよ。精々がマイファミリーに話すつもりの心積もりだったのに、世界会合みたいな面子が揃っちゃったよ。これ、誰が取り仕切るの? え、俺?

「コホンコホン! 皆、今日集まってもらったのは他でもない。決戦の日取りがだな―――」

 ―――ザワザワガヤガヤ! と、俺が話そうにも一向に喧騒が止まる様子がない。当然だ、一癖も二癖も一転してバク宙するような奴らが、この一室に集まってしまったんだ。静かになったら逆に不気味である。

「ねえねえ、ケルにい」
「ん、どうした?」

 もう半分ほど諦めて、服の裾を引っ張りながら俺を呼ぶリオンの声に集中する事にした。今日もリオンは可愛いなぁと、この場の熱気が収まるまで現実逃避開始。うん、それが良い。とても癒される。

「前から思っていたんだけどさ、食堂にあるこの長テーブルって、漫画でよくある敵組織の会議シーンで出てきそうだよね?」
「え? あ、あー…… まあ、確かにありがちかも?」

 バトル系の漫画やらアニメやら映画である、敵側の幹部が一堂に会するシーンの事かな? 如何にもな会議室や集会場に集まって、思わせぶりな台詞を各々が言いながら、読者に対する紹介を兼ねてやるやつ。んでもって、必ずといっていいほど、こんなテーブル囲んでるの。

「……まさか、やってみたいとか?」
「遊び、ここだけのちょっとした遊びでさ! 皆まだ盛り上がってるみたいだし、気分だけでも一度味わってみたくて……」

 どうやらリオンは、以前からそういうのをやってみたかったようだ。これだけの実力者、加えて濃い面子が揃うのは稀な事。これを良い機会だと見て、提案したって感じかな。その気持ちは分からなくもないけど、流石にこの歳でそういうのは―――

「駄目、かな……?」
「―――皆、集まったようだな。これより、定例会議を始める」

 やるしかないでしょ。妹にそんな顔をされたら、それはもうやるしかないでしょ。

「やけに急な召集だったね。何かあったの?」

 当然だけど、リオンはノリノリだ。テーブルに両肘を付いて、キャラの1人はやっていそうな姿勢を作っている。

「今は何かと多忙な時期。用件は早く済ませてほしい」

 俺とリオンの会話に割って入ってきたのは、意外にも雅だった。こいつはさっきまで、刹那達のやり取りを唖然としながら見ていた筈。なのに自然な流れで入ってきているし、トレードマークである魔女帽を深く斜めにして被るその仕草は一体…… 刀哉と奈々が、今度はこっちを見て目を点にしてるぞ。

「ふふっ…… ケルヴィン、その話は本当なの? これから面白くなりそうね」

 何かセラまでもが乗っかってきた。なぜか手にワイングラスを持って、これ見よがしに傾けている。セラの戦闘服はどちらかというと悪役らしい軍服デザインだし、実にそれっぽい。うわ、ちょっと格好良いと思っちゃったじゃないか……! でも、ちょっと待ってくれ。俺、まだ本題に触れてないのに、何が面白くなりそうなの? あとそのグラスの中身、ブドウジュースだよね? 間違ってもワインじゃないよね?

「酷いじゃない、お姉様。世話役のビクトールが倒されたというのに、面白いだなんて」
「ふん、ビクトールがやられたか…… 奴は悪魔四天王の中でも、最も小煩い姑のような男よ」

 セラがごっこ遊びに入ったからか、今度はベルが、そしてセラベルが仲間入りして、次は義父さんが会話に参加し始めた。本場の悪魔なだけあって慣れているのか、それっぽい雰囲気が凄い。で、何で君らまでグラスを掲げているのよ? バアル家は酒が弱い癖に、そういう取り決めでもあるのか? ベルの持つカクテルグラスなんて、シュワシュワの炭酸水にチェリーまで添えてある。 ……おい、ただの炭酸水なんだよな!? 信じて良いんだよな!?

「………」

 ちなみにビクトールは、空気を読んで口を挟まなくなった。完全に空気と化してベルが言い出した設定を頑なに守ろうとしている。手には色紙があり、そこには『ブドウジュースと炭酸水です』という達筆な文字が記されていて――― ああ、できる部下で苦労人って、正にビクトールの事を言うんだろうな……

「ご主人様、一度落ち着きましょう。紅茶をどうぞ」
「あ、ああ、そうだな。ありがとう、皆にも振舞ってくれ」

 それからもこの流れは伝染に伝染を重ね、遂には全員参加型の芝居のような様相を呈する事に。ひょんなところから通じた、全員の意思疎通。折角なので、俺はこれを利用させてもらう事にした。

「―――という訳だ。来週末に東大陸、西大陸、北大陸の中心海域にて、あの白き方舟との決戦を行う」
「フォッフォッフォッ、腕が鳴るのう」
「くくっ、輸送に関しては妾らトラージ航空艦隊に任せてもらおうぞ。船に乗ったら最後、帰る保証のない片道切符ではあるがな」
「いいえ、きっと大丈夫です。我らには神の加護があるのですから、最早それは定められた運命。神に仕える巫女として、私が保証致します」
「何を言っているんだい、コレット? その神様みたいな奴と戦おうとしているんだよ。論理的におかしいと、フーちゃんは思うのだよ。こう、データが足りないし、運命なんて気にせず殺っちゃえば良いんだよ! へへっ!」
「あらん、神様に不満を持ってるのん? ならぁ、私が新たな女神に立候補しようかしらん?」

 持ち前の地位や性格を活かす者がいれば、キャラを作り過ぎて崩壊しかかっている奴もいる。しかしながら、元ネタが会議形式という恩恵もあって、肝心の議題については滞りなく周知する事ができた。結果的にリオンに感謝感謝だ。あと、正直なところ俺自身も少し楽しくなってきている。コミュニケーションの一環だと考えれば、こういった手法もありなのかもしれない。

「ふふっ。楽しいね、リオンちゃん」
「あ、シュトラちゃん! さっきは迫真の演技だったよ。クールな女幹部の姿が垣間見えたもん!」
「えへへ、何だかお城での会議を思い出しちゃって」
「うん、お城? どういう事?」
「秘密だよ~」
「ええっ、教えてよ~」

 こうしてバラバラだった俺達の心は繋がり、一致団結して決戦へと臨む事となった。

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